大麻薬局?

先日カナビス銘柄のまとめを公開したばかりですが、早速抜けているカテゴリーに気づきました。Cannabis Dispensaryと呼ばれる企業群です。カナビス銘柄についてしらべている際に見つけた記事で、「大麻薬局」というなんともおそろいしい響きの言葉に出会い、調べてみたところ医療用や娯楽用の大麻を販売する店舗のことでした。米国ではコロナウィルスのパンデミック下においても薬局の営業は許可されているようで、関連銘柄の株価も順調に伸びているようです。

主な関連銘柄としては以下となります。
プラネット13 https://www.planet13lasvegas.com/
トゥルーリーブ・カナビス https://www.trulieve.com/ 
アルカナ https://www.alcanna.com/

プラネット13はラスベガスがあるネヴァダ州に本拠地を置く企業で、ラスヴェガスに同社曰く「The largest cannabis superstore and entertainment complex on planet earth」なスーパーストアを運営しています。後述の二社と比較するとラスヴェガス発ということもあり、エンタメにふっている点が特徴です。観光名所にもなっているようです。また、2021年にはカリフォルニアにもスーパーストアをオープン予定とのことで、かなり勢いを感じます。そのほかにネヴァダ州内に多数の中規模の販売店を運営しています。

トゥルーリーブ・カナビスは、フロリダに拠点を置く企業で、同州内に78の店舗を構え、全米では83店舗運営しています。こちらはプラネット13とは打って変わり、いわゆる薬局感を押し出しており、ウェブなどのイメージもナチュラル・オーガニックというイメージが強い印象を受けました。

最後にアルカナについてですが、こちらはカナダのアルコール関係のリテーラーということで要は酒屋でしょうか。その子会社であるNOVA CANNABIS社がカナビスのリテールを行っています。IR資料によるとOnly Canadian cannabis retailer focused on the value conscious consumer base, a segment representing ~70% of total volumeとのことで、低価格帯の商品を中心にボリュームマーケットを狙う戦略のようです。確かにリテール戦略としてはごくありふれたものですが、カナビスビジネスの世界にもこういった考えがあるというのは、今更ながら新鮮です。カナビス商品については今後さらに深堀をしていく予定です。


参考にした記事

https://www.investopedia.com/investing/top-marijuana-stocks/https://www.investopedia.com/investing/top-marijuana-stocks/
https://www.planet13holdings.com/wp-content/uploads/2021/03/Planet13-March2021.pdf
https://novacannabis.ca/events-and-presentations/default.aspxhttps://www.motleyfool.co.jp/archives/12817

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