【MTG:Pauper】PauperSummitCup3 対戦レポート #"元祖"緑単ステッカーストンピィ
こんにちは、角とうふです。
今回はPauperMTGさん主催の「PauperSummitCup3」(以下、パウサミ)の対戦レポートです。先に結果のご報告ですが、Top8でした✌️。
さっそくですが、対戦レポートです。
Round1 vs緑単ステッカーストンピィ(ハナ@サマーさん)
G1
ステッカーを並べ合い、お互いの意志を確認する。
私「もしかして、ミラーですかね?」
サマーさん「多分、そうだと思います。」
1回戦からお知り合いということもあり、お互いが『緑単ストンピィ愛好家』だと分かり合っているこの対面。
約100人の参加者の中でこのアーキタイプを選んだのは二人だけ。
どちらの緑単ストンピィ愛好家が勝ち星をあげ、幸先の良いスタートを決められるのか。
この勝負を制するのは、
先手を取った者か、否!
コンバット・トリックを制した者か、否!
それは……
《炎樹族の使者》を多く引いた者の勝ちである!!!
……というわけで、サマーさんが2T目《炎樹族の使者》+《安寧砦の精鋭》だったのに対し、こちらは《炎樹族の使者》+《炎樹族の使者》+《シラナの岩礁渡り》とブン回り。
細かい内容は覚えていないが、クリーチャー数の多さで一方的に押し付けたような記憶。戦いは数だよ兄貴!
G2
さきほどとは打って変わって、サマーさんワンマリでこちらはダブマリ。2T目にはお互いに《炎樹族の使者》が出ず……というよりサマーさんはワンランドでキープしたようで土地が出ない。
傍から見たらこちらの大優勢だが、相手の場の一体のクリーチャーが厄介。そう、《大霊堂のスカージ》である。
私も時折ワンランドキープをするが、その大抵はビートダウンデッキが相手のときの《大霊堂のスカージ》だ。
幸いこちらのハンドにも《大霊堂のスカージ》が居たが、すぐに出して相打ちを狙って良いのだろうか?と疑念が生じる。
万が一にでも除去を喰らった場合、相手の一方的なライフゲインを押し付けられ、負けに直結する可能性がある。そもそもフルタップで相打ちを狙うのは無謀ではないか?コンバット・トリックを持たれているかもしれないというのに。
ここは一旦他のクリーチャーを展開しようと様子見。4T目にしてようやく2枚目の土地を引いてきたサマーさんもクリーチャーの展開を進めるが、相手には《大霊堂のスカージ》もいることだし、ここで2マナ以下の除去があれば撃ってくるのでは?という思考に。
呪禁を与える《巨森の蔦》を引いてきたこともあり、満を持してこちらの《大霊堂のスカージ》を戦場へ。相手のアタックをスルーし、いざこちらのターン。
緑単対決、《炎樹族の使者》の数で決まらぬなら何で決まるのか……
それは格闘除去の有無である!
こちらの《大霊堂のスカージ》を5/1にして、相手の《大霊堂のスカージ》に5点ダメージ!かつ絆魂で5点ゲイン!
コンバットで殴ってさらに5点ゲイン!
盤面のクリーチャーの数、ライフ差、打ち取れない飛行絆魂5/1の存在で、投了をいただき、快勝でRound1を制した。
緑単ストンピィの愛好家としては同じだが、"ステッカーストンピィの祖"として(引きの)強さを見せつけた。
Round2 vs白黒ペスト(ふぁせさん)
G1
パウサミ直前のFNMでも対戦したふぁせさんは『白黒ペスト愛好家』(私も大好き)であることを知っており、相性的には《黒死病》を安定して設置されるとほぼ負けではありますが、速度はこっちの方が多少勝っていてる印象です。
しかしながら、ふぁせさんの構築には対緑単ストンピィ用(Zoo対策もあるかも)に《緑の防御円》が2枚も採用されており、そのことを知っている身内からは「テーブル1(私たちの卓)で酷いことが行われる!」と悲鳴や嘆きとも言える声が聞こえてきました。
されど直近の対戦は私の勝利。席について早々に「防御円くらい超えてやりますよ!」と高らかに宣言を挙げました。
さて、対戦が始まると土地詰まりを起こしたのはまさかの白黒ペストの方。《コーの空漁師》でゲインランドを戻して設置するという苦しい動き。
それに対してこちらもクリーチャーばかり引く絶妙な噛み合い。
渋っていても仕方がない、土地詰まりの今がチャンスと空漁師の2/3に一方的ブロックされながらも果敢に攻撃。遅すぎる《ボジューカの沼》のタップインが置かれた返しに殴りきってwin.
