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ブラジルリーグの概要

週に10試合強🇧🇷サッカーを視聴しつつも
各チームのSNSやYouTube、スポーツ番組を通してオッズには反映されにくいチームの情勢を含めて色々書いていこうと思います。
順位毎にチームの内情と特徴について記載
※情報はその都度更新していきます。内容も変えるかもしれません。(え)

はじめに

先ずブラジルの1部リーグは20チームによるH&A形式で開催は4月から12月までの計39節
🇧🇷リーグの特徴として
・プレシーズンに州選手権がある
・前年に好成績だったチームはリベルタドーレス、コパ・スダメリカーナの出場権が与えられる為過密日程になりがち
・ダービー戦が引き金になって解任騒動に発展する事が多い➕スコアレスドローはほぼ無く両チーム得点並びにカードがよく出る
・前年好成績だった中堅チームは来シーズン大抵降格争いに巻き込まれる
例:一昨年好成績を残したフォルタレザはリーグ前半全く勝てずに降格危機に。今年はアメリカ・ミネイロがその被害に。

ベットする上では
・カップ戦が残っているチームの直前の試合は事ベットは避ける
ボタフォゴ、フラメンゴ、パルメイラス、ゴイアスEC、レッドブル・CAブラガンチーノ、アメリカ・ミネイロ、サンパウロ、コリンチャンス、アトレチコ・ミネイロ、フォルタレザ、インテルナシオナル、アトレチコ・ミネイロ
これら全てのチームはコパ・ド・ブラジルの準決勝に残っているチーム、コパ・スダメリカーナ若しくはリベルタドーレスのベスト16に入っているチームですので中3日程度の過密日程でリーグ戦も行っているため注意が必要。
半分以上のチームがこういったカップ戦と並行してリーグ戦を行うため後述しますが選手層が薄いアメリカ・ミネイロやフォルタレザ、ゴイアスECは替えのきかない選手は出突っ張りのままターンオーバーをしたりするのでカップ戦の後にアウェイのリーグ戦なんかが入ってるともろ2軍出したりします😇

FootyScoreより引用
ロスタイムが多いので終盤の得点が増えがちな傾向あり

単純なデータだけですが、カードが多い傾向にあるのは、ロスタイムが長く取られる傾向にある事から南米選手特有の遅延行為、主審への暴言などで警告を受ける事もあるのでそういった影響もあると思われます。

補足
4-5月に国内で八百長問題が取り沙汰されたこともありカード数は毎節4,5枚が当たり前だったものの選手への処分や調査委員会の発足等で疑惑のあったチームのカードは減少傾向にあります。サントス、クリチバ、アトレチコ・パラナエンセ他。


ボタフォゴ

現在首位のボタフォゴ。
昨季までは2部にいた古豪です。
ただ、JohnTextorおじさんに買収されてからは豊富な資金力で欧州の各リーグ(主に中欧東欧ロシアなどのメインから離れたとこ)から🇧🇷人プレイヤーを適材適所で獲得。
※クリスタル・パレス、リヨンの経営権も持ってますが、ボタフォゴお気に入りらしくてよくスタジアムで見にきてます。

多分ブラジルの可愛いお姉ちゃん目当てっていう説

スタッツ特徴

今季だけで言えば国内リーグでは圧倒的に失点数が少ないです。
またクリーンシートも多く今のところですが
17試合中10試合がクリーンシート。
カード数はボタフォゴ自体は2.5枚/試合で対戦相手の平均も同じく2.5枚/試合で特別多い数字ではありません。
特筆すべきはダービーになるとやはりカードが増えるとこ。平均で(3試合のみですが)7.3枚/試合ほどカードを貰う計算になります。
コレはボタフォゴの試合ごとの総得点も同じで、通常の試合だとボタフォゴの平均得点1.8に対してダービーは3、対戦相手との合算の平均でも通常の2.4に比べ2.8と若干増えます。
総じてフルミネンセ、CRヴァスコ・ダ・ガマ、フラメンゴとの対戦の時はカード、総得点が増える傾向にあるということがポイント。
では、コーナーキックはどうかと言うとサイドから攻撃したりすると言うよりかは前線のチキーニョへの裏抜けのパスなどでゴールを奪うことが多いからかさほど多くはなく、ホームでは4.7本/試合,アウェイでは3.2本/試合の通常の平均に比べダービーでは3.3本/試合となっておりあまり旨みは無さそう。

注目選手

ソアレスチキーニョが間違いなくボタフォゴの中心選手です。7年前まではブラジルのノンプロリーグでプレイしていた彼もポルトガルリーグへの移籍で一気に知名度が上がりその後フラフラしてた所をボタフォゴが獲得した形。
ボタフォゴ全得点の32点のうち13得点を挙げている彼は去年オリンピアコスより加入。32歳ではありますが、ほぼスタメン固定の生粋のストライカーで2試合に1回のペースでリーグではゴールを決めてます。また、激しい競り合いやDFとの駆け引きも多いことからカードもそれなりに貰うタイプの選手で3-4試合に1回は貰います。あまりカードベットは旨みないかも。
ただ、ゴール数もそうですがボールが彼に集まる回数が多いので1試合あたりの平均シュート数が3.2回なのはシュート数オーバーに組み込めるかも。ブラジルに久しぶりに戻ってきた彼は年齢はベテランの域に入りましたが代表入りも噂されているので今後にさらに期待したいです🙃

