見出し画像

英語レベル把握にCEFRを推したい

TOEIC〇〇点だけど、それって所謂どれくらいのレベルか?

これってすごーく難しい問題かと思っております。

例えば英検と比べるにしたって試験ごとの特徴があるので、一概に横一線では表しづらい。
スピーキングの有無も異なる。

そこで推したいのが、CEFR(セファール)。
ヨーロッパで主に使われる英語レベルを表す指標です。

このCEFRにより外国語の自分のレベルを国際基準として示すことができる。

(英語を含む38言語が対象)

日本ではTOEIC・TOEFLまたは英検がメジャーどころかと思いますが、このCEFERに合わせて試験とスコアの比較をしてみたい。


まずはTOEICの公式サイトより↓

画像1

次に英検公式サイトより↓

画像2

最後にケンブリッジ公式より↓

画像3


先日記事の中で触れたケンブリッジのCPEというのはC2にあたります。
これはネイティブの中でも教養のある人が受かるレベルとのこと。byイギリスの学校の教師

上図で見ると、TOEICや英検では測れないレベルの高さとなっております。

わたしは過去に語学留学していた際、C1に該当するケンブリッジのCAE合格を目指していました。


そしてパスできなかった笑


結果はB2。
B2だと認定証は貰えるけど、“CAEに合格した”とはならないので、それなりにしょんぼりでした。

でも私にとってCAEは十分難しいので、正直今でも受かる気はしませんww


今後数年かけても取りたいなと。


このCAE、アジア人ではそう多くはない取得者とか簡単ではないレベルとのことだったけど、EU圏の生徒達は、大学の入学資格のために必要だからという感じで来てた。スイスとか。
そんで、スウェーデンとかオランダの生徒はCPEクラスに多数在籍。しっかりと合格していた人ももちろんいた。

恐るべし、ヨーロッパ。
素地が違うんだけど、やっぱり羨ましく思ってしまう。


その分アジア人、日本人も勉強すればいいのだけど。


話は戻り、
もし英語力を資格として保持するなら、このCEFRを使えば国際的にレベルを知らしめることができるので、TOEIC何点とかよりも個人的には目指したいところかと思っている。

それにはケンブリッジ受験なのだ。
合格したCEFRレベルは一生有効。
(TOEICののように2年で消えるという衝撃はない)


日本ではまだ浸透きれていない試験だと思うけど、
“試験の質”が良いと言われているので、資格取得が目的でなくても英語力の底上げのためにもケンブリッジ受験勉強はおすすめです。byイギリス学校の教師


スピーキングは受験生同士が2人一組になって話したりするので、お互いの国籍のアクセントによって当たり外れがあったりしてちょっと面白いし。
日本人にとって聞きやすい国の受験生だとラッキー。


英検を1級まで取得済、TOEIC満点取得済、というハイレベルな方もCAEやCPEを目指すのも良いかと思います。
(実際にTOEIC満点という韓国の女の子とCAEのクラスメイトだった)


ちなみに受験料が2万円以上(FCE,CAE,CPE)とまさかの高額なのがネックですが、この受験料も込で本気にさせてくれる。


よし、勉強だ。






この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?