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題目『たいか』

 今宵のTwilloの冒険の題目は『たいか』。
「退化」です。。

 今、一時的にですが。
味覚がまったくないのです。。舌が「退化」しました。
  治療の副作用によるもので。。
 医師によると、半年から一年くらいで元にもどる(はず)、とのこと。
特殊なケースですが。。
 「退化」を経験している最中なのです。

 いままであった器官(機能)がなくなってしまう。
「退化」といわれるもので、自然界ではあることです。。

  とはいえ。
 自然界では。。

長い長い時間をかけて、だんだんにそうなっていくもの。

  おもしろいのは。。
 それがその生き物にとってメリットがあるから。そうなっていく。。
つまり。
 人間からみると「退化」しちゃったね、ということも。。
当のその生物にしてみると「進化」な訳ですよ。
 その方が良かったからそうなった。。


 人間にも「退化」して今はもう持っていない器官があります。
  以前、その研究をされている方から教えて頂いた話。。
それは。
 フェロモンを嗅ぎ分ける(?)器官。。
"嗅ぎ分ける" でいいのかな。何と言えばいいのか。。
 人間にはもうない能力なので。言い方もわからない。。

その話を聞いた時には正直びっくりしました。。
  なんとなく。
 フェロモンって感じられるような気がしてたから。。
  だけど。
その器官は人間にはもうないんだって。。
 「退化」してなくなっちゃった。

 この「退化」も。
もしかしたら。。
  「進化」だったのかも。
 その能力なくても。。いや。
ない方が良かったということ。。人間にとって。
  どうなんだろう。。
何か。
 それよりも別のことに能力を振り替えたんだよ。。きっと。


 それで。
ワタクシ事に話を戻しますと。。
 舌が一時「退化」中。
本当に見事に味がわからないのですよ。。
  ただ、嗅覚は生き残ってる。
 だから。。
例えばバナナジュースを口に含むと。ですね。。
 「バナナ風味のまったく甘くないドロドロした液体」となるわけです。
  切ない。。

 こうなったら。

 これを一時的な「退化」ではなく。
実は「進化」なのだ。。
  と、してしまえばいい。いや。。
そうしよう。

 そもそも "味覚" って。
どんな化学物質を含んだものが口に入ってきたか、を感知するためのもの。。
  たぶん。

 なので。。
それがなくなって。そして。。なくなった方がいいということは。。
  ついに。
 口から食べ物を取り込まなくてもいい生物に進化するのか。。

  そうか。
 とてもつまんない。。

 やっぱり。
この「退化」は一時的なものであって。。早く元に戻って欲しいな。


 もし、なにかメリットがあったとしたら。
代わりに嗅覚が鋭敏になる可能性はあるよね。。
  味の濃い、薄いではなくて。
 風味による味の選別がスルドクできるようになる。。
まあ。
 短期間では難しいだろうな。。
やっぱり。早く治ってもらうしかない。。


 人間の頭脳には。不可能はないですからね。。
さきほどのフェロモンの話にしても。
 それを感知する器官は「退化」してなくなってしまったけど。。
頭脳には、そこからの情報を処理していた "何か" が残っているんだ。
  太古の記憶。。
 頭脳にだけ脈々と残る。"何か" 。。
それが。いまでも。。
 なんとなくフェロモンを感じさせてしまう。

 同じように。
「退化」した舌でも。。
 味がわかる時が来るかも知れない。
  頭脳を鍛えれば。。
すごい味の世界を体験できるかも知れない。


 味覚を(一時的に)なくして。
がっかりしてしまっているので。。
  とりとめもなく。
 面白い方向にもっていけないものかと、考えをめぐらせてみました。。


 当たり前のことすぎて。
ありがたみを感じたこともなかったですが。。
  「味がわかる」って。
素晴らしいことなんだな。。それがよくわかった。


 美味しいものを食べよう。
味わって食べよう。。

  それは。

   とても。。とても幸せなことなのですからな(ニヤリ)。。。




 Twilloでのワタクシのいつもの最後のセリフ。。
「ワタクシは自分では値段を決めていない。のです。。よ。。。」
適当なものを「サポート」のところに入れておいていただければ
幸いです。。。

いつものTwilloでの最後のセリフ。。 「ワタクシは自分では値段を設定していないのですよ。。。」 適当なものをここに置いていただければ。 幸いです。。。