左足に🦁のタトゥーが入ってるチキーニョ。
ちょび髭が小悪党感あって好きです

まとめ

・ダービーの試合はカードオーバー、総得点オーバーを狙う
(次節のダービーは8/28のフラメンゴ戦)
・チキーニョのシュートオーバー
・平均得点からボタフォゴのオーバー1.5オーバーは場合によっては狙い目
8/3時点でのデータを元に記載

フラメンゴ

言わずと知れた南米有数のビッグクラブですねここ5年で国内リーグ1回リベルタドーレス2回優勝しているチームで、平均で4万人以上のサポが試合を観戦しグッズ売上もダントツ1位で全国にサポがいる強豪です。

スタッツ特徴

・ダービー(ボタフォゴ、CRヴァスコ・ダ・ガマ、フルミネンセ)の試合は荒れがちな為カードが劇的に増える通常5/試合⇒ダービー7枚/試合
・ダービーではファールで試合が止まり停滞することも少なく無いためコーナー、ゴールは平均値より下がる。
・FWのガブリエルバルボサがスタメンで出てる時はPK獲得とキッカーのガブリエルバルボサの得点チャンス(ホームの時)
・失点数はそれなりなので総得点オーバーの平均値が高い(オーバー2/2.5で1.8倍以上であれば狙っても良いかも)

注目選手

ガブリエルバルボサ
若くしてベンフィカ、インテルへ移籍もブレイクせずに3年前に完全移籍で加入。センターフォワードの動きに加えサントスの下部組織特有のボールコントロールとキラーパスの制度も高い。メンタル面でキレやすくすぐ転びファールを貰う姿勢はネイマール先輩と似てる。
それでも綺麗な形で攻撃というよりも前へ前へ前進するフラメンゴの攻撃は時としてラッキーPKを獲得することも少なくないのでリーグ前半戦はPKだけでゴール数を積上げていた彼はPK野郎と呼ばれてました。

ゴールパフォーマンスはマッチョ💪( ˙꒳​˙💪)ポーズ
最高にダサい

他にもベテランスパゲッティ🍝DFダビドルイスやウルグアイ代表のアラスカエタも居ますがゴールもするしカードもよく貰うガブリエルバルボサがPPするなら1番やりやすい。

まとめ

・ダービーでのカードオーバー
・総得点はフラメンゴのチョンボも含めて前半0点でもオーバー2が狙える
・ガブリエルバルボサはPK野郎なのでよくペナルティエリアで倒れたり文句を言うのでカード狙い目
・アラスカエタが居ないときのフラメンゴは攻撃が機能不全になりやすいので平均値より低いスタッツになる事も。

パルメイラス

こちらも言わずと知れた南米有数のビッグクラブ。近年では若手育成で同じ州のライバル関係にあるサントス、サンパウロよりも良い結果を出している(ガブリエル・ジェズス、エンドリッキその他大勢の若手が欧州に)
ただ、クラブW杯ではまだ1度も優勝した事が無いことから世界チャンピオン童帝として弄られがち。
🇵🇹人監督のアベル・フェレイラ監督の長期政権でブラジルではあまり行われないターンオーバーの積極的な活用や前線からのハイプレスは一定期間成果を出していたがここ数年の過密日程に悩まされており今季は1位ボタフォゴに勝ち点10以上離されており今年の優勝は難しいかもしれない。

数あるインタビューの中でもアベル監督は直情的な性格から結構激しく口論になることもしばしば。
イエロー、退場をよく貰うのも彼。

スタッツ特徴

・ホームでの3年間無敗記録もあったり(最近更新が止まりましたが)ホームでは異常なまでの強さでコーナーは平均9本/試合
・前線からのプレスから素早い攻撃を得意としている為ペナルティエリアに侵入する前にファールで止められる事が多いため相手の方がカードを多く貰うことがほとんど。
・ダービーになると得点が総得点が平均2.7から2.3に下がる。
・パルメイラスの総得点も1.8⇒1.3に

注目選手


ラファエル・ベイガ
フラメンゴのガブリエル・バルボサに続きPK絶対蹴るマン。ただ、PK成功率9割を誇り、ミドルシュートもえげつないの決めてくるので中盤でゲームを作る役割ですがどんどんシュートを打つ子です。国内リーグでは11試合出場して3本/試合 のシュート数平均はかなり高い部類に入ると思われます
前線のロニーも替えが効かない選手ではありますが、ラファエル・ベイガは守備もサボらずやることからパルメイラスの前線プレスが機能するかどうかは彼の存在があるかないかもあるので注目です🙂

髪を染めてない所に好感が持てる選手
良い人そうですがゴールパフォーマンスで相手チームのコーナーフラッグに蹴り入れたりする熱情家😏


まとめ

・パルメイラスより相手チームのカードの方が多くなりがち
・コーナーで優位に立ちやすい為AHハンデマイナスでパルメイラスの選択肢もアリ。
・ファール、カードが多い相手に対してはセットプレーが増えるのでラファエル・ヴェイガのゴールベットも面白い


