『あなたは今叶えたい夢とかある？』

「えっ？あるっちゃあるし、ないちゃっないかな？」

『ないのはなんで？』

「なんで？んー…。たぶん、今さらムリかな、と思ってあきらめているのかもしれません。」

『ふと思っても消しちゃうからでしょ？』

「まあ。現実的に考えたらねぇ。」

『はあ。じゃあ今日は、どんな状況からでも、夢とご縁をつくる方法を教えるよ。』

「夢とご縁をつくる方法？」

『うん。この世界は心が先。あなたが夢を叶えたいなら、チャンスが来る前にさきにチケット代を払っておかないといけないんだよ。』

「叶えたいもののために、最初にチケットを払わないといけないんですね。でも、夢にチケットって…努力しても上手くいかなくて悩んでいる人もいるし。」

『今回話すのは努力しよう、とかそういう話じゃない。行動しようという話でもない。夢の叶った自分の世界のパラレルに入る方法だよ。』

 「今すぐにパラレルに入れるってことですか？」

『そうだよ。努力しても夢が叶わないのは、そういうパラレルにいるから。これは理由がそれぞれあるから今回は話さないけれど…。夢とご縁をつくる方法はカンタンだし。すぐできるよ。』

「ご縁？」

『そう。例えばさ、あなたは昔、倍率の高い、求人がめったにでない仕事についたじゃない？あれ、なんでちょうどいい求人が出て、家から通える範囲で見つけられたかわかる？あなたが入りたいときに。』

「ああ、私って運がいいな♡最強！と思ってたからですか？」

『チケット代払ったからだよ。先に』

「先に？いつチケット代払ったのですか？」

『あそこに入る前、それまで興味をもたない…というか、あきらめて全然その分野に触れていなかったじゃない？』

「確かに、そうでしたね。」

『そのときも求人探していたけど求人あった？』

「たしか0でしたね。」

『だよね。でもあのときは違った。何を思い立ったのか、急にやる気を出して勉強し始めたじゃん。』

「そういえば毎日熱心にその分野の勉強をしていました。毎日何時間も。…あっ！」

『そう。そのときでしょ？求人がで始めたのは。』

「そうでした！やり始めてからです！たしかに！」

『うん。そういうこと。これが先だしチケットだよ。』

「先にやり始めたからチャンスがきた？」

『そうだよ。チャンスが来てからやろう。では遅いんだ。この世は＂先だし＂なのだから、チャンスが欲しいなら先にエネルギーを全出ししないといけないよ。次回はもっと詳しく話をしよう。』

つづく。