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CL新潟エクストラ3位 ロンゾロ詳細解説(有料だった)

 どうも、つぬです。

なんかnote話題になってるしいい成績だったし金ないし、ちょうどいいので有料記事で書こうかなと思って今筆を執っています。

タイトル通りですが、CL新潟で3位入賞したロンゾロについて詳しく解説していく記事です。内容は以下の通りです。

目次
1.シティリーグトウキョーベイの環境予想・使用デッキレシピ・結果等
2.CL新潟に向けての環境予想・ロンゾロのレシピの変遷・当日の環境
3.カードの採用理由・採用枚数の理由
4.候補だったカードとその不採用理由
5.対環境デッキとの相性・立ち回りのポイント
6.反省・改善点
7.今後のTAG TEAM環境ではロンゾロはどうなのか
8.おわりに

ちなみに目次とかここまでの書き方はポケカ有料note先駆者であるチーム桃屋さんのものを参考にしました。ありがとうございます。でも正直彼らとは違い使用レシピは公開された上での記事なので売れるのかなって不安はあります。しかもエクストラですよ、人口少ない。これ売れんの?

この部分は有料部分の前に書いてるんですけど、noteの扱いに慣れていないので見やすさ・読みやすさは微妙になっちゃうかもしれません。でも精一杯書きます。

興味がある方は、是非購入して読んで下さい!

ご購入ありがとうございます!早速解説していきます。

1.シティリーグトウキョーベイの環境予想・使用デッキレシピ・結果等

まず、11月11日にシティリーグエクストラがあったのでそこに向けて考察していました。その時の環境予想が大体以下の通りです。

↑多い
ロンゾロ
マッシルガン・オーロット
レックウザ・行進・オンバーン
↓少ない

前シーズンまでのExpandedの海外大会も踏まえて、このような環境を予想していました。ちなみにLimitlessっていうチームが運営しているサイトが海外大会のレシピとか見るのにめちゃ便利なのでもし知らなかった方は調べてみて下さい。で、特に上の3つが多いと考え、ロンゾロを使えばマッシルガンには5.5~6割ほど、オーロットには7割以上勝てると思っていたため、ロンゾロを使う事にしました。その時のレシピが以下の画像です。

マッチングと結果は以下のようになりました

1戦目 Mocky ロンゾロ 勝ち
2戦目 Summitさん ルガゾロ 負け
3戦目 もろはさん ゲロゲゾロアーク 勝ち
4戦目 ジュニアの子 ゾロアーク行進 負け
5戦目 たかさきさん フワライド入りほぼロンゾロ 勝ち

練習も結構していたのですが思っていた以上に事故が多発したため、もし次ロンゾロを使う機会があれば安定感を上げようと思いました。

2.CL新潟に向けての環境予想・ロンゾロのレシピの変遷・当日の環境

トウキョーベイとオオサカのシティリーグ上位8レシピが公開されたのでそれを踏まえて以下のように環境を予想しました。

↑多い
レックウザ
マッシルガン・オーロット
ロンゾロ
行進・ゲッコウガ・オンバーン
↓少ない

ロンゾロ・マッシルガン・オーロットが多く、その3つ全てにある程度勝てるのがレックウザだと考える人が多いと思いました。イベルタルBREAK(通称千葉イベルタル)や夜の行進など、もちろんレックウザも候補には上がったのですがロンゾロを使わない理由が僕の中で事故るからというのしかなかったので、事故りづらいロンゾロを作れば最強なんじゃないかと思い、まずはこのようなレシピを作りました。

ミストレ、3枚目のアズサを入れる事により安定感を上げ、シェイミEX2枚目とレッドカード2枚目をマーシャドー1枚にすることで枠を開けつつミストレでもサーチ出来る、ということで作ってみました。一人回しする分には安定感があってよかったのですが、いくつか思うことがありました。

・タマタマが少なくたねポケモンが足りなくなりやすい
・マーシャドー自体は悪くないけどシェイミEX2枚目とレッドカード2枚目を減らすわけにはいかなそう
・アズサ3枚目はウツギ博士のレクチャーにすると便利かも

ここにあんまり書くと3つ目・4つ目の項でまた同じことの繰り返しになりそうなので簡潔にしますが、もう少し安定感下げても問題ないと思ったのでアズサ3枚目(ウツギ博士のレクチャー1枚目)やミストレなどは抜けました。それで最終型になりました。