グレミオ

南部の強豪チーム。最近ではルイス・スアレスの獲得で盛り上がりましたが、ロナウジーニョがデビューしたチームで、NEXTロナウジーニョと言われてハンバーガーにハマって消えていったアンデルソンもココでデビューしてます

魔術師見習いの頃のロナウジーニョ
当時はかなり騒がれたアンデルソン。
ホームシックでマクドにハマっておデブちゃんに🐷
コンディション調整に苦労して消えていきました

スタッツ特徴

・ダービーはインテルナシオナルのみなのであまり参考にはならない。
・1試合あたりのカード平均は上位に位置する高さ⇒オーバー4.5が大体通る。
・コーナーはリーグ平均の10に比べると半分の少なさ。あまり空中戦は好まない傾向
・失点も多いのでクリーンシートはそこまで多くない。平均総得点3は失点の多さに起因

注目選手

ルイス・スアレス
説明するまでもない大スター。
膝の慢性的な痛みを抱えている為中3日が続く🇧🇷リーグのカレンダーに対してはかなり使いどころが限られており、今のところホームの試合やダービー、カップ戦の重要な試合などでの起用が多い。 リーグ戦では13試合で4ゴール3アシストでチームで違いを作る男です。
チキーニョソアレス、ラファエル・ヴェイガと同じくシュート数が多いのも特徴で1試合あたりのシュート数は3.1/試合で大1番ではゴールの匂いがプンプンするのでホームのでっかい試合はゴールベットやシュートベットを勧めたい

今年いっぱいはブラジルに。
メッシとプレイするのは来年以降なだけに
膝が持つかどうか


まとめ

・カード数オーバーのマーケットがオーバー4/4.5あたりなら狙うのもあり。
・コーナーは試合毎にかなり変動するので狙いづらい
・総じて総得点が多くなるのでオーバー2や2.5が1.8-2前後のオッズであるときは狙いたい
・ルイス・スアレスのシュート数オーバーは期待できるが、マルチで組み込んだ方が旨味はありそう。


フルミネンセ

リオ・デ・ジャネイロの4大クラブの1つ。昨年ガンソやカノを擁したフルミネンセは今期優勝の気配を感じさせましたが、ディニス監督就任後に前半戦までは調子が良かったチームも相手に攻略され始め若干停滞気味。

スタッツ特徴

・ダービーでのファールが最高に多い。カードも破格の8枚/試合平均
・フェリペ・メロが高確率でイエローを貰う
・格下相手には逆にコーナーが減る
・試合あたりのカード平均も多くほぼ6枚/試合
・直近6節は得点力が落ちており得点オーバーやMLに行くのは微妙、むしろ触らない方が良い

注目選手

フェリペ・メロ
41歳になったおじいちゃんピットブル。
スピードはほぼ無くなったが闘志は衰えておらずハチャメチャな殺人タックルで相手のやる気を削ぐのに長けている。彼のファールが発端で選手同士の言い合いに発展しイエローチャンスが発生する事が多々あるので彼がでてたらカードオーバー。PPでフェリペ・メロの警告もあり。
※オッズはフェイバリットすぎて1.7-9前後ですが

こんなんが突っ込んで来たら死を覚悟しますね。

ジェルマン・カノ
前年の得点王。38試合26得点だった去年に比べて17節終了時点で5ゴールは少ないものの孤軍奮闘してると言っても過言では無い選手。ただ、年齢の面でフル出場が難しく替えが効かないだけに何も出来ずに終わる試合も多々あり。

去年の輝きほどでは無いがチーム内得点王
今年も頑張ってます


まとめ

・フェリペ・メロがいる時はカードが増える可能性増加
・ダービーはフェリペ・メロがさらに暴れます。カードさらに増える
・監督の指示もありペナルティエリア外からのシュートはあまりしないように指示されてるフルミネンセ、エリア内に侵入する回数が多くなる試合のみコーナーは増える
・6月頃から調子を落としておりMLに行くのは辞めた方が良き。


レッドブル・ブラガンチーノ

元々はCAブラガンチーノという名前で活動していましたがレッドブル・ブラジルが買収しムキムキに(資金面の援助と言うより若手育成やノウハウの提携)レッドブル・ブラガンチーノの特徴としては名門クラブが獲得しないような選手を見つけてくるところと、欧州の戦術を落とし込んでいる為20年のレッドブル参入から中堅以上に食い込む躍進を遂げてます。

スタッツ特徴

・ほぼ毎試合カードを貰うチームで、ホームアウェイ関係なしにカードを貰いがち。
・クリーンシート8回、直近7試合で6試合クリーンシート。開幕当初より守備が良くなっている可能性あり
・他のチームに比べると得点数が少ない

注目選手

エドゥアルド・サッシャ
サントスで価値を上げアトレチコ・ミネイロへ移籍後に評価を下げたベテランFW。2試合に1回程度の得点力ではありますがチーム内得点王で現在6ゴール。重要な試合では決めますしチアゴバルボサとの2トップで9得点は悪くないぶん彼らに偏りすぎなのも否めない。

