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ここハ東京、ユメのなか 感想1

9月5日と9月8日に、東京・シアター風姿花伝で行われた舞台【ここハ東京、ユメのなか】を観劇してきました。
もう千秋楽も終わっていますので、若干のネタバレ含めて感想を綴っていきます。

・舞台前半にある、とある【伏線】が、ラストのほうで凄い回収のされ方をしましたね。
この回収のされ方が涙腺崩壊で凄く良かった。
それとは別で、ビンタ痛そうだったな。
2回目は、最前列だったから【バチン!】という音が凄かった。

・『チカちゃん』と『ホタルさん』のやりとりはいわゆる、笑いパート。
マッチングアプリってのは使った事無いけど、ネットの広告でイヤってほど見てるから存在は知ってたので。まあ、アレ目的よね。
やりとりも実に軽快なコミカルタッチで、実際笑っちゃったし、もっと若い年代の方だったらもっと笑えたんじゃないかな。
劇中にスマホで顔写真撮るシーンがありましたが、これ、ガチで写真撮っていて、しかもフォルダに入れて保存していたというからまた面白い。

・舞台序盤から中盤にかけて、交通事故のシーンがあるんですが、実は事故で・・・は、『えっ?そっち?』みたいな。結構同じこと思った方いるんじゃないかな。
天に召されるシーンが花道を使って演じられていました。花道を使うというのも面白いです。

・舞台序盤の男性のシーンがいかにも『残念なオトコ』って感じで面白かった。
お友達のレンタル彼女にガチ告白したりお説教したりw
自分でそのレンタル彼女予約しちゃいましたからね。

一方では相方の仕事の邪魔をしてビール瓶片手に絡んだりwwモノに当たったり。
あれ、結構激しく荒ぶるんですが、千秋楽。最前列でみてましたがガチで壊れたセットがありました。あれ、大丈夫だったのかな。
でもこれも終盤で全部生かされているんですよね。サブイボ出ました。

レンタル彼女➡︎以前、先輩に騙されたことあるんですから、やめて下さいよ。というセリフがある。

ビール瓶➡︎ラストのチャットの話し相手募集のシーンで、『ビールが好きです』という表記がある。

ラストが飛び抜け過ぎていて、1回目の観劇では正直、『?』だったけど、2回目で、『ああ、未来図ね』と納得。ちょっと未来を行きすぎた感じ。

でね。ラストのラストなんですが、好きだった人の意識が入ったAI(アプリ?)を消すシーンがあるんですが、なかなかコレはキツイよ。

お互いがお互いが好きなのに、「嫌いって言って。」と言い、悩みに悩み、「嫌いです」「私も嫌い」➡︎AI消去➡︎「大好きだよ」➡︎大号泣。

いやあ、参ったね。

それ以外でも、この方。全体的に凄く健気な役どころなんですよ。

営業成績が上がらず上司に書類を投げつけられ、アタマを叩かれ、さらにはクビを言い渡され、住むところを失い、一人の女性を頼る。そして献身的に支える。頼った女性は自殺を図るんですが、自殺を止める。

(冒頭のビンタシーンに繋がるんですが)

凄いですよね。そこまで愛した女性のAIを自分の手で消さなければならないんですから。
役名は「マリナ」と呼ばれていましたね。

私はBチームしか見てないんですが。背丈や喋り方など、凄くハマってた。どんな女優さんなんだろう。あとでチェックしてみよう。

さて、まだまだ書きたいポイント一杯ありすぎるんですが、この辺りで。書きたいことありすぎるくらい、素晴らしい舞台でした。千秋楽から2日経ってもまだ抜け切りません。

演者さんたちはもっとロスが凄いんじゃないかな。
この舞台の感想。続くんですw

続きは、今回の(今回も)ワタシのお目当て。
推し役者の亜蘭ちゃんについて書いていこうと思います。

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