そして当日、実際の環境は大体以下のような感じでした。

6割レックウザ
2割ロンゾロ
2割その他

正直、読み違えました。レックウザは3~4割はいると思っていましたが、めちゃくちゃ多かったです。

対戦レポートはこのブログに書いてありますのでまだの方は読んで見て下さい。興味がある方は、とか書こうとしたけどこれ見てる時点で興味ありますよね。

3.カードの採用理由・採用枚数の理由

とりあえずここに公式デッキ構築で作ったレシピ画像置いておきます。
デッキコード:yXMMpM-MHnaVw-M3U2pp

ゾロアークGX4枚:メイン。たくさん立ててドローしたいため4枚。

なりかわる・マインドジャックのゾロアーク1枚:先行2ターン目に前のポケモンがゾロアやメタモンPSでない時に軽石を引かなくてもなりかわるから殴れる。ミラーでゾロアークGXを倒すためにベンチフル展開した相手にマインドジャック250が出せる。他、対レックなど非GXでちょっとダメージ与えておきたい時に便利。2枚入れる選択肢もなくはないが、毎回必ず使う訳ではないので1枚。

イカサマゾロアーク1枚:主にマッシルガン用だが、他にも色々使い道がある。対オーロットの時グズマテテフGXからイカサマカプキュアーGXや、対オンバーンでラウドソニックで逆にロックするなど。

にらむゾロア4枚:メインの進化前なので4枚。にらむがいい。

メタモンプリズムスター1枚:メインの進化前。プリズムスターは1枚。

タマタマ3枚:相手にウソッキーがいる状態でオカマベンチ並べて~ってやる時に2枚だとたねポケモンが足りなくなる。4枚もなくても並べられる。だから3枚。

ウソッキー1枚:エクストラ最強カードの一角。シェイミEXなどでぶん回されるのを軽減する事が出来る。普通のデッキには基本的に1枚採用したい。2枚はいらない。

シェイミEX2枚:1枚使いたい試合が多いため、サイド落ち考慮などで2枚。

カプ・テテフGX3枚:2枚使いたい試合が多いのと、初手アズサの安定感を上げるため3枚。

ギラティナ1枚:オーロットやゲッコウガを踏むと思っていたので、それに対する勝率を大幅に上げられるカードとして1枚採用したけど踏まなかったため結果的には失敗だった。あと、HPの高い非GXのたねポケモンとして置ける。

パソコン通信1枚:ACE SPEC枠。安定感を上げられるため採用。1積みであるブロアーや軽石をサーチする事が多い。ACE SPECなので1枚。

ハイパーボール4枚:言わずもがなって感じするけど、その時に都合のいいポケモンをサーチ出来る最強カードなので4枚。タマタマのおかげでトラッシュするカードには余裕がある。

シンカソーダ2枚:安定感とパワーを上げるカード。多いほうが強いと思って2枚。メタモンプリズムスターはこれで進化出来ないので注意。

バトルコンプレッサー フレア団ギア2枚:タマタマとサポートを落とすためのカード。強力に圧縮して引きたいカードを引きやすくする役割も持つ。コンプサーチャー、コンプタンカ、コンプパズルも手札次第では1ターン目にやる。割とやる。3枚入れても捨てるものそんなないので2枚。

バトルサーチャー4枚:主にオカルトマニアを連打するため4枚。

時のパズル4枚:最強カード。めっちゃ取引するとなんか揃う。あらゆるカードを必要な場面で回収出来る。出来ればブロアーやタンカ、にこたまなどのリソースに使いたいが、状況によってはハイパーボールなどにやむなく使う場合も少なくない。さすがに4枚。

レスキュータンカ1枚:結構最後の方に入れることを決めたカード。山戻しでたねポケモンを補給したり、対マッシルガンでイカサマゾロアークとか対展開する系のデッキでウソッキーとか倒された時、パズルでしか復活出来ないのは微妙なのであるといい。

レッドカード2枚:最強カード。これとオカルトマニアを同時に打つと多くの場合相手はドロサポ以外のサポートを打たざるを得なくなる。場合によってはサポが止まる。このデッキのコンセプトと言っても過言ではない最強カードなので2枚。レックウザGXのテンペストGXを返すためにも使えるが、レックウザGXがめっちゃ多かったので3枚入れたほうがよかった。ギラティナ抜いて。