国外に行かずに国内リーグのみですが
サッシャさん地味に活躍したりします

まとめ

・カードは多いが相手チームより多いという試合はそこまで無い。平均5枚/試合
・コーナーキックはそこまで多くない。リーグ平均よりも3本少ない7本/試合 平均
・カップ戦などで多忙なチーム相手では競り勝つ事もあり。MLは1.9-2.5位まではOK


アトレチコ・パラナエンセ

ブラジル南部のパラナ州にあるチーム。1部で降格争いをしているクリチバ、かつての古豪で4部から降格したパラナとライバル関係にあります。元浦和レッズのワシントンがいた所でも有名。サポはほぼ白人で所謂上流階級のチームでチケットも他のチームに比べると高めで少し異質なチーム。

スタッツ特徴


・コーナー数は上位チームの中で少ない4.6本/試合  平均。
・対戦相手よりも平均的にカードを貰いやすいアトレティコ・パラナエンセ3.2対戦相手2.6
・得点失点ともに少ない部類に入る。平均1.3点/試合 1.1失点/試合

注目選手

ヴィトール・ロッキ
バルサ加入が決定してる期待のストライカー、ドリブル突破を持ち味にグイグイ相手のPA内に侵入していくのでファールを貰いがち。中盤を経験のある選手で固めているだけにのびのびプレー出来ている今シーズンは、ゴール量産を期待したいところ。8/5現在8ゴール3アシスト

何かとゴールパフォーマンスで舌ベロ出しがち。

まとめ

・カードMLは高確率でアトレティコ・パラナエンセに分がある。※他のカードよく貰うチームとの対戦ではオーバーのが無難

・得点にムラがある為8,9月のカップ戦等で戦力が拮抗しやすい試合は注意が必要
・コーナーキックは少ないので相手チームのコーナーMLに行くのもあり。


サンパウロ

世界選手権優勝含めて燦然たる輝かしい成績を持つサンパウロFCですが直近10年は低迷しており降格はせずとも優勝争いを演じるまでは至っておらず、2021年の国内リーグ優勝からはパルメイラス、CRフラメンゴ、アトレティコ・ミネイロなどの影に隠れてしまってるチームのひとつ。
以前所属していた選手も錚々たる面々で大空翼、カカ、ラフィーニャ、ミリトン、ルーカス・モウラ、カゼミーロ、アントニーetc..
アントニーのマンU移籍で現ナマを大量獲得したサンパウロは今期大掛かりな補強を敢行したので後半戦巻き返しが期待されてます。

スタッツ特徴

・監督交代後からコーナーが軒並み増え2桁以上の試合が3試合。ホームでは6.2本/試合
・ダービーはサンパウロの平均得点、カードが、が上がる。(点の取り合いになることが多く両チーム得点の確率が高い)

注目選手


ハメス・ロドリゲス

個人的にはやれんのか?という気持ちが大きいですが
久しぶりのビッグネーム。頑張って欲しい

バイエルン・ミュンヘンでの元同僚で現サンパウロFCキャプテンのラフィーニャの誘いを受け入団、甘いマスクとスペイン語訛りのポルトガル語でサポから圧倒的に期待される。
自身の絶頂期がブラジルW杯だったのもあるようにある意味ブラジルでの相性は良さそうなので期待大。ゴールはともかくプレースキックは任されそう。

ルーカス・モウラ

本人はいつかサンパウロに戻って来たかったらしいですが遂に奥様へのサポのDM攻撃が功を奏したのか(ルーカスをサンパウロに、お願いします、サンパウロに。的なDM)奥様のインスタから行ってヨシが貰えたルーカス。晴れて古巣に10年ぶりに帰還しました。先日のトレーニングではかなり動けていたとのことなので中盤のクリエイティブが足りなかったサンパウロはハメス、ルーカス・モウラを加えてかなりパワーアップする、はず。

サンパウロ最後の試合で泣きながら全力疾走した日から
10年。ようやく戻ってきました

まとめ

・コーナーが監督交代後から増えたサンパウロ。コーナーMLは割と美味しい。
・ダービーではカード、ゴール数共に増加傾向。BTTS,カードオーバーを狙う


クイアバ


3年連続降格候補と言われながらも、20-21,21-22はギリギリで競り勝ち残留。残留においてはとっても上手で7-9月の強豪チームがカップ戦などで疲弊してターンオーバーする試合を落とさないので今期はまさかの中堅の位置に。控え選手の躍動含めてかなり厄介なチームに変貌してます。

スタッツ特徴

・8/7現在6試合負け無し内5勝(平均より高い得点率)
・本来はカード数がトータルで6枚弱の平均だが直近の試合では勝ち試合が増えたことでファールを受ける状況が増え相手チームの方がカードを多く貰う試合も。
・FWのディビソンは8得点でダントツチームの得点王。

注目選手

ディビソン

元パルメイラスでリベルタドーレス決勝での決勝ゴールなど強豪相手でのゴールが目立つ選手。ベテランの域ではあるが、舐めた言動闘志が多くあおるのが上手いプレイヤー。 エンタメ枠みたいな選手ですが得点力はあり中身は本当はいい人だったりする。