後で聞くと《鼓舞する監視者》が3枚唱えられずに重なってた模様。こちらとしてはラッキー。
G2
特に《怨恨》や《Finishing Move》などの強化スペルを引かず、ズルズルとしていたところに《緑の防御円》《黒死病》と設置され、《吸血鬼の君主》が出てきて順当に負け。あまりにもあっさりと負けてしまった。
G3
2T目《緑の防御円》を設置されるも、黒である《大霊堂のスカージ》に《怨恨》!さらにそれをもう1セット展開!
6点クロックを作ってこれはやったか!?と思ったところに《虹色の断片》が2回飛んできて、まさかの《黒死病》の設置を許しクロック全滅。
こちらも《仮面の蛮人》を使えるようになったが、割れるのは片方だけ。黒のクロックを使い切った今、さきほど稼いだダメージで《黒死病》も使いにくいと《緑の防御円》を割るが、そこから飛び出るライフゲインの数々。
手札に残った最後の《Chicken Troupe》を戦場に出し、最後に祈る。
「頼む……今はやめてくれ、今は……」
《吸血鬼の君主》を出して、相手のライフは7。きっちり《Chicken Troupe》を殺せる黒2マナを残してターンエンド。
……間に合った!
さきほどまで祈っていたのは《黒死病》の起動タイミング。相手ターンにそのまま起動されていれば、こちらも対応札を切らずにおれず、結果として負けでした。しかし、間に合ったのです!
さも諦めたように《Chicken Troupe》に《怨恨》を張ろうとする。
スタックで《黒死病》2回起動……
…
……
………解決後、
うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!
《Chicken Troupe》 12/12 トランプルだああああああああああ!!!!!
せっかく削ったのに回復されたライフ、ダメージを通させてもらえなかった防御円、そして、これまで病に倒れたクリーチャーたちの恨み。
その全てを乗っけた《怨恨》で、相手のフルブロックを物ともせずにライフを削り切り勝利!!!
激闘の末、"Stompy = 踏み潰す" とデッキ名を体現したかのような劇的な勝ち方でした!!!!!
Round3 (*FT) vs青単
FTについて
この対戦はPauperMTGさまのYouTubeにて配信されておりました。こちらの視点から対戦時の思惑などを詳細に書いておりますが、まずはフラットに見たいという方は先にそちらをご覧ください。
G1
基本は颯爽と相手を殴り倒すストンピィですが、さきほどは制限時間ギリギリの激闘を終えたばかりで疲れた状態で配信卓に。結構緊張するタイプなので、最悪のコンディション……
幸い相手のデッキは『青単フェアリー』と比較的有利な部類のデッキ。
1T目《フェアリーの予見者》、2T目《月回路のハッカー》と絶好の走り出し。
こちらも2T目《炎樹族の使者》+《Chicken Troupe》とかなり良い滑り出し。ここで相手が効果を確認。
私「チケットを1つ得て、ステッカーを貼れます。あと護法②があります」
という訳で名前ステッカーを貼るも相手は依然?というような反応。ステッカーを知らないという久々のアドバンテージに心が弾む!
と気が緩んだところにありえないプレミ。
《月回路のハッカー》のアタックに《炎樹族の使者》でブロック。
ここは《浜墓荒らし》をケアしてダブルブロック。もしくは《変異原性の成長》での相打ちを嫌って、せめて護法②を支払わせる《Chicken Troupe》単体でブロックするのが最適ですが、なぜかどれでもない最悪の択を選び、やはり《浜墓荒らし》で一方を取られました。さらには《フェアリーの予見者》まで展開される。
配信を見た方ならわかると思いますが、返しのターンで放心状態になっています。単体ブロック宣言と同時に「なんで?」という思考が流れ込みパニック。撃ち取られた《炎樹族の使者》を平然と墓地に落としてるように見えますが、内心めちゃくちゃ焦っていました。
……落ち着いて、まだ負けた訳じゃない。
この《Chicken Troupe》が生き残った意味を考えよう。幸い手札には追加の《Chicken Troupe》がいる。
今パワー/タフネス・ステッカーを貼っても《フェアリーの予見者》と《浜墓荒らし》に打ち取られてそんなに得してない。
「このクリーチャーがアタックしたとき、これに+1/+1カウンターを置く」のステッカーがあるではないか!!!
