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アモーレ銀座ギャラリー「gift」:お礼とこれからの事

銀座奥野ビル515号室

アモーレ銀座ギャラリーで行われていた「gift」昨日28日最終日無事終了いたしました。

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御来廊頂きました皆様、SNSなどでご反応リツイートして頂きました皆様。

ご一緒いたしました作家方々、ギャラリースタッフ方々、主催者である

石井ルイ様。

有難うございました。

今回の展示は、人に支えられ助けられている事を実感できた会期となりました。

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この「gift」会期は1月予定でしたがコロナ禍の緊急事態宣言が発令されたため3月までの延長となりました。中止も考えていたのでまだ展示が出来るという希望の元で制作することが出来ました。

昨年から世の中が変わってしまい、戸惑う事や我慢することの多い日々の中なにか目標があったりすると悲観的にならず過ごせるものです。

私事なのですが身内の具合が悪く、日々快方の兆しもみれないままに不安を抱きながらの制作となりました。一時は制作する気力もなくなりましたが、あと一歩で仕上がる作品を目にして「どうにか日の目を見せてあげたい」と気力で仕上げました。

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ペン画というのは・・私個人の考えですが、日々の個人的な感情が出やすいと思っています。

力の入れ具合などで線が太くなったり、震えるような線になってしまう。

点描でも点が微かな線になってしまったり思うより点が大きくなってしまったりします。

そんな中での制作は自分と向き合う事が多くなりました。

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日々の疲弊で神経はすり減り気持ちが歪んでしまう。

ストレスで体調が思わしく無いのに描きたい事が先行しイライラしてしまう。

そんな時は、キャンドルに火を灯し立ち上る炎に「自分を律する」というイメージを想像して制作に臨んだり時に止めた時がありました。

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小さな画面の線や点の集合体ですが、制作する自身が表されます。

「人の手から生まれたものはその人となりを映す」

その思いの元で大分待たせてしまった作品を飾ってあげたいと思い、今回は数年ぶりにマット装飾を施しました。

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今回はあまり大きな作品を描く体力と精神力がありませんでしたが、浮かんでイメージを今できる最大限の力で制作しました。

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会期前にマット装飾と額装を無事終えて、ギャラリーの白い壁に飾られた時は感動する・・という前に、「やりきった」という思いがありました。

一欠けらの目標があるだけで人は頑張れるものですね。

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気付けば桜は満開。

春の陽気です。

今回の制作から展示に至るまでの事は個人的に大きな経験と記憶になりました。

次回は5月予定の展示会に参加予定です。

少し大きな作品に挑戦しようと思っています。

今回の経験と思いを表せるような、そんな作品に出来たらと思っています。

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