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深海魚日記

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深海深く住む魚のような内容を書いてます。 いつかクジラかイルカの様に存在感のあるブログに成長出来たら……。 などといいつつ、noteかっこいい!と思って始めたのが本音です。
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#随筆

ライバルは清少納言~きょうのちょっと良かった出来事

若かりし頃女子大を受けたのだが筆記の他に面接があった。 今では私が通ったその学校に女子短大というものは無くなってしまい国文学科というものも存在しない。 しかし当時はひと学年500人ばかりの女子が校内にひしめき合っていた。 当時は女子大全盛期だったからこぞって受験したのだろう。 さて面接時(大学の教授だったと思う)に 「源氏物語は好きですか?」 と聞かれた。私は源氏物語より「枕草子」が好きだったから 「清少納言の「枕草子」の方が好きです。 当時の人ははっきりと好

在宅○○

近ごろ長男が夜中のバイトを始めた。どうやら駅の清掃作業らしい。それほど時間は長くなく4時間程度らしい。12時から4時くらいで終わるらしく始発がまだなので1時間ほど歩いて行ける駅まで歩くそうだ。 そんなことしなくても清掃作業の駅は都会だから側にマクドナルドでもあるだろう。時間を潰して始発に乗ればいいじゃないかという話だがからだもなまっているので運動がてら歩くという。 まぁ、いいけど…。 息子に言わせると夜中のバイトから帰宅した日は夕方まで「在宅睡眠」するんだとか。 なん

エンターテイメントは楽なのだ

本当は毎日1note実践したかったのですが、やっぱり無理でした。 いや時間ないです。 帰宅して夕飯を食べてフォロワーさんのnoteを見るのも、数日見る暇がなく気がついたら追えないほど溜まってしまった。 見損ねているnote、ごめんなさい。 先日なんとなくTVを眺めていたら「鬼滅の刃」の一挙放送をしていた。映画の前に知らない人にも興味を持って映画館に足を運んで貰う作戦なんだろうが見事にハマった。 息子が全巻持っているのだが子育て中マンガを読まないでいたら、「マンガを読めない

雨の日の朝の出来事

朝から窓の外はどんよりと重い雲が立ち込め気温もかなり下がっていそうな色をしている。 土曜の朝なので次男は学校がある。 雨が降ると学校は最寄り駅から徒歩(かち)で行くには結構な距離があり気の毒だ。 今日は主人もいるので (学校まで)送って貰ったら? と言ってみる。案の定次男はこの提案を断る。 最寄駅は自宅の隣駅だし車で学校に行くのは造作がない。だが次男は嫌がる。 なんでなのかわからないので 雨だし楽だと思うよ。パパだって今日は兄ちゃんを送って行ってるし別にあなた

月の美しい夜は、永い立ち話を思い出す。

「愛する」という「愛」。 どんなことなのかたまに考える。かつての私は自分が好きではなかったから、自分に自信が無かったから。 だから愛することを人一倍考える人になったのだと思う。 ふらりと寄るnoterさんのところで立ち止まった。その人は昔の自分の分身の様な気がした。 今手を差し伸べることもせず黙ってその人自身が自分を抱きしめることが出来るよう願い望む。そんな風にしか今の私には出来ない。 ふと過去に自分が書いたものを載せてみる。 過去は変わらない。人は自分で再生していくしか

カワスイに行ってきた。(ついでに息子たちとの思い出)

会社帰りに同僚と見に行った。 川崎に水族館が出来た。その名も「カワスイ」。 特段水族館に興味があるわけでもないけれど会社が協賛してるのでチケットを貰えたので道すがらであるから見てみることにした。 思っていた以上に面白かった。 嫌なことがあった日、お酒を飲んで愚痴る気分でもない、そんなときにふらりと訪れる。 そういう活用法も出来そうな場所だ。 世の中にはよく知らない生き物っているんだなってのもみられた。(逆さに泳ぐナマズがいた。どうして逆さに泳ぐことを選んだか知りたく

再生

山本ふみこせんせい

昔は講座に通ってました。 以前の講座はなくなってしまったけれど、山本せんせいの通信講座は続いていて、だけど通信なので忙しさにかまけて怠けている自分がいます。 山本せんせいは随筆家です。 はじめはその文章からお会いしたくて講座を受講しました。お会いしたせんせいは書かれる文章の通り素敵でした。 それから通い続け私の文章はどのくらい変化したろうか。さほど意識出来ないけれど、それでも書くことの素晴らしさ、大切さは学んだ気持ちになっている。 なのに今の私は…。 感受性というアンテナにほこりを被らせたまま知らぬふりをしている。 動画をみながらふと講座に通っていた頃の自分を思い出す。