問題児だけどやる時はやる男

イシドロ・ピッタ
通称「ヴァルハラ」パラグアイ出身でジュベントゥージから去年加入したアタッカーは見た目バイキングぽいということからヴァイキングやらヴァルハラやら言われてます。ゴールはまだ1ゴールで決して及第点には届かないもののディビソンの潰れ役になったりするので結構大事な役回り。今のところは得点出来ていないけどそろそろ得点増やしていきそうな気がします。何よりディビソンのマークがいっそう厳しくなるはずなので🙃

イカつい顔でハートマーク作る男


まとめ

・直近のクイアバの調子の良さは相手のターンオーバーなどの影響もあるがそれでも注意が必要
・ディビソンのゴールマーケットは50%ぐらいの的中率。確実性はないけどターンオーバー相手なら狙える。
・カードが以前までクイアバMLにフェイバリットが行きがちだったが直近はそこまで多くない。


クルゼイロ


帰ってきた強豪チーム。投資家を引連れて怪物ロナウドがオーナーに就任したクルゼイロは2部で圧倒的な数字を残し1部に返り咲きました。連敗はせずコンスタントに連勝を重ねたりしたおかげで中位に居ますが、正直あまり話題には登らない状態。降格圏でもない為今年は残留出来たら上出来なだけに相手によってはベットしづらいチームの一つ。

スタッツ特徴

・ホームでのコーナーキック平均はダントツの1位(9本/試合)
・平均得点数の低さはワースト。1点差ゲームが多い。
・相手の方が多めにカードを貰う傾向あり。(相手3.6枚/試合 クルゼイロ2.7枚/試合)

注目選手

ウェズレイ
パルメイラスから加入したアタッカー。24歳とまだ若く得点力不足に喘ぐチームにとっては今後期待できる選手。現状4得点はチーム内得点王でドリブル突破が好きな選手。1試合辺りのシュート数はさほど多くなく1.9本が平均、後半戦の巻き返しには欠かせない存在になる予感

パルメイラスから大枚叩いて獲得してるので
活躍しないと実は困る

まとめ

・ホームの試合ではコーナーキックが伸びる傾向があるのでコーナーオーバー狙い目の可能性あり。MLでも🙆‍♀️
・カードMLは高確率で相手が勝つ可能性あり。1試合平均6.4枚のカード数自体が多いのでオーバーでも良さそう。
・1点差のゲームやそもそも点がなかなか入らないチームなのでMLは避ける


フォルタレザ

昨今躍進著しい北東部の新たな盟主。
清水エスパルスに1年だけ居たピカチューの所属クラブとしても有名。去年は躍進の影で過密日程から前半戦は降格圏争いに巻き込まれていたが後半に全チームで1番の成績でV字回復しカップ戦出場権内に滑り込み。今年は危なげなく中堅に位置してる。

スタッツ特徴

・全てが中堅らしい平均的な数字
・ブラジルチーム特有のホームではコーナーが増える傾向あり。ホーム6.8本,アウェイ3.2本
・得点失点共に少ない為下位相手以外のMLは接戦になりやすい。
・カップ戦に残っていないので過密日程の相手との試合は狙い目(CRフラメンゴ、パルメイラス、サンパウロ、コリンチャンス、etc.)

注目選手

ヤーゴ・ピカチュウ

清水エスパルスに移籍した後に古巣へレンタル移籍という離れ業で戻ってきたチームの大黒柱。32歳になったベテランはチーム内得点王の4点をマークしており今期も彼を中心にチームがまとまりを見せている。スピードは以前より衰えはしたもののタイミングの良い飛び出しと果敢なサイド突破は色褪せておらずまだまだ活躍出来そう。サポーターからの人気も絶大なだけに彼が出てる時のホームの試合は注目。

清水にいた頃とはうってかわって
古巣で絶好調

まとめ

・良くも悪くも平均的なチーム。
・カードオーバー4ぐらいが無難だがマーケットの大凡が4.5オーバーぐらいなので狙いづらいかも。
・ホームでのコーナーMLが1番狙い目


インテルナシオナル

開幕からライバルのグレミオと比較した時に見劣りがすることもありスタートダッシュに出遅れ、ルイス・スアレスを獲得したグレミオに対して夏の移籍でトルコからエネル・バレンシアを獲得した。絶対的なストライカーがハマればここから巻き返しも充分可能。

スタッツ特徴

・平均得点数は1点を下回っている。アンダー優等生
・コーナーもかなり平均値より低く相手よりも地上戦を好むことからファールが多い。
・得点よりも失点の割合の方が多いため両チーム得点の傾向多め

注目選手

エネル・バレンシア
言わずと知れたエクアドルが誇る最強アタッカー。リベルタドーレスでは初出場初ゴールを記録し、リーグ戦での初ゴールも期待されております。※18節の対コリンチャンス戦で同チームのルイス・アドリアーノと激しい口論になったバレンシア。少し心配。

スタメンじゃない所に本調子からは
遠い感じが見受けられます

まとめ

・得点が極端に少ないチーム。フェイバリットでも両チーム得点の方が無難
・7月から勝ちが無い割と泥沼に入ってるチーム状態(8/8現在)


