何者でもない 自分はちっぽけだった

                 


いつからだろう

        

自分は何者かになれる

これまでの経験はそのためにあった

        


この沢山の想いが

私は何者か。を印してくれる

        


いつのころか


そんな夢を希望を抱くようになった



とても高見を目指していた


        


何故だろう



過去に何も成したことはない


死に物狂いで

頑張って手に入れたことなど何もない

        


必死になって
勝ち取った夢も資格も地位も名誉も

ない



なのに

いつの間にか


何者かになる人だ。こんなもんじゃない。

そんな感覚のプライドが大きくなり



その

何者かになろうとした


でも

その一歩すら出なかったとき




ひたすら

自分を責めた


期待が大きすぎたのか

        

失望が大きかった

        


心の内で


過去の自分

理想の自分

周りの成功者


        

比較しては


無意識的にも意識的にも


        


ずっと責めてた


許せてなかった


        


でも


果たしてそれは本当だろうか


        


私に何者かになる必要はあったのだろうか

        


そもそも
そんな器を供えていたのか


        


        


世の中の成功者は


幼少期に壮絶な体験をしたとか

        

死に物狂いで借金◯千万を返した

        

とか

親に認めて貰うために
必死に頑張って有名大学に入った


とか




        

そもそも
既に何かを成し得、そのときの逆境に
さら立ち向かっていった人達が多いように思う

        


私にはそんな体験も経験もない

        


ちっぽけな

        


普通に働くので精一杯な

生きるのへたくそな

        


ただのちっぽけな
存在だ


        



そんな自分が

何者かになろうと思い込み

        


そうあれなかった

自分を責め



プレッシャーを課し

出来ない自分をののしり

責めるなんて


一人で勝手にからまわりして

        

そんなの


何者でもない自分が可哀想だ

        


鏡に映る自分は


アクセルとブレーキを一緒に踏み続け

        

疲れ、自分にわかって貰えず

        

孤独な目をしているように思えた




        

何者かにならなくてもいい


ただ


日常を

        


何気ない日々の

        


穏やかな幸せを

        


自然体で





そのままで

感じるだけでいいんだと



        


安心させてあげたい


無理強いしてごめん


        

追い込んでごめん

        


窮屈な想いさせてごめん



        

私には
私のペースですすみたい

生き方があるはず




今はただ風を感じたい





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