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マッチョに熱くいこう🔥

平素よりお世話になっております。
経営学部 国際デザイン経営学科 (IDM) 新4年
丹羽悠太(にわゆうた)です。

本題に入る前にこの場をお借りして、
昨シーズン多大なるサポート、応援をしてくださった保護者の方々、OBの方々、スポンサーのテラスカイ様、ベネフィットワン様、大学職員の方々、本当にありがとうございました。
また、理科大サッカー部を1部リーグに導いてくださった23年卒OBの先輩方。1年間での降格という不甲斐ない結果、申し訳ない気持ちでいっぱいです。
必ず今年1年間で1部リーグにチームを戻します。

本題

今回で3人目となる理科大サッカー部の部員ブログ「Visions」。
「Vision」とは展望、未来像という意味だが、自分が今回書くテーマは「目標」について。

このテーマで書こうと思った理由は最近「掲げた目標」を達成する難しさと、
掲げた目標に対する自分の取り組みに「不甲斐なさ」を感じたからだ。

実は最近、かなり鳥肌もんの出来事があった。
確かにその日は寒かった。今年唯一、東京都心で雪が積もった日。2月6日。
ちなみにサッカーとは全く関係ない。

部活が雪で中止になり、その時間ダラダラとPCの書類整理をしていると出てきた。

もう全く覚えていない。
2021年中にやることリスト。
その後プログラミング、統計、経営学、これらの復習をした記憶は全くない。
確かに、授業で学んだプログラミングを復習しなきゃなと思っていた記憶はある。しかし、当時の自分はコード書けないどころか、「Python」の綴りすら書けない様である。

英語の単語、リーディング系も。おそらくメモを書いて、書き終わった瞬間忘れたらしい。3日も続けた記憶がない。

続いてこれ。

これに関しては、1年生の頃に心に誓った記憶がかろうじてあった。
2年までは順調にきていた。結果に関しては。
3年生。まだ750点取れてない。
しかも3月中に受けられるTOEICはもう無い為、目標未達が確定である。

そして何より問題なのは800点取るための毎日行うと決めたアクションプラン。これに関しては1週間も継続してないぞ。


目標を達成するのは難しい。何より、達成する事を常に意識して「継続」すること、そして継続する為の「モチベーション」を維持し、常にどんな時も目標から目を逸らさないことが難しい。

話をサッカーに戻そう。


もし昨年のこの時期に、個人の展望や目標を語るこのブログの機会があったら、自分はなんて言っていただろう。

間違いなく、「史上初の1部リーグの舞台で勝ち点35を取り残留する」と言っている。

昨年のリーグ戦。
理科大サッカー部は、上記の通り「勝ち点35を取り残留する」ことを目標に掲げ、リーグ戦に挑んだ。

しかし、結果は勝ち点わずか6。
22試合中18試合で負け、最下位で降格。
掲げた目標とは程遠い結果となってしまった。

では個人の行動の部分。
果たして自分は、普段の練習中やピッチ内外で、上の目標を叶える為のアクションを取れていたか。

つい先週、2月21日の練習試合 武蔵大学戦。
2.3本目の少しぬるい試合が終わった後、昨年度の主将 村本(ムラ)が全体の前で感情を露わにする場面があった。
その場にいた部員にしかわからない話だが、あれは部員全員に対して言っていた。

「練習試合だからといって中途半端な気持ちでプレーするな!本気でやってる俺に失礼。同じピッチでプレーしてる俺に失礼だろ!」と、
かなり前後の文脈は端折っている。ただ、彼は誰もがコントロール可能なメンタル面について言っていた。

あんなに感情的なムラを見たのは夏の合宿以来だったが(笑)、俺にはあの時のムラの言葉がめちゃめちゃ心に刺さった。あの時発した言葉全て刺さりまくった。
確かに俺から見てムラは全員の前であれを言えるくらいいつも本気でやってた。
一方で、今の俺は皆んなの前でここまで言い切れないなと。昨シーズンの自分も。

もし昨年のリーグ戦、
部員全員が、あの言葉を全体に言えるくらい一つ一つのプレーに魂を込めて、
常に本気でサッカーと、掲げた目標と向き合っていたら、
絶対に残留できてたと思う。
技術面が相手より劣っていても残留できてた。

自分は「1部リーグで残留する」と目標を立てたのにも関わらず、今振り返って「もう全部やり切った。やれる事全部やった。でもダメだった。」と、ある種の達成感というか、やり切った感というか、そういうものを感じない。

ピッチ内での自身の取り組みだったり、チームへの働きかけだったり、もっとできたことがあったんじゃないか。本音を言うと少し後悔がある。

そして展望・目標を口にしたならばそれなりの行動を取るべきだったと今心から思う。


これからどうするか

今年で、14年間続けてたサッカー生活が終わる。
振り返ると常に生活の中心にはサッカーがあった。それが完全に終わるラストの8ヶ月。社会人になってからサッカーを続ける気はない。サッカーを本気でできる本当にラストの8ヶ月になる。
同時に学生生活も残り1年と1ヶ月。いろいろと最後が多いこの1年間。自分はどんな目標を立てよう。

そう考えると思うことは一つ。
やっぱり最後ぐらい、自分が掲げた目標に全力で取り組んで達成させたい。

でもこのままだと、今までのようにただ自分の中で目標を立てて、それに見合った行動を取らずに、達成できないまま終わりそうだ。


目標を達成しよう

そんな懸念から色々と調べてみると、目標を叶えている人が行なっている「ある共通点」がわかった。
それは、「周囲に目標を言葉に出して『宣言』する事」である。聞いたことある人もいるかもしれない。
これをパブリック・コミットメントというが、効果がある理由は3つ。