《怨恨》を《呪文貫き》のケアして貼り、追加の《Chicken Troupe》でステッカーを貼る!(ここで付箋の表裏を間違えて書き直したのは秘密🤫)
5/3 護法② トランプルでそのまま5点!
次ターンに2体目の《Chicken Troupe》に2枚目の《怨恨》を貼り10点アタック!
ここで《断絶》を《Chicken Troupe》に撃たれるも、これは護法にて打ち消し。初めて見るカードの効果を一回で覚えるのは難しいですよね……ステッカーの効果はややこしくて頭いっぱいになるし……
という訳で投了をいただき、嬉しいメイン戦を取得。サイドからは対青単フェアリーを狩るための"あのカード"が!
G2
相手1T目は《フェアリーの悪党》からの順調な滑り出し。こちらも順調に最強サイドボードの《散弾の射手》!
正直この時点で勝ったと思いましたね。
2T目《深き刻の忍者》でフェアリーに逃げられるものの、こちらは《炎樹族の使者》+《巣の侵略者》とブンブンの周り。
忍者のアタックにはさきほどの反省を活かしてダブブロ。しかし、《断絶》+《サイバの暗号術師》で打ち取られる。まあ《炎樹族の使者》にバウンス打たれる分にはいいかと、トップで引いたのも合わせて《炎樹族の使者》+《炎樹族の使者》+《シラナの岩礁渡り》で《散弾の射手》に打ち取られない飛行クロック+ブロッカーを展開。
《シラナの岩礁渡り》でプレッシャーをかけ、お互い小粒の小競り合いをしていると、ここで事件発生。
《フェアリーの悪党》を出したエンドに《散弾の射手》を起動。スタックで《サイバの暗号術師》を対象に《断絶》、それを妨害しようと《巨森の蔦》を《サイバの暗号術師》に打ってしまう。
本来ならば《サイバの暗号術師》は呪禁を持っているので《巨森の蔦》は打てません。この時点でどちらかが気がつけば良かったのですが、《呪文詰まりのスプライト》が見えてしまう事態に。
ここでジャッジのたばおさんが駆けつけ事態を修正。呪禁については言われてからハッとし、やらかした〜と嘆きました。
結局《呪文詰まりのスプライト》と《巨森の蔦》は手札に戻ることに……
自分のカードが見えてしまうのは良いとして、相手の《呪文詰まりのスプライト》が見えてしまったのは非常に申し訳なかったです。
さて、気を取り直して盤面は射手ダメージを耐えるために《サイバの暗号術師》を出して、《フェアリーの悪党》が2/2に。
《シラナの岩礁渡り》で一方的に殴れず、《散弾の射手》で狩れずに少々困る。《平穏な茂み》をサイクリング……来た!
"島渡り"を持ちつつ、ブロック後再生もつけれる攻防一体の対青最強のクリーチャー《リバー・ボア》をキャスト。
対青赤フェアリーの場合は火力を警戒して1マナ残して出したいですが、対青単の場合はバウンスしかないのでここはフルタップで。《対抗呪文》も打たれず素通り。
クロックが3:2でこちらの方が1点リードしているのでジワジワ削れるかと思うも、殴り合いの最中に追加の《サイバの暗号術師》で《フェアリーの悪党》が3/3に。ライフはお互い10ですが、先に相手が殴れるので仕方なく2/2も戦闘に参加し相手にプレッシャーをかける。
《浜墓荒らし》でパワーを下げられ一方を取られそうになるも、逆に《巨森の蔦》で相手の強化された忍者を討ち取る。
苦節十数ターン、ここからさらにシビアなライフレースが続くと思われたが、それは唐突に終わる。
3/3になった《フェアリーの予見者》を打ち取りつつ、《シラナの岩礁渡り》をパワーアップして勝利!
《Finishing Move》、必殺技の名に恥じない活躍でした!
