無軌道ブラザーズ
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その日はよく晴れていて、洗車日和だった。
自宅の前で車を洗っていたら、近所に住むガキンチョ三兄弟の一人が「なにしてるの~?」と話しかけてきた。
俺「車を綺麗にしてるんだよ~」
ガキA「それワックス?」
俺「違うよ。コンパウンドいうねん」
A「ワックス?」
俺「違うよ(ワックス言いたいだけやろお前)」
俺「布に付けてから擦ると車の傷が消えるクリームみたいなもの。例えばここの傷をこうしてこうして・・・(キュキュキュ)」
A「(ガキBに)ボールもってきた?」
俺「聴けよ」
俺(まぁええわ。車磨こう)
B「歳いくつ~?」
俺「3X歳やで〜」
B「ふ~ん」
俺「興味ないのかよ」
俺(まぁええわ。次は拭き取りや)
C「ねぇねぇ」
俺「なんぞ?」
C「ボールが溝に入って取れないの」
俺「溝の蓋持ち上げてやるから取りな(ガコン)」
C「とれた~」
俺「よかったな。もう溝にボール転がすなよ」
C「シュッ(ボールを溝に投げ入れる)」
俺「なんでやねん」
もう一度ボールを拾わせた後で、若いお母さんが「すみませぇ~ん」と言いながら駆け寄ってきて、忙しなく三兄弟を回収していった。
子供は本当に人の話を聞かないし、お母さんは巨乳だった。
その日はよく晴れていて、洗車日和だった。
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