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ナポリ vs ローマ / コッパイタリア フェミニレ 2023/24 準々決勝1stレグ


カップ戦ながら対戦相手は現在セリエA最下位のナポリ、ということで連戦へのターンオーバーも兼ねてかレギュラーメンバーを大幅にベンチに置いて臨んだ一戦は、ボールを支配する時間は長いものの攻撃の精彩を欠き、少ないチャンスに挑んできたナポリを抑える守備のミスから痛恨の失点を重ね、後味の悪い結果となりました。


>>試合スタッツ



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両チームスタメン >>

ローマ 南萌華選手はフル出場、熊谷紗希選手はスタメン~61分まで出場しました。
また、ナポリ 小林海青選手はサブスタート、後半から出場しました。




ジャチンティ、ジュリアーノ、ホーヴェのスタメンレギュラー組をベンチに置いても見劣りしない面々でスタートしたローマですが、攻撃に精彩がなく、ホームの利もあってか自信を持って攻めているのはナポリの様相。

前半36分、バルデサテがGKコルペラへ送ったバックパスがミスとなり、そrを奪おうとしたナポリ選手とコルペラが交錯。これがコルペラのファウルと判定されてPKから失点。

1-0で後半へ折り返し、まず1点がほしいローマですが、決定機もナポリGKの好セーブに阻まれるなど、ギアが上がらないまま時間が過ぎていきました。



80分、ナポリ中盤から前線に送られたルーズなボールにナポリ小林が追い付き、バルデサテが足を出す間もなくペナルティエリア外から左足一閃のミドルシュート。これが見事に決まり、ローマは突き放されます。


小林選手にとってはイタリア、ナポリでの記念すべき初ゴールでしたが、ローマには苦い失点。とうとう取り返せないまま試合は終わり、2ndレグに準決勝進出の命運をかけることになりました。




スプーニャ監督による試合レビュー >>

「今日の結果はまず第一に、私に責任があります。いくつかの選択は正しくありませんでした。おそらく、重大な罪は問われるべきでしょう。
序盤からライトゲームの解釈。コッパイタリアでそんなことを言うとは思いませんでした。解釈は常に高いレベルでなければなりませんが、今日はそうではありませんでした。迫ってくるチームを相手に追いかける必要があり、その功績はナポリにあるとすると難しくなり、苦戦して負けてしまいます。
今はこれから先の試合のことを考えなければならないし、リターンマッチのことも考えるつもりです。状況を逆転するにはかなりの努力が必要で、そして我々は状況を好転させる必要があります。」

「今日のつまずきは私たちがもっと謙虚になるのに役立つでしょう。常に目の前の試合に集中するべきであり、順位を見るべきではない。彼らはリーグ戦で勝ち点2のチームだが、これは何の意味もありません。今日はコッパイタリアの試合で、リターンマッチを考えると結果は重要だったが、逆にリターンマッチで追い上げを余儀なくされ、奇跡を起こさなければなりません。
事態を逆転させるということは、3 ゴールを決めることを意味しますが、チームは組織化されているため、それは簡単ではありません。私たちにはそれを実行できる強さ、能力がありますが、非常に注意する必要があります。そして土曜のインテル戦からは誰も我々に何も与えてくれないので、我々は正しいメンタリティを持たなければならないだろう。」


試合ハイライト >>


フルマッチ映像はこちら

>>試合フォトギャラリー


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ローマの次戦は1月24日ホームにて
女子チャンピオンズリーググループステージ第5戦
バイエルン戦です。

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