「何もかも憂鬱な夜に」読了

画像1 中村文則さんの作品教団xを初めとする、第六作品。私は、この作品を手に取った瞬間、警察、刑務官、未決囚のミステリアスな部分に惹かれ、購入。読んで3日後、読了に至る。未決囚山井と接する中で、刑務官の僕は幼い頃の記憶や恩師とのやりとりの中どこか自分と似ていることに気づき助けたい、死刑は免れさせたいとも僕は思う。私は、この二人は、同じ境遇であったからこそ山井を見放さずに同じ立場に立てたのではないか?悲しい物語。

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