アトレチコ・ミネイロ

ブラジル有数の不動産会社がオーナーを務めるプチ金満クラブでしたが売却の方針が発表されてからは呼応するようにチームの状態も悪化。チームの大黒柱のフッキが孤軍奮闘で時折というか頻繁に見せるスーパーなゴールは圧巻です。

スタッツ特徴

・兎にも角にもカードをよく貰うチーム。フッキさんが率先して貰う
・8試合ぶりに勝利し、上向きになる可能性あり(8/8現在)
・カードは相手含め合計6枚/試合 と多め

注目選手

フッキ
欧州、中国と各地を飛び回っていたフッキも36歳になり2年前より在籍。衰え知らずの彼は直接FK含めて今シーズン7ゴールを記録しており今シーズンのチーム最多ゴール、PKキッカーも務めている為高確率でゴールを決めてくれるのでゴールベットは割と狙いやすい。また開幕当初はキャプテンだったが、あまりにもカードを貰いやすくなる為キャプテンを他に譲っている。※キャプテンを譲ってからは不思議とカードを貰う子が無くなる。

まとめ

・勝ちから遠ざかっていたが本来のチーム力は中堅以上のチーム。次節からMLを狙いたい
・カードオーバーは4.5であれば狙い目。
・フッキのゴールベットはPKキッカーFKキッカーでもあるのでオッズ以上に旨みあり。※今シーズンはPK2ゴール、FKでは2ゴール決めている


コリンチャンス


随一の攻撃力を誇る選手を揃えているコリンチャンスも今シーズンは過密日程からリーグ戦は波に乗れておらず、チームの攻撃の要であるゲデスが中東へと移籍したことで不調のユーリアルベルトの奮起と新加入のロジャスの早期のアジャストが迫られている為まだまだ厳しいシーズンになりそう

スタッツ特徴

・サンパウロ、パルメイラス、サントスとのダービーはカード、得点が軒並み平均値より高くなる傾向あり
・平均コーナーは他チームに比べると圧倒的に少ない為コーナーが多いチームとの対戦では相手のMLがだいぶ有利。
・得点よりも失点の方が多い為クリーンシートの試合が少ない(わずか3試合)

注目選手

レナト・アウグスト
はるか昔にレバークーゼンにいたレナト・アウグスト。2013年にコリンチャンスに移籍後2016年に北京国安に移籍し、2021年に再び戻ってきました。今年35歳の大ベテランはまだまだ活躍しておりコパ・ド・ブラジルの1stレグも逆転のミドルを叩き込むなどスタメンで活躍しており不発気味のアタッカーに変わり攻撃を牽引してます。

実はCRフラメンゴの下部出身。
それでもすっかりコリンチャンスの顔です

マティアス・ロハス
ラシンから夏に獲得したパラグアイ人アタッカー。パラグアイ選手特有の球際への執着心と運動量、縦への推進力とコリンチャンスのセカンドボールは彼一人で全て賄えそうなほどの運動量。まだ移籍したてで出場時間は限られてますがチームへの適応も早くサポーターからの期待も高いのでこれからどんどん活躍する選手筆頭

ラシンで人知れず輝きを放っていたロジャス
コリンチャンスの救世主になれるか


まとめ

・ダービー戦の得点オーバー、カードオーバーを狙う
・両チーム得点は得点力の高い相手には有効
・コーナー少ないので相手チームのコーナーMLは狙い目


サントス

ネイマールを世に送り出してから10年近くが経ちあの時の資金はどこへやら。その後もロドリゴなどを送り出していたり若手選手の育成には定評があるサントスですが、それもパルメイラスに最近は越されており資金もいつの間にか(というより横領している説すらありますが)尽きたのか、財政難が叫ばれている状態に。パルメイラス、サンパウロ、コリンチャンスからは大きく遅れを取り順位も降格圏争いに巻き込まれているのが現状なだけに新しい希望のマルコスレオナルドを始めとした若手による建て直しが急務。

スタッツ特徴

・1試合平均1.5点の失点数はダントツ1位
・オーバー2が通りやすい平均値
・ダービーでは後塵を拝すること多め

注目選手

マルコス・レオナルド
世代別の代表に選ばれておりチーム内では点取り屋としてアンダーのセレソンを束ねる存在。20歳ではまだ荒削りな所はあるものの今シーズンでプロ3シーズン目のマルコスは大事なところで決めてくれるので重宝されてる。17試合7得点2アシストは昨シーズンの11得点3アシストを超える勢いで活躍とは裏腹にチームは厳しい状況なのでめげずに得点を積み重ねて欲しい
ローマ・ラツィオ他セリエAなど欧州からも注目されてるだけに今シーズンがサントスでのラストシーズンになりそう。

サントスの生え抜きの至宝
今年の冬マーケットでの移籍も取り沙汰されてる

まとめ

・守備が酷いので点の取り合いになりやすい。両チーム得点の常連。7/17が両チーム得点
・ダービーなどの試合は更に確率が上がるので両チーム得点は狙い目。
・現在チーム状態と財政難から何人か放出の噂も出ており守備含め連携がさらに乱れる可能性あり


ゴイアスEC

90年代に黄金期を迎えた古豪のチーム。ホームで粘り強く勝ち点を取れるチームとして名高いが昨季好順位だったことが影響しカップ戦の過密日程で選手層の薄さが露呈し降格圏争いに巻き込まれる形に。大掛かりな補強はせずに後半戦の巻き返しにかける。


