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題目『かげん』

 今宵のTwilloの題目は『かげん』。
「加減」を思い浮かべてます。。「加減」。
加える、減らす。。足し算、引き算ですな。

 この言葉が浮かんだというのは、ワタクシがある場面で
  「もっと肩と腕の力を抜いてください」
と言われたことから。。
 実はワタクシはもうすっかり力を抜いているつもりでいたのですが。
どうやら肩が上がっていたらしい。。最後は腕を引っ張って肩を下げられた。

 自分の身体の「力加減」さえ思い通りにならないこともあるのです。。
  どうやら
「加減」というのは意外と難しいもの。
  自分の身体でさえ力の「加減」が上手くできないのだから。。
  もっと繊細な。
物事をやる度合いとか。速さの調整とか。。いろいろ。
  口で言うほど簡単ではないね。。

 だいたい「加減」っていうのは、
明確なものが示されていないものじゃないですか。。
足したり引いたりして、「ちょうどいいところにしといてね」
  という話。
それは難しい。。ちょうどいいところがどこだとは示されてない。
  ある意味。。
「加減」する側の"力量"が試される。なかなかに難しい。。

 難しい「加減」を、いとも簡単に自然にできるようになるには。
豊富な経験と、そこから体得した感触が必要なんだね。。きっと。
  そういうものがある人は。。
さらさらっと「加減」しちゃう。料理の味の「加減」だってそう。。


 「加減」って言葉は使い方によって、ちょっとおもしろいですよね。
  というのは。。
「いい加減」って言うじゃないですか。「いい加減」。。
 しゃべってる時だったら、イントネーションとかでわかるんだけど。
言われてるのが、ちょうど「いい加減」なのか。。
  それとも
そろそろ「いい加減」にしなさい、なのか。
  それとも
「いい加減」な返事された、なのか。。

  言葉の使い分けにしても「加減」ってのは難しいな。。


 「加減」に限ったことじゃないですけど。

「人が人に対して」っていうことだから。。
  それは難しくなる。
「加減」をする側と。その「加減」を受け取る側。。

片方は「これならちょうどいいだろう」と「加減」を決める。
もう一方は「なんだか適当なことしやがって」と「加減」を受け取る。。
  まあ、両方「いい加減」って言葉になるんだけどね。
言葉だけで言うと一応、両方とも正しい。。
  なかなか。
おもしろい。。

 だからこれを逆さまにしてみてみると。
  上に書いた二人のように。。
感覚も価値観も違う二人の人間が、双方の意見を言い合ったとき。
やはりどこかにすれ違いが生まれるものなんだけど。。
  「加減」という言葉が入ると。
まるく収まる。。両方が正しいとなる。


 実際には。。

まるく収まるはずはないか。
  もし言い合いが激しくなりそうだったら。。

それこそ。

お互いに「手加減」しておいた方がいいというものですぞ(ニヤリ)。。。
  

 


 Twilloでのワタクシのいつもの最後のセリフ。。
「ワタクシは自分では値段を決めていない。のです。。よ。。。」
適当なものを「サポート」のところに入れておいていただければ
幸いです。。。

いつものTwilloでの最後のセリフ。。 「ワタクシは自分では値段を設定していないのですよ。。。」 適当なものをここに置いていただければ。 幸いです。。。