マレーシアの人達はフレンドリー
意外に親切だったマレーシアの人達
初めてマレーシアを訪れてから足掛け7年。
この間、首尾一貫して変わらない私の感覚があります。それは、マレーシア人は人なつこくフレンドリーだということ。
ちなみに、これについてはマレーシアで暮らす日本人達の中でも異論があります。ですので、これから書くことは私個人の見解で、私から見たマレーシアだと思ってください。何かの参考になれば幸いです。
マレーシアに来て驚いたのは、街を歩いていると、すれ違う人がニッコリと微笑んでくれたり、オフィスビル中でも他の会社の知らない人が普通に挨拶してくれたりと「微笑みの国」を実感して、最初は感激しました。
なんなら、一人で街を歩いているときに、思い出し笑いをしながらニヤニヤしていたら、通りすがりの人に笑顔で挨拶されたこともあります(笑)
日本だったら、知らない人と目があっても無視しますよね。マレーシアでは、ローカルにマレー、チャイナ、インドに加えて各国から来ている留学生や欧米のビジネスマン、東南アジアから働きにきている外国人も多く、まさに人種のるつぼです。
この光景は東南アジアの中でも、かなり珍しいのではないでしょうか?
そのためか外国人に対して慣れている事もあり、加えてコミュニケーション好きなのか、よく話かけられる事も多かったです。
カフェなども何度か行くと顔を覚えてくれ、話かけてくれるようになります。
「どこに住んでるの?」
「なんの仕事してるの?」
「もうご飯食べた?」
「休日は何してるの?」
などといった、たわいもない会話ですが、結構心が和みます。
また、カフェにいくと、私はいつも注文が決まっているので、私が入店するとパッと目があった瞬間にアイコンタクトでレジに並ぶ前にコーヒーのスタンバイを始めてくれる事もしばしばありました。
これは一つの店舗だけでなく、数年間の滞在中、色々な場所で体験した事なので、多分、特別なケースではないと思います。
こんな話を職場でしていたら、マレー人の同僚に言われました。
「それは、たぁぼまるさんが外国人だからですよ。私たちマレー人同士は知らない人と話したりしませんよ。」
なるほどなぁ。では改めます。
マレーシアは、私たち外国人にとって微笑みの国です(笑)
日本の場合、店員さんは本当にキビキビと良く働いていますし、サービスレベルが安定して高いと思います。マレーシアではちょっとサービスが緩いところがあり、対応する人によって印象が変わってきます。
フレンドリーな店員さんもいれば、そうでない人もいます。
ちょっと気をつけたい事
最初は土地勘のない場所なので、道に迷ったりすることもあると思います。そうした時、近くの人に道を尋ねる事もあると思いますが、注意しなければなりません。
マレーシアでは、分からないことを「分からない」と言わない事が多いです。日本人だと「間違うこと」を恐れるので、分からないことは分からないと言います。しかし、マレーシアでは「分からなくても何か答えを言う」ところがあります。
ですので、結構間違った事を教えられる事も多いです。実際、現地のマレー人も道に迷うことはあるのですが、観察していると、何人もの人に道を尋ねています。多分、そうして統計的に正しい答えを導いてるのかもしれません。
これに気がつくまでは、私は結構騙されました。
まとめ
マレーシアでの生活を通して、私は人から嫌な思いを受けた記憶はあまりないです。
こちらが笑顔で接すれば、大抵は気持ち良く対応してくれる事が多いですし、私は英語が得意ではないですが、向こうから理解しようと歩みよってくれる事が多いです。
大抵はゼスチャーを交えて単語が通れば、あまり困ることはありませんでしたが、良く分からない時は文章に書いてもらって理解するようにしました。
こちらが自信なさげにしていると相手も不安になるので、旨くコミュニケーション出来ない時も、なるべく笑顔で、そして堂々とした態度で対応するようにしました。何も喋らないよりは日本語でも良いから話しかけた方が相手も聞いてくれます。
勿論、マレーシアに限らず日本でもそうですが、気の荒い人達は当然います。そこは気をつけて暮らしていく必要があります。
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