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題目『きば』

 今宵のTwilloの冒険の題目は『きば』。
「牙」ですよ。。「牙」。
本年最後の "にく(29)の日" ですからね。。肉食のケダモノとしては。
  「牙」を題目にしてみました。。

自分の「牙」について。。考えてみたことは。
  あるかね?。。

 「牙」と言っても。いわゆる "犬歯" のことではなくて。。
なんだろう。 "武器" というのか。。 "闘争心" というのか。
  「ガァー」って噛み付いていく時に一番先に出てくる "何か" 。。
 つまり。
気持ちの上での話で。。ね。


 よく言われる通り、やはり若年から青年。そして壮年と。。
だんだん「牙」って衰えてくる部分はあります。どうしても。。はい。
  それはそれで、いいことの方が多いとは考えられるのですが。
なんとなく。。
 寂しいというか。
ちょっと悔しいというか。。
  若干のやるせなさが。正直あります。。


 一日のほとんどをベッドで過ごすという生活を長期間続けていると。
  「牙」が、ですね。。
 見事に弱っていくのが自分でよくわかるのです。
  はじめは。。
 「あれっ。ちょっと調子がよくないのかな。。やる気がでない」
くらいだったのが。
 もう「ああ。。いいのいいの。もう。。何にもする気ないから」
と。。
  「牙」の "き" の字もでませんね。

 湿気ったマッチみたいなもんですよ。
  こんなの何の役にも立たない。。
擦っても擦っても。
 火花のひとつもでないし。。
もちろん楊枝がわりにもならない。

 役に立たないのは仕方ないとしても。
自分で自分が許せない。。何より。
  おもしろくない。。


 それで。
 
 自分の「牙」って何だったっけ。どんなんだったっけ。。
と。
  考えてみたのでした。。


 気持ちの上の "何か" と言っても。
「牙」は「牙」。。
  女の子でいうと "爪" の方がイメージに合うのかな。

 「牙」もしくは "爪" を使うのはやっぱり闘いの時。
  それと。。
獲物を仕留める時。
 そのふたつですよね。。

 闘いの時には。
さすがに大人になっているので本物の「牙」がでることはありませんが。。
  どんな静かな闘い方であったとしても。
気持ちの中では「牙」を剥いていますよね。。
 言動や眼の光がどんなに穏やかであっても。
いつでも敵を喉笛を狙う「牙」があるのです。。

 獲物を仕留めるのも同じかな。
一撃必殺の「牙」を隠し持ってるのは。。

 その「牙」が。
どんなだったか。。
  どんなだった?。
 まわりの人に聞いたほうが。。
よく思い出せることもあるかも知れないな。

 なんとなく。
「牙」の大きさは相手によって変化するというのは覚えている。。

敵があまりにも巨大すぎて。
  自分の「牙」もずいぶん立派なものになったことがあった。。
その時は。
 結果、上手くはいかなかった。。
敵にコテンパチンにやられましたよ。
 自分の「牙」の大きさと立派さに自分で酔いしれてしまっていたんだね。。
  そして「牙」が重すぎて。
闘いには負けてしまった。。
  これは失敗で思い出す自分の「牙」ですね。

 あと「牙」は。
見せる時がきたら。。
  見せたと同時に噛み付いていないといけない。
見せびらかすようなものではないということです。。

 それから「牙」は・・・・・・。


 いろいろ考えて思い出すうちに。
「牙」の感触が。。
  戻ってきた。いいぞ。。

よかった。
 完全に「牙」が抜かれてしまったわけではなかった。。

 「牙」の感触が。
この意識に残っているうちに。。

 砥いておこう。
そしていつでも。。

  奥の方に隠し持っておこう。
その時に備えて。。


  その存在があるだけでいいのですよ。

    それだけで。。
       生きているのが断然たのしくなりますからな(ニヤリ)。。。



 Twilloでのワタクシのいつもの最後のセリフ。。
「ワタクシは自分では値段を決めていない。のです。。よ。。。」
適当なものを「サポート」のところに入れておいていただければ
幸いです。。。





いつものTwilloでの最後のセリフ。。 「ワタクシは自分では値段を設定していないのですよ。。。」 適当なものをここに置いていただければ。 幸いです。。。