Round4 vsCaw-Gate(TSUBASAさん)
G1
TSUBASAさんとは一度『親和』に親というか子というか『ストンピィ』を殺されて以来、大規模大会でよく当たり、その度になぜか凄い噛み合いで勝ち星をいただいていました。(TSUBASAさん青単に2試合連続で《散弾の射手》を打ち消されないタイミングで引くなど)
TSUBASAさんは「親和」もよく使用されるプレイヤーなので、今日はどんなデッキが来るかと怯えていたら《アゾリウスのギルド門》。
なるほど、確かにTSUBASAさんといえば『カウゲート』もよく使用されていましたが、対緑単ストンピィでは速度感的にこちらが有利のはず。今日も勝ち星をいただこうと思うも、《当世》からいや〜なカードが落ちる。
青白ゲートをデッキとして成立させている最強カード。こちらは《象の導き》と《怨恨》でプレッシャーをかけて使わせるも、《当世》の2章で落ちたのはこのカード。
2枚目か〜しんどいな〜と感じつつ、クリーチャーは多めの手札だったため、《怨恨》つきクリーチャーを犠牲に《虹色の断片》を消費させていく。
それでもライフを順調に減らしつつ、2枚目の《当世》からアレが落ちる。
3枚目かぁぁぁぁぁぁぁ……良い手札だったこともあり、もっとあっさり決めれるかと思っていた。やっとの思いでこれも消費させ、後ワンパンで勝ちの状況。
相手の土地5枚中4枚が門で、2枚目の《バジリスク門》を引かれなければ、というところでトップから引かれ負け。
TSUBASAさんの引きが強すぎる……。
G2
《当世》から《虹色の断片》を切られ、こちらは《シラナの岩礁渡り》と《リバー・ボア》しかクリーチャーを引かない。《当世》が《ベクターの滑空者》に変身すると、《リバー・ボア》しかクロックが通らない状況となるので何としても守りたかったが、《未達への旅》をキャストされる。
スタックで《使徒の祝福》を使うも、しっかり《払拭》を持たれており、あえなくクロックが消滅。そのまま後続を引けずあっさり負け。
対戦後、《巨森の蔦》を持っていたので構えられるまで待った方が良かったか?と聞いてみるも、さらに《呪文貫き》まで持っていたようで完敗。
全部持たれてるやん!今日この人に勝てる人おらんやろ!と思っていたらパウサミ3の優勝者になっていた。
レポートの途中で何ですが、
TSUBASAさん、優勝おめでとうございます!!!
Round5 vs緑単感染(とんさん)
G1
とんさんは『緑単感染愛好家』としてのイメージがあり、このマッチでは-1/-1カウンターを乗せてもらえることで無限ブロッカーとなる《若き狼》と、一方的にダメージを与えられる《Finishing Move》がキーとなるマッチアップ。
だからといってハードマリガンするよりかは、こちらもコンバット・トリックを構えてぶつかり合いをする方が良いので通常キープ。
そうすると、《森》から《ぎらつかせのエルフ》の最速スタート。こちらはとりあえずブロッカーを立てたいところだが、その中でも最弱なタフ1のクリーチャーしかおらず、まずは《シラナの岩礁渡り》で防戦。
後手2キルにビビりながらも、相手は土地1で止まってしまったようで、ブロックから特にお互い対応なく相打ち。
おや?と思ったところで追加の《ぎらつかせのエルフ》。今回は手札にクリーチャーも多かったこともあり、ここでクリーチャー全処理プランに頭を切り替える。
一般的なリストで考えて、クリーチャー数は22:12で圧倒的に有利。積極的に相打ちを狙いに行く。なお相手もスペルを引かずに過剰にクリーチャーを引いていたようでゲームが長引くが、ブロッカーを用意しつつジワジワと殴って勝利。
G2
こちらのエースクリーチャーである《リバー・ボア》と《安寧砦の精鋭》は感染の前にはただのバニラ。回復も意味を持たないので《大霊堂のスカージ》もアウトとクリーチャーの数が減る。しかし、なぜかここで《大霊堂のスカージ》の1マナで出せることや飛行のメリットを優先せず、《リバー・ボア》をメインに1枚残す形に。
相手は序盤に相打ちを許さない《胆液爪のマイヤ》を出されるが、強化されたところに《幻触落とし》で除去。
これでかなりのテンポロスを与え、盤面を有利に。《Finishing Move》で5/1になった《リバー・ボア》に《象の導き》を貼り8/4。
一度は殴れるも、相手の場に《茨の盾》をエンチャントした《ぎらつかせのエルフ》が誕生し膠着する。
数ターンの睨み合いの後、相手の決死のアタックのタイミングで《巨森の蔦》で相打ちを取り、返しでフルパンして勝ち……と行きたいところだが疑念が生じる。
《強行突破》のような除去がある場合、相手を倒すにはフルパンが必要だが、ここは最低限のメンバーでアタック。
……予想は的中しており、
フルパンした返しで死ぬとは確定してないが、相手には《荒廃のマンバ》がいたため危険ではあった。次ターンもブロッカーを立てたままもう一度アタックして《濃霧》を打たれるが、再々アタックで勝利!
