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和楽器と私@じーも記

#和楽器 #邦楽 #家にはお箏 #お箏のレッスンしている下で寝てた #子どものころの話 #尺八 #今も吹いてます #ご縁があれば #デジタルとアナログ

どうも。前回の記事を読んでくださった方が、「パン屋と売らない本屋あったら行きたい!」と言ってくれて、それは楽しそう!と思ってネットで検索したら、パン屋開店までに思った以上に資格や資金が必要と知って、ちょっとびっくりしちゃった、じーもです。(まあ、もちろんそれぐらい大変とは予想していましたが 笑)もし、実現するなら、パンの種類を3種類くらいに絞れば、普通にするよりは実現しやすいかも、とまたもや淡い期待が出てきてしまいました。(笑) 前置きが長くてごめんなさい。

さて、今日は、和楽器をテーマにお話しします。実は、さら~っと触れているんですが、私、尺八をしていまして。一応、都山流っていう流派の師範なんです。(笑)

和楽器と子どもの私

まずは、私がどういう環境で和楽器と触れてきたかご紹介します。

実は、私の母が、いわゆるお箏の先生でして。…というと、みなさん。着物を着た、おしとやかな女性、想像しませんでした?残念です。私の母はそうではありません。どちらかというと…いや、けっこうパワフルです。(笑) しかもしょっちゅう忘れ物をしたりする、おっちょこちょいさんです。でもその分(?)、かなりアクティブな人でもあります。年をとっても、自分の理想を掲げ、組織を立ち上げたりしてます。夢、描く人なのです。

そんな母ですから、小さいころ、いろんな場所(レッスンをしてる所)へ一緒について行ってました。(連れていかれてた、の方が合ってるかもしれないけど 笑)記憶にあるのは部活の講師に出かけてたことですかね。レッスン中は一人でいることになるんですけど(もちろん近くで)。時々、学校の部活の顧問の先生が一緒に遊んでくれてました。(その節はどうもありがとうございました。)

家でも、お箏のレッスンはありました。立奏台といって、床に直接置くのではなく、座って演奏できるようにするための(お箏をのせる)台があるんです。その下で、よく寝転がってました。しかもレッスン中に。(笑) 今考えると、どれだけ邪魔なのかってことですけど。しかもたまに、練習にもかかわらず寝てましたからね。(笑)

さあ、そんなこんなで、和楽器(お箏)が身近にあったわけですけど。私も、小学校高学年から、実際に始めることになります。それが、尺八です。知り合いの、先生の所へ行くことになりました。当時、野球部だった私は、野球部の友達を一人連れて、一緒に行くことにしたんです。

それから…。

のお話は長くなりそうなので、機会があったら、また話します。(笑)

和楽器と今の私

で、今現在。

まだ、尺八は続けています。どこかに通っているわけではないですけど、たま~に演奏会に出たりしてます。

実はつい先日も、和楽器のミニコンサートや体験会のイベントがありまして。コロナ渦なので、人数限定、予約制、予防対策バッチリ!という中で行ったんですが。

けっこう、聴きに来てくださった方から、好評でして。(ありがとうございます。)和楽器の音色を聞きたいけど、そんな機会がない、という方は多いみたいでした。

もちろん、ネットでは、様々な音源が出ていると思います。でもやっぱり実際の生身で聴くのでは、違いますから。それに、体験もよかったみたいで。尺八はできず、お箏だけだったんですが。楽しんでもらえたようで、よかったです。

そんなこんなで、実は、例のパワフルな母が、定年も過ぎているのに新しい団体を立ち上げようとしていまして。私も、少しお手伝いさせてもらう予定です。そちらの方の話も進めば、こちらに書かせてもらえたら、と思っています。乞うご期待!(笑)

和の音に耳を澄ます

ふと思ったんです。先述した通り、音楽を聴く体験が、みんなの中で減ってきてるんじゃないか、って。

もう少し詳しくいうと、デジタルで聴く機会は増えているけどアナログ(リアル)で聴く機会は減っているんじゃないか、って。もちろんコロナ渦ですから。そうなるのも仕方のないことではあるんですが。でも、日常的に、音楽を聴く、という行為がデジタルの世界で完結してしまっているように思うんです。

正直、デジタル(インターネット経由や機械で聴く)音楽とアナログ(実際の生身で聴く)音楽には、かなり違いがあります。響き具合もちがいますし、身体への響き方も違います。私自身、練習のために録音することがあります。その時に感じるのは、なんだか音が平面になってしまうんです。実際に聞くと、音が立体的なんですけど、なんだか均されるというか…なんだかわかりにくくてすみません。とにかく、デジタルとアナログはちがう、ってことです。

しかも和楽器で奏でる音楽って心地いいじゃないですか。それこそ、ぐっすりと眠れてしまうほどに。(笑) よく、寝てしまうほどつまらない、っていう人もいますけど、私は、日本人の心地よさを引き出すから眠くなるんだ!と思っています。(解釈は個人自由ですから。笑)

だから、和楽器で奏でる音楽や、実際に触れられる機会が少しでも増えればなあ~と思っています。

最後に。

さて、今日は和楽器のことを中心に、と見せかけて結局自分の話をしてしまいました。(笑) もしかすると、読んでくださっているみなさんの前で演奏する機会が来る…かもしれないので、そのときは、温かい目で見守ってくださいね。(笑)

以上。今日もありがとうございました。よければまたお会いしましょう。では。

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