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まるでアトラクション!懐かしの「パンツァードラグーン リメイク」クリア

セールを眺めていたら面白そうなゲームがあったのでタイトルを見たらサターンで遊んでいたパンツァードラグーンのリメイクでした。
あーなんかクリアできなかったけど何回もやったな、くらいの記憶しかなかったのですが今回遊んでみて良い作品だなーこういうゲームだったのか…と時を超えてようやく知れた気持ちです。
…と言いましたが、すみません。私は元々シューティングに馴染みがなく、しかもそんなに向いていないようで、本作のシューティングとしての楽しい遊び方みたいなのがあまり理解できていません。よってシステム的な良さを説明する事はできません。シューティング部分はなんとなく楽しかったというのが感想です。
なのに良い作品だと言ってしまうのは違う気がするのですが、そんな自分でもかなり好きだなと思えましたし、逆に言えばシューティングをあまり上手にできない人でも「難しいけど最後まで見届けたい…」と思える魅力を持っている作品でした。
そんなわけでシューティングガチ勢の方には全く参考にならないと思いますが、同じレベルの方や、ゲームとしての雰囲気など参考になれば幸いです。

使用ハード: Switch
関連作プレイ歴: サターン版パンツァードラグーン(しかしほぼ覚えていないため関連作プレイ歴なしに等しいです)
プレイ時間:3時間程度(難易度ノーマルで半周+イージーでクリア)

〜だいたいの内容〜
主人公が迷い込んだ遺跡で2匹のドラゴンに会い、流れで片方のドラゴンに乗ってもう片方を追いかける事になるシューティングゲーム。

◆パンツァードラグーン、2つの良ポイント◆
①テーマパークのアトラクションに乗ってるような楽しさ

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スタートからゴールまでマップを自機のドラゴンが自動で進み、その途中で出てくる敵をできるだけ倒したり避けたりするのですが美しい3Dマップとカメラワーク、途中で止まったり柱が壊れて意外な事が起きたりなど、まるでテーマパークのアトラクションに乗っているような楽しさがありました。
ディズニーシーで言うとインディジョーンズに乗りながらトイストーリーマニアをやっているというか。特にステージ1,5,6は景色も良いのでずっと飛んでいたくなります(敵がいてそんなにゆっくりもできませんが)。

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②世界観と雰囲気、ストーリーの魅力
ストーリーは主人公が「なんか突然ドラゴンに乗ってもう一匹のドラゴンを危険を冒して追いかける事になった」というなんじゃそりゃな感じで始まり、しかもそれがサイレントムービーのような詳しく語られない映像で見せられます。
…と、それだけ言うとそれってどうなの?と思うでしょうし、私もこういうふんわり演出だと「よくわからないシナリオ」と思う事が多いのですが本作はムービーが良かったのか何なのか、腑に落ちるというかむしろやらねばならん…という気になる雰囲気でそれもシューティングが苦手でも最後までやろうと思わされた部分です。
前提の世界観が好きだったからというのもあるかもしれません。もちろんなんじゃそりゃという感想を抱く方もいらっしゃるとは思いますが、少なくとも私は、短くほとんど語られないシナリオながら重厚感を感じ、「雰囲気ゲー」ではなく「良いシナリオ」だと思いました。
音楽が良くてドラマチックさを引き立てているのもポイント。
OPからEDまで、ゲームのグラフィックも併せてドラマチックな映画を見た気持ちになれます。

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ご注意
・ステージ2辺りで虫の敵がいるのですが不意に飛びかかられて虫ドアップになったりするので、上手だったら飛びかかられないで済むとは思いますが虫が極端に苦手な方は危ないかもです。

・本作は何週かしてスコアを上げたり腕を磨いていくゲームなのだと思いますが、自分のようにあまり何週もしないかなーというタイプの方はフルプライスで買うと、ちょっとだけ高い買い物になるかもしれません。(言ってそんなに高いゲームではありませんが)

総評
本当に雰囲気の紹介だけになってしまって申し訳ないですが私的には3時間程度しか遊ばなかったもののかなり好きになれた珍しい作品でした。
そしてプレイ時間短めなので忙しい方におすすめです。
オリジナルのサターン版をやり込んだ方はまたちょっと違う感想になるのだと思いますがその辺りは他の方のレビューを参考にしていただけると幸いです。
このシリーズは2やRPGが人気なようなのですがそちらもリメイクする予定だそうなので機会があればまた遊んでみたいと思います。
なお海外のメーカーさんがリメイク担当されているようで難易度の翻訳がちょっと面白いのはお茶目ということで…。

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ちなみに難易度は下手な自分的にはステージ4は「容易」でもヒヤヒヤしましたがそれ以外では割と難なくできました。ステージ4だけがちょっとだけ難関でした。
難易度低いとたぶん敵の数が少ないんだと思います。

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