Round6 vsゴルガリステッカー
G1
お互いステッカーを並べたところで「ミラーですかね?」と問いかけると「いやー、(角とうふ側が)緑単なのかなー」という返答。
ステッカー研究家として、相手のステッカーリストを見たところで違和感を覚える。
「2:威迫、3:頑強」のステッカーが採用されている。これは私のリストからはすでに抜けているステッカーなので、緑単であれば最新ステッカーリストを確認されていない方か、頑強が重要なデッキなのか……
ほう、《Cool Fluffy Loxodon》のステッカーですか。5チケの方はそうそう付かないからいいとして、2:「戦場を離れたとき、ワンドロー」のステッカーを使っている。
上2つのステッカーが採用されつつ、《大釜の使い魔》との無限食物ステッカーが採用されていないことから、ブラフ or ゴルガリステッカー説が濃厚と判断。
黒マナを置かれたところで「ゴルガリステッカー」であることを確信しました。
ステッカー同士の試合の注目点は非常にわかりやすく、《Finishing Move》を先に打てた方が有利となります。
これを念頭に警戒つつ、相手の先3T目に《Finishing Move》が飛んでこないことに安心して、2体目の《Chicken Troupe》でステッカーを先につけてビートダウン勝ち。
G2
ゴルガリの特性上、デカブツで殴ってくることが予想されたので《リバー・ボア》をブロッカー要員として追加した結果、《悲劇的な過ち》による-1/-1修正を3回も打たれてテンポを失う。
ここから先はかなり記憶が朧げだが、《怨恨》を多く引いておりトランプルで勝った気がする……(レポート記事なのに覚えておらず申し訳ありません!)
試合後、対戦相手の方とはステッカーデッキの構築について語り合い、以下のステッカーをオススメした。興奮気味に写真を撮って「帰りに晴れる屋寄って買います!」とのことだったので、少ないステッカー使いが新たな構築を残してくれることを願います。
Round7 (*ID)
この時点で5-1。同じ戦績の方と当たると対戦する可能性もあったが、5-0-1の根絶さんと当たって1秒でID(引き分け)。
負けたときの相手であるTSUBASAさんが5-0-1だったため、オポネントも問題なしと判断しました。
SE1回戦 vs黒単サクリファイス(根絶さん)
G1
これまでお互い離れた席にいたこともあり、おそらくどちらも相手の使用デッキの内容を知らない。
しかし、根絶さんはデーモン使いである。こちらもステッカーストンピィの元祖であることからお互いにデッキの予想はついていた。
前回根絶さんと戦ったのは、TC東京パウパー杯のSE2回戦。上位卓でお知り合いと会うことは光栄だが、前回同様、今回もこちらが勝たせてもらうぞ!という意気込みで臨む。
本マッチでは《吠え群れの飢え》もそうだが、《怨恨》や飛行クロックを刻める《シラナの岩礁渡り》や《大霊堂のスカージ》が肝心。
初手に《巣の侵略者》+《吠え群れの飢え》x2とあったが、クリーチャーを除去されるとどうにもならないと判断しマリガンするが、上記のどれも引けていないが、クリーチャーは増えたのでキープ。
しかし、マリガンが判断ミスだったか……
相手は元レアカードの《葬儀甲虫》を1T目から出す順調スタートに対し、こちらは《炎樹族の使者》も無いまったりスタート。
前回同様なら順当にやって勝てるかと思っていたが、あちらには機会兵団の進軍から新勢力が追加されていた。
これを二連打され、圧倒的にリソースが開く。さらに《葬儀甲虫》がブロックできないサイズになり押し切られ負け。
G2
相手のドロースペルが増えたことで、ゆっくりしてられないことを悟るもマリガンしてクリーチャーは《若き狼》のみ。《吠え群れの飢え》はあるので、これで耐えることを念頭に置く。
除去を受け不死で復活。《危険なマイア》をサクって2点で《若き狼》を狙われるがこれには作戦通り《吠え群れの飢え》で耐え。
相手の大事なリソースを削った上で強化ができ、やったか!?と思ったところで根絶さんから一言。
「これ、面白いことができるな」
フルタップになりつつ《息詰まる噴煙》をサイクリング。ホッとしたところに墓地に黒いカードが3枚……
予想外の一撃!