①周りに宣言することで達成しなければという適度なプレッシャーがかかる。
②宣言する度に目標に意識を向けられるため、モチベーション維持につながる。
③周囲の人から応援される。

これで、2021年のように目標をメモってその瞬間忘れることはなくなりそうだ。

ただこのパブリック・コミットメントは逆効果になることもある。
それは、目標を宣言するとそれだけで「やった気分」になってしまう場合があること。
もしかすると、「1部リーグ残留するぞ」と言っていた昨年の自分はそんな状態だったのかもしれない。

そんな注意点を踏まえて、宣言をする際のポイントは5つ。
①自分が尊敬する人に宣言する
 
→尊敬する人に宣言することで緊張感と情熱がモチベーションにつながる。

②目標をできるだけ細分化し、「具体的」に宣言する

③実現したい目標に「実現したい理由」も添える
 
→この「理由」が行動を起こす原動力になる。

④現在完了形で肯定的な言葉を使って宣言する。(=アファメーション)
・否定語を使った「〇〇をしない」「〇〇をやめる」という目標は脳科学的に意味がない。
・「私は〇〇である」という現在完了形を使う。
 (例:私は金持ちになる✖︎ / 私は金持ちである⚪︎)

⑤定期的に達成状況を報告する。
 
→コミュニティを作り、お互いの目標について定期的に報告し合う。

参考図書


丹羽悠太 学生最後の目標宣言

さあ、これを元に学生生活ラストの目標を宣言しよう。

今回、目標は①プライベート、②部活動の2つの軸で作成。

まずはプライベートの目標を4つ。
(サッカーとは無関係ですが、しばしお付き合いください。)

いろいろな分野に挑戦したい為、「言語・勉強・音楽・芸術」この4カテゴリーでそれぞれ目標を設定した。
目標の期限は卒業式の日。
日程が分からない為、2024年3月20日 木曜日とする。

❶言語:英語 TOEIC800点を超えている。
 理由→大学1年時に掲げた目標をしっかり達成させるため。
あとは、海外留学を目指す双子の兄に英語力で大きな差をつけられたくないから。

❷勉強:資格 日商簿記2級を取得している。
 
理由→様々なビジネスシーンで活かせる知識を学生のうちに身につけたいから。
あとは、入社予定の企業でかなり必要になる知識らしいから。

❸音楽:ピアノ 3曲を弾けるようになっている。
 
理由→なんかカッコいいから。
あとは、昨年友達が楽器を自由自在に演奏しているのを観て学生時代の今チャレンジしたいと思ったから。
(実際始めてみると予想以上にめっちゃ難しい。特に左手やばい。)

❹芸術:コーヒー ラテアートでチューリップを描けるようになっている。
理由→優雅な朝が確約されるから。笑
あとは、ちょっとした特技になるし人間的な幅・ギャップになるから。(たぶん)
部活の練習が朝8時に終わるため、9時から家でチューリップを描く!これをルーティンにする。
中期目標として4月までにハートを描けるようにする。

理想と現状 

この4つを絶対に達成させます。
応援してください!
(プログラミングは捨てます)

続いて部活動。サッカー。
目標は一つ。

入部を決めた新入部員、そして今いる45人の仲間と共に2部リーグ優勝を果たしている。

理由→昨年の屈辱を晴らしたいから。
   最後に清々しく引退したいから。
   最後に全員で喜びたいから。

達成させるために個人でやる事
・毎試合、毎練習、魂を込めてサッカーと向き合う。
・週2日以上のフィジカルトレーニング、ウェイトトレーニング。
・長所である走力と肺の強さを最大限のばす。
 →睡眠管理、食事管理、身体管理の徹底(体脂肪率6%以下維持/毎月InBodyで計測)
・人脈のフル活用。
 →パーソナルトレーナー、高校時代の人脈等々
・モチベーションコントロール
 →家族、友達の努力を観に行きエネルギーを吸収する。
 (サッカー、ボート、アメフト、ラクロス、ラグビー、音楽関係等々)

ラスト8ヶ月、自分はこれを死ぬ気で実行します。


部員へ
多くの大学生とは違って大学生活の大半の時間をサッカーに捧げている俺たち。始発でグランドに行って6時からボールを蹴る毎日。
どうせやるなら掲げた目標「2部リーグ優勝&1部リーグ復帰」を本気で達成しにいこう。目標から目を逸らさずそれぞれができる事を全力で取り組もう。どの相手よりも心をマッチョに、気持ち熱くいこう。
そして10月。優勝して全員で喜ぼう。

Noteを読んでくれた入部を悩んでる新入生、在学生へ
最後の学生生活。後悔が残らない選択をしよう。
サッカー選手、スタッフ問わず、一つのことに熱中したい人。いつでも部員全員大歓迎です😊


以上

スポンサー 株式会社テラスカイの方々と📸


次回は、誰もが認める理科大サッカー部の「心臓」脇上 滉平。
カフェラテのベースとなるエスプレッソのように とろっとろなボールタッチと
フォームミルクを注ぐかのような華麗なボールさばきはまさにチューリップ。
スマートすぎるプレースタイルとは相反して奥に熱い心を持つ彼のVisions、お楽しみに!

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