スタッツ特徴

・圧倒的なファールの多さ故にカードの平均がずば抜けて高い6.5枚/試合
・大敗した試合の影響で平均失点が1.5点台だが7試合/17試合が総得点オーバー2.5
・コーナーは特徴的な所は特にないのでスルーしてもOK

注目選手

マギーニョ・ブルーノメロ

カードがよく出るゴイアスECにおいて阿吽の呼吸で両SBがカードを貰います。右SBマギーニョ、左SBブルーノ・メロ。この2人でそれぞれ累計7枚ずつカードを貰っており、お互いキレやすい➕ディフェンスが雑なので抜かれる前に激しめなファールで止める事が多いためイエローコレクターになりがちな2人。
PPでイエローベットするほどではありませんが彼らがいる限り最低1枚はカウントしてもいいぐらいの確率で警告受けるのでスタメン要チェック。

ラフプレーで目の上切った時のマギーニョ
この顔、やりそうな顔ですよね。

まとめ

・カードオーバーを狙う前にカードMLゴイアス
・総得点オーバー2あたりは狙い目
・MLは事前ベットよりもライブで様子見(ファールで試合をぶち壊す可能性が高いため)


バイーア


70年代に全国チャンピオンに輝いたこともある古豪。シティグループになった事で資金が潤沢になった訳ではありませんが監督などスタッフ間の技術交流などでチームに新しエッセンスが加わり昇格して再び1部に戻ってきました。


スタッツ特徴

・クリーンシートは3試合のみ。それ以外は全てゴールが決まっている
・半分の試合がオーバー2.5(9試合)
・ホームでのコーナーはアウェイに比べ2倍の本数の多さ(アウェイ3.2本/試合に対してホームは6.2本)

注目選手

エヴェラウド
聞き覚えのある方もいらっしゃるかもしれしれませんが元鹿島のエヴェラウドです。3得点はチームトップで、ポストプレイ、正確なスルーパス等マルチにこなすエヴェラウドを起点にリズムを作り攻めるバイーアにとってはチームの要でありベテランでもあるのでチームを引っ張る存在でもります。

まだまだやれます

ジャカレ
選手名は直訳するとワニ。まぁまぁ意味は分かりませんが、2部の際には彼が中心となってゴールを量産していただけに今季1ゴール、イエローカード4枚は少し残念です。ムラがある選手なので前述したエヴェラウドのようなベテランの背中を見て一皮むけて欲しいところ。

髪の色のセンスが輩。
一応チームカラーなんでしょうけども。

まとめ

・オーバー2.5の常連。オーバー2あたりが狙い目
・ホーム戦のコーナーオーバーはラインによっては狙いたい。(バイーアコーナーオーバー5など)
・MLは不透明すぎるため避けるべし


クリチバ

去年はアレフ・マンガという絶対的なストライカーが要所要所で勝ち点に貢献するゴールを決めていましたが5月の八百長問題でそのマンガが故意に警告を貰うことに加担して金を受け取っていたことが判明し、出場停止に。先月にはチームから正式に去るよう通知され要の攻撃を失ったクリチバは降格圏で苦しい戦いを強いられることに。

スタッツ特徴

・平均失点数1.8はワースト
・平均カード数6.8もワースト
・総得点オーバー2.5の試合が17試合中10試合

注目選手

ロブソン
アレフ・マンガ無き後のクリチバのチーム内得点王。5月から1ヶ月チームを空けている期間にアレフ・マンガに代わり攻撃を牽引していた彼は5ゴール決めているが守備が悪いだけになかなか勝利には繋がらず、イエローカードもチーム内1位と不名誉な記録を持っている。守備陣の建て直しが急務なだけに整いさえすればゴールを積み重ねられそう。

とにかく決めまくるしかないロブソン


まとめ

・ホームアウェイ関係なしに総得点はオーバー傾向
・カード数も多いため拮抗した試合ではカードオーバーのチャンス
・MLは不安定なチームのためフェイバリットだとしても避ける


アメリカ・ミネイロ


前述したフォルタレザが去年降格圏争いに巻き込まれたように今季は過密日程の煽りを受け選手層の薄さから国内リーグを落としているアメリカ・ミネイロ。チーム力は高いので終盤の追い上げが凄まじくタダでは負けないチーム。順位以上に善戦する試合が多い。

スタッツ特徴

・失点数2.25はリーグ1の失点数も、得点数は1.2点平均と大味な試合が多い
・コーナーは平均して5本以下、セットプレーからの得点は少ない。
・平均総得点3.48はリーグ1位の多さ

注目選手

ゴンサロ・マストリアーニ
主力アタッカーの怪我による離脱から白羽の矢が立ったのがマストリアーニ。ベンチを温め続けたウルグアイ人アタッカーは機会を与えられてから破竹の勢いでゴールを決め始め6試合3ゴールとチームにとっては良い知らせに。今年30歳の油が乗り切ったこのシーズンにチームを救うゴールを量産したい

