公務員の採用倍率について

公務員の人気がないのは本当かな? ということで。
各種資料を集めてみましょう。

民間企業の採用状況

こういうのはグンバツに強い東洋経済のリンクを以下に置いておきますが、意外や意外銀行と言うのはそこまで採用倍率は高くないのですね。
受験層が固まっているからですかね。

倍率そこそこ、年収高めの「美味しい会社」リストもリンクを置いておきます。東洋経済の記事の作り方がすごいなと思う次第。

公務員の採用倍率(東京都の場合)

一般職員

令和5年度の採用状況は1,000名あまりを採用して、2.4倍の倍率。
なお去年は、採用数はあまり変わりないものの、2.8倍なので下落傾向。
これを高いとみるか低いとみるか(私は低いと思う。)
このリンク先には各公務員の平均月収も記載されています。
この金額と、上記一般企業の金額を並べてどのように考えられるでしょう?

教員

教員は一般職員より悲惨な状況です。
本年令和5年は5,000人あまり採用して、1.6倍の採用倍率。
特筆すべきは小学校教員で2,000名あまり採用して、1.1倍の倍率。
ここまで教員は人気のない職業となっています。

警察官

さすがに、警視庁警察官は一般職員より競争率が高いです。
令和4年度の数値で恐縮ですが、1,500名あまり採用して、7倍とここまで最高の倍率になっています。
ただ、これもここのところ継続して下落傾向にあります。(受験者が減っている)


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?