フィールドブロアー1枚:主にレックウザGXの闘魂のまわしを剥がすためのカード。ダストオキシンを解除するためにと思いがちだが、この環境にはいない。他にも、軽石を剥がして相手のプレイングを窮屈にするなどの役割もある。そんなに使わないと思っていたので1枚。レックウザGXが多かったので正解は2枚説もあるが、疾風怒濤でまわしが落ちる可能性も結構あるので1枚説も強い。

こだわりハチマキ2枚:ゾロアークGXがライオットビート210を出すためのカード。マッシブーンGXにイカサマナックルインパクト190って言うためでもある。試合によっては3枚欲しいが、今回多かった対レックではそこまで重要なカードではなく、2枚で正解だった。

かるいし1枚:逃げるため。0枚の選択肢は多分ない。2枚もありだが、なりかわるゾロアークを使えば2ターン目の攻撃には困らないので1枚。

オカルトマニア2枚:コンセプト。レッカオカマで止める。3枚は過剰なので2枚。

アクロマ2枚:めっちゃ強いドロサポ。ほとんどの試合で使う。3枚目もありだが、2枚でもなんとかなるのと枠の都合で2枚。

アズサ2枚:確実に初ターン展開するため2枚。3枚あってもいいけど枠の都合で2枚。

グズマ1枚:基本的にオカルトマニアを連打して、最後の締めに使うため1枚。2枚あったほうが良かったって時もなくはないけど、そんなない。

プラターヌ博士1枚:初手にテテフやハイパーボールなどが1枚しかなくてアズサを打ったら次ターンドロソがない時にこれを使って無理やりベンチ展開しながら手札を次に繋げるために1枚。

スカイフィールド3枚:言わずもがな、ゾロアークGXがすごいダメージを出すためのカード。2枚じゃ引けないけど4枚もいらないから3枚。

ダブル無色エネルギー4枚:これがないとワザが打てないため4枚。

4.候補だったカードとその不採用理由

やぶれかぶれマーシャドー:レッドカード2枚目とシェイミEX2枚目を1枚に凝縮できてかつミストレでもサーチ出来る最強カードかと思ったが、レッドカードが2枚欲しかったしシェイミEXが2枚欲しかった。ただ、悪いカードではない。

ミュウEX:マッシブーンGXに弱点を突いて対マッシルガンの勝率を上げるためのカード。ニンフィアGXをライオットビートで倒す事も出来る(ゾロアークGXだと抵抗力で倒せないがミュウEXならそれを無視出来る)。枠を割いて採用して対マッシルガンの勝率を上げる必要があるほどマッシルガンがいるとは思わなかったため不採用に。

ミステリートレジャー:テテフにアクセス出来るので初手アズサの確率を上げられるカード。これをいれると安定感が上がるが、2敗の上の方から決勝トナメに行ける事が分かっていて、それを考慮するとこれを入れるほど安定感に困っていないと思ったので不採用。

ポケモン回収サイクロン:テテフやシェイミを回収してサイドを取られづらくしたり、ゾロアークGX、テテフ、シェイミを回収してまたすぐ置いてドローとかに繋げたり、ゾロアークGXを回復したりするためのカード。時のパズルで回収して複数回使いつつアセロラとは違い同時にオカマも打てるのが超強い。パソコン通信を採用したかったため不採用。ACE SPECはデッキに1枚しか入れられない。

N:プラターヌ博士の項に書いてあるのと同じようにアズサ打てない時に打つカード。プラターヌ博士と違って手札のリソースを戻せるが、ゾロアが並ばないとゲームが始まらないデッキなので手札のリソース切ってしまうデメリット以上に引ける枚数と使う前に手札だったカード(ゾロアにならないカード)を再び引いてしまう事がないメリットが大きかったのでプラターヌ博士を採用しNを不採用。また、環境にサイド1Nを打ってなんとかしなければいけないデッキがいないと判断したのも理由の一つ。

ウツギ博士のレクチャー:アズサ3枚目を入れるなら代わりにこのカードになる。ミステリートレジャーと同じ理由で不採用。

ポケモンレンジャー:ブルブルパンチやラウドソニックを避けるためのカード。1枚枠を割くほどそれらが環境にいると思わなかったため不採用。

5.対環境デッキとの相性・立ち回りのポイント

・レックウザ
1ターン目に必ずウソッキーを出しましょう。ワンパン出来ない時も焦らずにマインドジャックで削っておいてからライオットビートで倒しましょう。そうする事でバトンではなくまわし型が多かったレックウザはそのゾロアークGXをワンパンするのが難しくそのままマウントを取る事が出来ます。レッドカードはテンペストGXに合わせましょう。

