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妊娠35週で逆子が直った私がやったこと



時系列を説明すると、こんな感じ。

妊娠28週で逆子と診断

妊娠30週で頭位(赤ちゃんの頭が子宮側)に戻る

妊娠33週で逆子に

妊娠35週で頭位に戻る


くるくる回りすぎでは? 私の子よ……

私は無痛分娩を希望していたのですが、逆子だと帝王切開になります。

「せっかくなら無痛分娩で産みたいな〜」

そう思った私は、「逆子 直す」と調べて色々実践してみることにしました。

この方法で絶対直る!とは言い切れませんが、逆子で悩んでいる方の参考になれば嬉しいです。


お灸


妊婦の方は聞いたことがある方も多いと思います。


逆子と診断された時に、産婦人科からお灸を勧められ、紹介状を書いてもらいました。

鍼灸院で治療を受け、1万円を払い……1万円を払い……(ダメージが大きい)、
家でも治療で言われたことを試していました。

とは言っても、一日3回指定された場所にお灸をするだけです。

ズボラな私は一日1回になることもありましたが、一応毎日続けていました。

「ちょっと熱いなー」と感じるくらいがベストらしいのですが、足が冷えきっている私は「何も……感じない……」状態でした。

ちなみにオススメされたお灸はこちら↓


3年前にお灸をマツキヨで買ったことがあったのですが、そちらは匂いが臭かったので個人的にオススメしません。髪につくとタバコみたいな匂いがするので、寝る時にストレスになりました。



ブリッジ法



【医師監修】逆子体操のやり方と効果は?注意点とポイントを紹介


腰にクッションを入れて、骨盤を高く上げる方法です。

逆子体操の一種ですね。

一度やった時に、内臓が上に動いたのか、お腹の中でぐにゃりとした感触が……

「うぎゃあ」

思わず叫んでしまいました。

痛くはないけど、体の中で何かが動く感じ……違和感がすごかった……

これは逆子を直すためというのもあるのですが、内臓をもとの位置に戻す意味合いの方が強かったです。

内臓が下垂していると、血流が悪くなり、足腰の冷えやこむら返りの原因になるそう。内臓が上に上がり、お腹がふんわりと柔らかい状態になっているのは重要みたいです。

ちなみに私はお腹が張りすぎて、張り止めの薬「ウメテリン」を処方されるレベルでした。

座っていても張るし、寝てても張るし、散歩しても張るし……

痛みはないのですが、ぎゅーと締め付けられるような違和感はあるため、なるべく体操は毎日するようにしています。


ひたすら寝る



鍼灸師の方に「逆子の原因は、疲れです」と診断され、「え?全然疲れてないけど?」と心の中で思った私です。

ただ産休に入ると、毎日14時間睡眠。。。

朝は腰痛で起きてしまうので、昼寝をひたすらしています。

食べては寝て、散歩しては寝て、ブログ書いては寝て……子供か?笑

まさか自分がこんなに寝れるとは思ってもいなかったし、なんなら睡眠不足も自覚していませんでした。

私「先生も逆子の原因は疲れと言っていたし、寝まくるしかないな〜〜!!」

大義名分を得た私です(笑)

寝まくる生活をしていると、心なしか体が楽になったような気がします。産休に入り仕事のプレッシャーから解放されたのが一番大きいような気もしますが……


逆にやらなかったこと


しんどい逆子体操


逆子体操は色々あるのですが、産婦人科で指導されたのは「胸膝法」でした。


【医師監修】逆子体操のやり方と効果は?注意点とポイントを紹介


この体勢を5~10分やってくださいと言われて、素直に従った初日。

私「これ……しんどい!!!!!!」

呼吸は浅くなるし、胸は圧迫されるし、5分が30分くらいに感じました。

初日以降この逆子体操はやっていません←


寝る向き


「赤ちゃんの背中側を上に寝て欲しいから、左横向きに寝てね」

逆子体操とともに、そんなことも指導されました。

が、

特に意識していませんでした←

ただでさえ夜の睡眠は腰痛との戦いなのに、寝る向きまでこだわっていられるかー!というのが理由です。

こちらの抱き枕で横向きに寝ると、だいぶ腰痛は良くなったのですが、寝ている間に仰向けになる私。

朝は腰痛で立てなくなることもしばしばです。夜中の私め……なぜ仰向けを好むんだ……

そんな戦いを繰り広げているので、逆子のために寝る向きまで意識できませんでした。


逆子を意識しすぎること



健診前の私です。せんべいを食うな。

33週で逆子を診断された時は少しネガティブになりました。

「逆子の赤ちゃんは構われたいと思っている」

「赤ちゃんへの声かけが大事」

みたいな記事を読んで、「私が全然話しかけてなかったから逆子に……?」みたいな不安に襲われたこともあります(実際に全然話しかけてなかった)

多分あの時の私に「この壺を買えば逆子直るよ!」と言えば、ちょっと検討していたかもしれません(笑)

ただ1日寝て、元気よく動く赤ん坊をさすりながら、「まーーーーーー逆子でもしゃーないか」みたいな気持ちになりました。

一度落ち込むけど、寝てしまうとスッキリするタイプです。睡眠大事。

やることやって、もし逆子が戻らなかったら帝王切開!日本の技術力は高いし大丈夫っしょ!

逆子を気にしても、母体である私ができることなんてほとんどありません。

だったら自分は逆子を意識しすぎず、「直ったらいいなー」くらいの期待値でお灸やブリッジ法をして、穏やかに過ごしていました。

不安に駆られるお正月なんて嫌だしね!


これから逆子になる可能性も全然ある


35週で直ったとは言いましたが、これから逆子になる可能性も全然あります。

というのも、私は平均より羊水の量が多いらしく、回れるスペースもまだあるそうです。そして2週間ごとにくるくる回る子供……

(先生は「まぁ大丈夫っしょ」みたいな感じでしたが)

ただもし逆子になってしまっても、「その位置が良いなら仕方ないね」くらいの気持ちでいようと思っています。

逆子が診断された時は不安になったりもしましたが、「逆子が診断されたから、自分の体の状態を見つめ直した」部分もあります。

体を冷やさないために根菜を食べたり、一日3杯飲んでいたコーヒーをやめたり、疲れを癒すためにたくさん寝たり……

そういう意味では「もうちょい自分を大切にしろよ!」という赤ん坊からのメッセージだったのかもしれません……と良い感じにまとめつつ、今日も14時間くらい寝ようと思います。




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