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【現実を錬成するシリーズ72】運って何?不思議な話


『運の作り方を教えるよ。』


(現実を錬成するシリーズ⇧)


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「ハイヤーさん。この間、不思議なことがあったんです。」



『何なに?どうしたの?』


「私、片道1時間半ぐらいかかる、電車の乗り継ぎが必要な病院に行っているんですけど。」



『うん。』


「1時間に1本ぐらいだから、電車の頻度。
だから、時間も調べて乗るし、普段はしっかり計画立てて乗っていたんですよ。」



『うんうん。』



「あるときです。仕事で翌日までに仕上げなきゃいけないものがあって、、残業は覚悟してましたが、思ったより時間がかかり、21時過ぎまで残業してしまったんですよ。」



『定時が17時だから、かなり残っていたわけだね。』



「そうなんですよ。
それで、もうしょうがないから。初めての時間帯の電車でしたが21時30分に電車ありましたから、
仕事が終わったあと、のんきに帰ろうとしたんですよ。」



『うんうん。』



「だけど、帰りコンビニに寄ってるときに
ふと思ったんです。あれ?書類に記入した数字間違ってない?って。」


『うん。』



「次の日までですから期限が。でも次の日にその病院に行くのはムリでしたからね。他との掛け持ち勤務だし、通勤に1時間半かかる病院ですから。
悩みましたが、21時15分頃にまた病院に戻ることに決めました。もう22時の電車でもいいと思って。



『うん。腹括ったね。』



「はい。それで、急いで戻って、
その病院に行って、もう一度入念にチェックして…
結果ミスはなかったんですよ。
ホッとして、また駅に向かおうと急いで病院を出ました。」


『うん。』



「駅が見えてきたあたりで21時29分。
これじゃあもうムリか。ホームは階段を登って向こう側だし、間に合わないだろうなと感じました。駆け足でしたが半分あきらめモードだったんです。」




『うん。』




「切符を買って急いでホームへ向かう階段を登っていましたが、不思議なことに、いつまでも電車が来る気配がない。何の音もしないし、あれ??まだきてない?って
すごく不思議に思ったんです。」



『うん。』



「私がやっと乗るホームに到着したとき、2番線とか3番線とかのホームに到着したとき、
向こうから電車がホームに入ってきました。
その時、時計を見たら21時32分だったんです。」



『おお。電車が2分遅れだったってこと?』



「出発時刻が30分だから、ちょい遅れてますね。
雪や雨や風が強いわけでもない日でした。
本当に運がいいなぁ、という感じでした。」



『よかったじゃん。ありがたく遅れてくれて。』



「実は、この話はまだ終わらないんです。
さっき私、22時にも電車があるって話をしていたじゃないですか。」




『うん。』




「実はこれ、私の乗る電車ではなく、反対行きの電車の時刻だったんです。



『ええ!』



私の乗る電車は21時が最終でした。
時刻表を読み間違えていたんですよ。
帰りの電車に乗っているときに、もう一度確認して気づいたんですよね。」



『え??ってことはさ。』



「はい。もし私が21時の電車に乗り遅れていたら
その日のうちに、自宅に帰ることは難しくなっていたんです。」



『…奇跡だね。』



「はい。奇跡でした。
私は21時が最終なんてその時点ではまったく認識していなかったし、電車が遅れてくるなんて知りもしませんでしたから。なぜか、急に助け舟が現れた。
まるで、"電車が私を待っていてくれたかのように"遅れて現れてくれたんです。



『…うん。これがまさに""ってことなんだけど、
運の良さって、自ら作ることができるんだ。』



「自ら作る?」


『そう。ずっと前から話しているけれど
この世は具現化。そして、そのための種まき
大切なんだ。』


「うん。」



『今回、具現化が起きた理由は、2つ。
あなたが落ち着いていたから。




「落ちついていた?」


『そう。落ち着いていた。
あなたはずっと不安がなかった。22時の電車でもいいや。22時の電車あるしって思っていたから。
何も不安にならず、心配せず、落ち着いて駅のホームに向かっていたでしょ。


「はい。まあ。21時が最終って知っていたら間に合うように工夫していたでしょうから。紙一重ですけど。
心配しなかったから、"ある""大丈夫"という安心があったから"電車に間に合う"という現実が具現化したんですね。


『そういうこと。
安心していれば安心の現実が。心配からは心配の現実が。心から安心して落ち着くことって、実は運を良くするためにすごく大切なことなんだ。


「うんうん。心を落ちつかせるってすごく大切なんですよね。今回はたまたま焦りなくいられましたが
普段からリラックスをするって大切ですね。」



『そうだね。イライラとかもそうだけど、イライラも心配もマイナス思考だと起きやすい。だからこそ、
自分を安心させたり楽しませるツールを普段から持っておくといいよ。


「自分のご機嫌は自分で取るってことですね。」.



『もう1つ、運がよかった理由は、
善行から動いたから。』


「善…行…??」


『あなたはなぜまた病院に戻ろうと思ったの??』



「書類に誤りがないかチェックするため。」



『それはなんのため??』


「患者さんの今後の方針を決める書類である以上、
より正確で精度の高い検査結果を出す必要があったから。誤りがあってはいけないから。」



『うん。それがさ、善行。
"人のためになることをしようとした"ってこと。』



「人のために?確かに、患者さんのため、は、人のためか。」



『なんでもいいんだ。家族のためでも、他人のためでも、地域のためでも、国民や世界のためでも。
それが嘘偽りのない。他者を思っての行動なら、
必ずといっていいほど、いい方向に運が動く。
それが"善行"ってこと。』



「よくある"徳を積む"ってことか。」



『徳を積むって、むずかしくないんた。
今、関わりのある人たちを大切にしようとする。
それだけで、徳って積んでいけるんだよね。』



「そうなんだ。…私の場合、仕事での人との関わりがほとんどだから、"一生懸命に仕事をする"ってことが大切になるのかな。」



『そうだね。患者さんもだし、
一緒に働く周りの人たちも大切にしないとだね。』



「仕事仲間か。人付き合いで悩む人も多い気がするけど、他者を大切にする気持ちをもつと、それって自分に返ってくるんですよね。」




『"自分から"人を大切にする。それが善行ってことだからね。くさらない。恨まない。ひねくれない。
今を素直に一生懸命に生きる。
シンプルだけど、そうした生き方があなたの運気をつくっていく。』




「うん。運は自分でよくできるものだから。」



『あなたの生き方は、あなたの一寸先の未来に返ってくる。だから、今できることを一生懸命にやってみて。
そんなあなたを、この世は放っておかないからね。』


つづく。

ありがとうございます! あなたにも2倍3倍に運が巡りますように。 (お問い合わせ機能からメッセージいただくこと増え、大変ありがたいのですがこちらからは直接ご返信ができないため、お問い合わせは、公式LINE:924gfadaまでお願いします。)