・マッシルガン
初手にしっかりと展開する事が大事です。イカサマゾロアークを複数回使うことで勝ちやすくなります。2ターン目にハチマキイカサマナックルインパクトを打てると勝ちにかなり近づきます。ハチマキが引けなかったらイクスパンションGXを打ってもいい(ていうか打つしか無い)ですが、デスローグGXが打てなくなるのでなるべくハチマキを探したいです。最初のマッシブーンGXを倒した後に出てくる小マッシが効果発動スレッジハンマーを打ってきますがそこでグズマで後ろのGXを倒したいです。これを考えるとグズマ2枚目が欲しくなります。また、このターン大体の場合ウソッキーがいてライオットビートで後ろのでかいのを倒す事は出来ないので、イカサマゾロアーク(またはミュウEX)が要求されます。以下に試合の理想的な動きをまとめます。先行でも後攻でも変わりません。

自分1ターン目展開する
相手ジェットパンチでサイド1枚取られる 6-5
イカサマゾロで前のマッシGXを倒してサイド2枚取る 4-5
スレッジハンマーでイカサマゾロ取られる 4-4
グズマイカサマででかいのを倒す 2-4

ここまで来れば大体勝てます。スレッジハンマーのところでブラッディアイでゾロアークGXが取られた場合はイカサマゾロが残っているのでグズマで後ろのGXを狩りやすいです。このように、基本的にGXを3体倒してサイドを取り切るプランになります。
ちなみに広角レンズジェットパンチは無理です。

・オーロット
特筆するような立ち回りは少ないです。先行グッズロックはされないように祈り、オカルトマニアを打った時に次また打てるようにサーチャーとかで回収しておくとか、ダメージがきつくなってきたらイカサマゾロアークを立ててグズマテテフGXでカプキュアーGXを打って回復する、という事も覚えておきましょう。

・ロンゾロミラー
かなり先行ゲー、引きゲーなところは強いですが、プレイングで多少ですがその勝率を上げる事は出来ます。シンカソーダは引きゲーなところを補助してくれるカードで、勝率が上がります。特に変わったプレイングはありませんが、1ターン目ウソッキーを必ず置くこと、先行2ターン目で相手のゾロアとかちっちゃいのを倒す時はマインドジャック圏外にしておくこと、レッカオカマをなるべく早く出来るように祈る事が大事です。

6.反省・改善点

結果的にはギラティナをレッドカード3枚目にするのが正解でしたが、これは後悔はしていません。レックウザがこんなに多くて他が全然いないなんて想像も出来なかったですもん。反省するべきところも改善点もそんなにないです。結果もついてきたし、個人的には完璧でした。でも悪く言えば、もっといいデッキがあったかもしれないところを安心安全なロンゾロに逃げてしまったところは研究不足だったと思います。3位という結果だけは満足していますが、特にいいデッキが思いつかなかったためにトップメタであるロンゾロを使ったという事には満足していません。次はもっと考察を進め、環境を読み、多くのデッキにもっと高い確率で勝てるデッキを作り、それに必要なプレイングを身に着けて臨もうと思います。

7.今後のTAG TEAM環境ではロンゾロはどうなのか

正直、結構厳しいかなと思います。ピーピーマックスやシェイミEX、次出てくると噂のシェイミEXに似た効果のあいつなどで強化されたピカゼクが相当強く、簡単に4枚取りをされます。対ゲコゾロもこちらからワンパン出来ず、相手は後攻1ターン目からワンパンする体制が整うためかなりきついかなと思います。ただ、レッカからオカマ連打という動きが強いことに変わりはないので、新たな相方などを見つけられればやっていける可能性は十分にあります。

8.おわりに

ナイトユニゾンが発売してからのシティリーグ、2月の新弾が発売してからのCL千葉、どれも環境が違うと思います。エクストラはカードプールが広い=選択肢が広く、デッキを考えるところから対戦して相手のデッキに驚くまで、とても楽しいレギュレーションだと思っています。もしまだエクストラをやったことがない人は是非やりましょう!そしてもしこれから大会で当たった方はよろしくお願いします!

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

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