5/5になった《若き狼》だがすでに2点、さらに3点で落とされる。
《墓の刈り取り》が採用されていることは知っていたので、まさか墓地を追放するカードが飛んでくるとは思っていなかった。
これで返しのターンにこちらはクリーチャー0。ドロー&エンドと事実上の敗北宣言。その後クリーチャーを4体連打され、《若き狼》が来るもどうやっても次ターンのコンバットを防ぎきれずGG。
Top8で終了しました!
パウサミ後語り
第一回開催時に大阪にいたため不参加、上京後の第二回開催時には定員オーバーで再抽選落ち。
第三回こそは!と飲み会中にアラームを仕掛けて2番乗りしたパウサミ。
神決でお会いした大阪勢や、対戦相手がいなくなっても自分がパウパー環境を追うモチベとなった動画投稿者の古門せいがさん、もちろん復帰後にいつも対戦してくださっている皆様、また、新たにお会いした方々などに囲まれ、非常に楽しい時間でした!
運営をしてくださったPauperMTGの御三方、ならびにジャッジのたばおさんに感謝です!!!
結果もTop8と、同じく100人規模の第3期パウパー神決時の12位より上がれて満足です!上位入賞報酬としてPauperMTGから、また古門せいがさんよりプレイマットをいただきました!!!
改めて、誠にありがとうございました!!!
おまけ
第3期パウパー神決定戦時、それまで対戦成績が悪かった『親和』と『青黒テラー』に関してはなるべく当たらないように祈りを捧げておりました。
なお、結果から申すと8回戦中5回も《トレイリアの恐怖》が入ったデッキと当たる偏りぶり。そのときの怨恨全開の対戦レポートについては以下から読めます。
それはさておき、今回は『緑単ステッカーストンピィ』史上最大の敵となる『親和』と『青黒テラー』には"結果的に"当たりませんでしたが、実はこんな裏話がありました。
それはRound1のこと、神決時に対戦した大阪勢のP山さんと席につき、マリガンキープをした後、運営からリマッチの宣言が言い渡されました。
そのときの私の手札は、
・《炎樹族の使者》
・《巣の侵略者》
・《巨森の蔦》
・《Finishing Move》
・《狩猟迷宮》
・《森》
・《森》
除去あり、クロックあり、守りあり、土地まで完璧な文句の付け所のない手札でした。内心「うおおおおおおおお!!!一本目はもろたで!!!!」と思っていたらのリマッチの宣言。お知り合いということもあり「いや〜完璧な手札だったんですけどね〜」というと相手も「こっちも良かったです〜」とお聞きすると、土地あり、スペルあり、"テラーあり"。
テラー……あり……?
あっぶねえええええ!!!リマッチ感謝!!!リマッチ感謝!!!と意気揚々に席を後にしました。その後も手札運は尽きず、結果はRound1のレポートの通り。
まあ、1回だけならそんなこともある。そう思いますよね?
それはRound4のこと、対戦表を確認すると私の対戦相手はP山さん。そう、Round1のときに当たりそうになった『青黒テラー』の方です。
「結局当たる運命なんですね」と言いに行こうとした矢先、運営から「すみません、対戦結果に間違いがあったようで、"リマッチ"です」
うおおおおおおおおお!!!リマッチ感謝!!!リマッチ感謝!!!
当日は結局『親和』にも『青黒テラー』にも当たらない運命だったんですね。神決時の祈りがこのタイミングで叶うとは……。
なお、その後に当たったのは当日最強の男、TSUBASAさんで負けました😂
またRound7でIDして、SE1回戦で結局当たる運命だった根絶さんにも負けました。
祈ってばかりでなく、真面目に精進します。
長文でしたが、お読みいただきありがとうございました。
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