パンスの現実日記 2020.10.5

東京の街をウロウロしているとつい居酒屋に入ってしまうのだけど、昨日は喫茶店でフレンチトーストを食べたりして、甘いものを食べるという選択肢も良いと気付いた。これだけ長いこと住んでいても、まだまだ出来ていないことがある。

日本の音楽のランキングを作ったり、あまり有名ではないけど評価したい盤などを紹介しているハッシュタグを見ていて、とても楽しい。なんとなく90年代の作品が多いと感じるのは、90年代に良作が多いからなのか、それとも90年代に記憶の重心のある人がTwitterに多いからなのか、僕が90年代の作品にばかり目がいってしまうからなのか。答えは出ない。

いまさらながらspotifyを始めてみて、次々と流れてくる新譜を聴くのもよいけど、過去の自分の記憶をたぐり寄せて、愛聴していた曲や、過去にレコード屋で見かけたけどスルーしたまま現在に至っている曲を聴くのに夢中になっている。いろいろと振り返っているうちに、2000年代前半、つまり僕がいまよりも貪欲な気持ちでいろいろなインディ・バンドなどを聴いていた頃の音源があまりない……、ことに気付いた。大学1年生の頃に友達に貸してもらった「Jamaican Cheek」という日本のバンドのことを思い出したのだが、当時のリリースはなし。YouTubeにもなし。考えているうちにどうしても聴きたくなって、ウンウン言いながら棚やPCの中身を探って、どうにか見つけることができた。コーラスワークがとてもいいのだ。シェアできないので、のんびりとひとりで聴いている。

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