短髪の頃は爽やかイケメンでしたが
今はワイルドに。


まとめ

・総得点オーバー2を狙う
・17試合中12試合でオーバー2.5。点の取り合いになることが多い。
・クリーンシートなしもオッズによっては狙いたい


CRヴァスコ・ダ・ガマ

久しぶりに1部に戻ってきた名門チーム。長らく資金難に喘いでいたが外国資本によって建て直したものの成績は上向かずに現在ほぼ不可能に近い残留に向けて厳しい状況に置かれている

スタッツ特徴

・平均カード5.6はかなり高い数値、先制されることが多いため自ずと荒れやすい。
・クリーンシートは2回のみ。そのほとんどが先制されている。
・わずか3勝しかあげていない


注目選手

ペレ
顔と声が似てると言うだけでこの名前になったヴァスコ・ダ・ガマのディフェンスリーダー。負けすぎてサポーターが練習場に乗り込んで説明を求めた際には「負けたくてやってる訳じゃない信じてくれ。勝ちたいんだ」と熱く語り次の試合を見事に落とす不運な人。このまま降格するのも忍びないので是非とも足掻いてほしい

悲壮感漂ってますがフルミネンセFC下部所属で
それなりに期待はされていた選手


まとめ

・総得点オーバーが主な狙い目
・18節でグレミオに勝利で風向きが変わる可能性あり。
・カードオーバー5はオッズによっては美味しい。(2倍強は欲しい)

その他主審

ブラジルリーグはファールが多くカードも多くでやすいリーグではありますが、試合ごとにというより主審ごとに基準差があり例えばゴールパフォーマンスでコーナーフラッグを蹴って警告を貰う選手も居れば次の日にゴールパフォーマンスでコーナーフラッグをけった選手はなんのお咎めもないなど日常茶飯事です。

警告がある時⚠️
警告がない時☺️

それではそんなイカれたリーグで笛を吹くイカれた主審たちでも特徴的な主審を何人かピックアップします。

ウィルトン・ペレイラ・サンパイオ

通称「俺ルール」ことサンパイオさんです。
主に1部リーグで笛を吹くことが多い彼は
187試合で
平均5.1枚/試合の警告数
45枚のレッドカード
53回のペナルティキック
という成績を残しています。
最近は試合の流れを壊さないように執拗なまでにベンチ内の選手にイエローカード、レッドカードを提示することを覚え見事交代策を未然に防ぐことに成功してます。
直近の5試合は平均値以下のカード配りなので今月は本調子ではなさそう。

コーナーフラッグ蹴ったりするとすぐイエロー出します


ロドリゴ・ジョゼ・ペレイラ・デ・リマ

ペルナンブーコ州サッカー協会所属の新進気鋭のカード配り職人さん。34歳と若くジャッジ自体に不可思議なところは無いが彼が吹く試合自体が絶妙に荒れやすい試合が多くブラジル1部リーグの試合はまだ12試合ですが1試合あたりの平均警告数7.8は今後が楽しみな逸材。新時代のカード製造機のロドリゴに注目したい

集まって文句言ったら最後
物凄いスピードでカード出します

ワグネル・ド・ナシメント・マガリャンイス

こちらも主戦場はブラジルリーグ1部ですがリベルタドーレス、コパ・スダメリカーナにおいて各4試合ずつ笛を吹き少ない出場機会ながら
リベルタドーレス1試合平均警告数6.5
コパ・スダメリカーナ1試合平均警告数5.8
とポテンシャルの高さを見せつけました。
国内リーグでは133試合で笛を吹いており
1試合平均警告数5.5
レッドカード提示回数30
PK回数45 の数字を残しています。
直近のインテルナシオナルとコリンチャンスでは8枚のカードを出しており1ヶ月ぶりの1部リーグでの主審に興奮してしまったのかもしれませんね。

文句言いたくなる面構え。
追いカードの申し子

ブラウリオ・ダシウバ・マチャド

彼もまた主戦場はブラジル1部リーグですが直近のリベルタドーレス、コパ・スダメリカーナで大活躍しており
6試合で平均6枚のカードを産出しており各サポーターから「泥棒」とシンプルに批判されてました。ブラジルリーグにおいては退場をあまり出すタイプではなくどちらかと言うと小刻みにイエローカードで刻んでくるタイプで、1試合平均5.7も思いのほか少なく感じました。

はいだめぇ〜って顔がこれまたなんとも。


アンデルソン・ダロンコ

ガチムチレフェリー、筋肉野郎のダロンコです
本業が体育教師という事もあり引き締まった筋肉ですが、圧倒的フィジカルの持ち主の癖してフィジカルコンタクトすぐファール取ります。ダロンコが笛を吹くと決まった瞬間にその試合はとにかくプレイが止まるので塩試合になりがち。ダロンコ自体は平均的にカードをそこまでドバドバ出す人では無いのですが、スイッチが入ると狂ったように出すので試合が激しい時は狙い目
207試合平均警告数4.3枚/試合
うち
40枚レッドカード、42回PK

両腕のリストバンドは10キロの重りという謎の噂も
飛び交ったことのあるダロンコ主審


以上簡単なブラジルリーグの概要でした。
8/8現在のデータなので傾向が変わり次第都度修正して行きますのでよろしくお願いします。

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