<第39回>【お知らせ】コロナ禍で注目され、今や福利厚生の最大のサービスとして企業がサポートする「キャリア形成」  ~ 「ベネフィット・ステーション」で弊社の「人生100年時代、30代からの『キャリア形成』サポートサービス」の提供がスタート

 前回のコラムで、大前研一さんの「テレワークをやってみて、業務のムダや人材のムダがあぶり出され、会社に行って仕事をすることの意味や価値を見つめ直した人が増え、『会社に依存しないキャリア形成が必要』と感じる人が増えてきたことを指摘しました。

 旅行やレストランにも行かず、家でリモートワークを行う中で、人々は自分の仕事や会社というものに向合い、その結果「キャリア形成」に関して考える時間が増えてきた、つれて「モヤモヤ感」を感じるビジネスパーソンも増えてきたのではないでしょうか。

画像1

 ベネフィット・ワン社が提供する「ベネフィット・ステーション」(https://bs.benefit-one.co.jp/bs/pages/bo/normal/station/manabu/index.faces?_ga=2.9738550.269896702.1600588001-164194257.1600588001)  は、12,000社との契約を抱えた福利厚生のアウトソーシングサービスであり、通常企業が社員に対して年間ポイントを付与、そのポイントを使って社員は自分の好みのサービスメニューを選択するものです。

 当サービスメニューの中に、キャリアに関するメニューもあるにはあるのですが、主に若手社員を対象にした資格取得やスキルアップが中心で、最近育児と仕事の両立に悩む女性向け相談に強みのあるメニューが一つ追加された程度であったのですが、この度私ども株式会社ターンアラウンド研究所の「人生100年時代、30代からの『キャリア形成』サポートサービス」が、メニューに加わることとなりました。
 本サービスは、様々な業種、形態の企業での勤務経験豊かなカウンセラーが設計した独自のメソッドでの1対1でのカウンセリングであり、

具体的には、

 ①「キャリアの棚卸」をまず行うが、カウンセラーという第三者の目で、客観的に過去と現在のキャリアの中から将来のキャリア形成に繋がる価値ある経験、スキルを一緒になって拾い出し、受講者本人の志向、希望とを併せて将来のキャリアに関する「ストーリー化」を行うこと、
 ②企業が社員に強いる、いわゆる「リストラ」目的の研修・面談とは違い、社員本人の自発的な意図で行うものであること、
 ③コーチングセッションは2回に分かれる。1回目の「キャリアの棚卸」の後に、受講者に合った「行動」(例えば、今後のキャリア形成のコアにしたい過去のスキルが時代の変化によってやや時代遅れになっているような場合に、このスキルについてアップデイトするために、社外のビジネスパーソンも参加するような講演会、勉強会などに参加してみる)することによって、キャリア形成に対する受講者自身の「意識」を変え、夢のない退屈な将来像でも夢物語でもない、リアルな将来キャリア像を描き、2回目のフォロー・セッションに臨むという実効的な仕組みがあること、

 が特長となっています。

カウンセリング


 福利厚生として毎年一定のポイントを社員に付与し、社員が自分の意思でポイントを活用して「キャリア形成サポート」を受けるという今回のベネフィット・ステーションでのサービス提供は、正に「自立した社員の成長を企業がパートナーとしてサポートする、そして仕事やキャリアの意味に気づいた社員の成長がひいては企業の成長にも繋がる」という理想の形であり、新たな社員と企業の関係性を象徴したものであると考えることも出来ましょう。

 企業の観点からは、「人生100年時代」の今、昭和の時代のように企業が定年まで社員を囲い込むのではなく、50代はおろか30代、40代から社員のキャリア形成に対し企業自身がサポートすることが必要であり、これからの時代は「企業が社員に出来る最大の福利厚生サービスは『キャリア形成へのサポート』である」と考えます。
 社員の観点からも、常に目先の社業に打込みながら、人生100年時代という現実を自分ごととして受止め、会社にぶら下がることなく自分自身のキャリアに真剣に向合っていくことが求められ、そうすることがまた、現在行っている業務の意味を見つめ、主体的に取組んでいくことにも繋がるのではないでしょうか。

 
 ターンアラウンド研究所では、今後も「企業と社員が互いに成長していく企業社会の実現」を希い、一つひとつ全く違う企業の変革・成長のプロセスにコミットし、人財育成サービス、経営コンサルティングを行うために創業され、本サービスは社員個人向けのサービスについての第一歩とも言えるものです。

 また、本サービスは企業様に対しても、講習、グループワークなどとパッケージにした法人向け商品も用意しています(但し、いわゆる「リストラ」目的の案件はお断りしています)。「お試し」のご意向のある人事の方については、弊社のホームページよりご連絡いただければ幸甚です

プレスリリース https://www.turnaround.tokyo/tl%E3%81%AE%E6%B4%BB%E5%8B%95

<ターンアラウンド研究所 https://www.turnaround.tokyo/  小寺昇二>


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?