妊娠33週で逆子、お灸で直るのか?
こんにちは、露つゆりです。
妊娠30週までは子宮側に赤ん坊の頭がある、いわゆる正しい位置でした。
しかし妊娠33週の検診で
「あ〜〜〜逆子だね……」
まさかの逆子になってしまいました。
産婦人科で逆子体操を指導され、そのあと鍼灸院を勧められました。
「逆子にお灸が効くのか……?」
半信半疑の私。
とりあえず主人に電話をします。
「やれることはやったほうが良いと思う」とのこと。
主人の意見には賛成だったため、産婦人科に鍼灸院への紹介状を書いてもらいました。
正直うさんくさい
紹介された鍼灸院のHPを見ると、「逆子のお灸」というページがありました。
当院では90パーセントの逆子を直しました!
逆子になる妊婦さんは冷えている方が多いのでお灸が効くのです!
うさんくせ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
本音が口から出てしまいました。
ただ自分は無痛分娩を希望していた身なので、帝王切開になることを全く考えていませんでした。
帝王切開への気持ちがまだ整っていないため、できたら無痛分娩で産みたい、逆子を直したい……その気持ちが強かったです。
鍼灸院に電話して予約し、行くことにしました。
逆子の原因①「冷え」
鍼灸院に到着し、問診票を書き、さっそく治療を受けました。
ベッドの上に寝転がりながら、鍼灸師さんの話を聞きます。
まず指摘されたのは「冷え」でした。
「胃が冷えていると赤ん坊は気持ちよくて、頭を上にしちゃうんです」
冷えピタみたいな感覚なのでしょうか。
他にも「体が冷えているとお腹が張りやすくなり、赤ん坊が回りづらくなる」とのこと。
まぁ冷えているより温まっていた方が良いよな……と若干無理やりですが納得させ、治療について話を聞きました。
「冷え」の治療:食生活の改善
「アイスや氷は好きですか?」
私「あーアイスは好きですね」
「冷えの原因になるのでやめましょう」
毎日のようにアイスを食べていた私にはショックな話でした。
「どうしても食べたかったら、熱いお茶と飲むようにしてください」
私「はい……」
さよならパルム…と心の中で別れを告げます。
「あとコーヒーとか飲んでないですよね?」
私「(うっ)一日1杯くらい飲んでます」
「カフェインも体を冷やすのでやめましょう」
言えない……一日3杯飲んでるなんて言えない……
思わず一日1杯と嘘をついてしまい、若干の罪悪感を抱きます。
診察台に寝転びながら「妊娠してからそんなに食生活とか見直してなかったなー」とぼんやり反省したのでした。
とりあえずアイスとコーヒーは出産が終わるまでは控えようと思います。
「冷え」の治療:お灸
次は足の冷えにアプローチしていきます。
ここでお灸が登場しました。
寝転びながら天井を見つめていますが、一向に足が熱くなりません。
私「え、お灸してます?」
「してますよー
……冷えているので、もう少し熱いものに変えますね」
私があまりに無反応だったため、お灸の熱さを一段階アップしてもらいました。
ちなみに熱くする前のお灸を背中にもやってもらったのですが、熱すぎて「外してください」とお願いするレベルの熱さでした。
どんだけ足が冷えてるんや……と自分でも軽くドン引きしてしまいます。
お灸が終わった後は、足のくるぶし下にサインペンでマークされました。
「朝・昼・夜とお灸してくださいね」
言われた通り、家でもお灸をしています。
3日くらいでやっと「熱いかも」と感じられるレベルになりました。足先ポカポカの道は遠い……
逆子の原因②「疲れ」
逆子の原因2つ目は「疲れ」だと説明を受けます。
「最近までお仕事されてましたか?」
私「まだしてますね」
「あ〜〜逆子になる方って、ギリギリまで働かれている方が多いんですよ」
他にも「引っ越し」「旅行」などのイベントを最近したか聞かれました。
たとえ楽しい思い出だったとしても、体は「疲れ」てしまい、逆子になりやすいと説明を受けました。
「疲れ」の治療:ごろごろ
私「ごろごろ」
思わず復唱してしまいました。
「そうです、ごろ寝になって体を休めてください」
私「なるほど?」
「散歩やおでかけは好きですか?」
私「散歩は趣味ですね」
「やめましょう」
私「ひえっ」
「ヨガはしてますか?」
私「風呂上がりに30分ほど……」
「やめましょう」
私「ひえっ」
唯一の趣味と言ってもいい散歩とヨガの選択肢を取られ、軽い絶望を覚える私。
少しだけ反論してしまいました。
私「そ、それだと運動不足になりませんか?」
「逆子が直るまでは体を休めましょう」
私「ごろごろ……ですか……」
うなだれながら相槌をうつ私。
禁止されたわけではないので散歩もヨガもしてはいいと思うのですが、逆子が直るまではごろごろするか……と決めました。
ごろ寝の体勢についても指導を受けました。
横向きにゴロンとして、膝と膝の間にクッションを挟み、背中側に毛布を噛ませる姿勢です。毛布側に体重を預けることで、お腹側にゆとりができます。
「お腹をふっくらとさせて、赤ん坊を回りやすくしましょう」
お灸した途端に、ドタバタと動き出す赤ん坊
お灸に対して「うさんくさい」やら「本当に直るのか?」などなど、半信半疑だった私。
先生の話を聞いてる時も、話半分だったのですが、お灸をし始めたときに驚いたことが起きました。
私「すっごい赤ん坊が動いてます……!」
足のお灸をしているときでした。
赤ん坊がドタバタと動いているのです。結構激し目にずっと動いています。
「そういう子は直りやすいですよ〜。お灸してもピクリとしない逆子は、その位置が気に入って動かない場合が多いですから」
お灸してから動きはじめたのは偶然かもしれませんが、半信半疑が7信3疑くらいになりました。
診療代:10000円
まとめです。
逆子の検査のため、来週もう一度、産婦人科へ行く予定です。
その時まで結果はわかりませんが、
お灸
逆子体操
食生活の改善
ひたすらごろごろ
これらを実践したいと思います。
「逆子を直すために鍼灸院へ行くべきか?」についてですが、行ってみた身としては「心配なら行った方が良いのでは」という感想です。
正直「行かなくても良い」です(笑)
理由としてはどれもネット上に書いてある情報だし、病院に行くことで特別なメリットはないです。
個人の体の状態に合わせて、治療が受けられるならまだしも
「疲れ」と「冷え」って世の妊婦さんはほとんど感じてると思うの……
(身も蓋もない)
しかし行かないことによりストレスになるんだったら行くべきだと思います。
ただし診察料10000円でした
お灸も含め……保険適用外ということもあり……
もっと安い鍼灸院もあるとは思いますが、そこそこ診察料がかかることは覚えておいてください。
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