見出し画像

今、思うこと

どこかジトッした空気がまとわりついています。
今年は、梅雨が早々にやってくるって言う話も聞きました。

ついこの前まで
皐月の空気は、あざやかな緑が想像出来るくらい爽やかで
日向の匂いを届けてくれていました。

でも、今年の風は南国の初夏を思わせる嵐で
何かが起こる前触れのような不穏さすら感じます。

前の世代を動かしてきた大人たちの付けが私達の世代に迫っているような気がします。

豊かにはなったかもしれない
ほとんどの人たちは明日に不安を持たなくても良くなった
それと引き換えに自然も文化も人情も
日本らしさ、日本の良さが失われていっている気がします

そのことは、私たち世代にも言えるのかもしれない
自分の意見を持たず
テレビなどのメディア、ネットにあふれる意見に踊らされて
自分の意見のように錯覚して
片方を見ずに発した声は
取り返しのつかない未来を選んでしまうのかもしれない

富めるものと貧しいものとの差が広がって
自分の子供が路上生活を強いられるかもしれない
台風を超えるタイフーン級の嵐がその下の世代をも泣かせてしまうかもしれない

それはただ一生懸命に生きただけなのに

日々変わる世界を感じながら
次の世代を害す加害者になっているんじゃないかと怖くなるときがあります。
その気持ちは、コロナ禍で
いつかかかってしまうかもしれない恐怖と
かかったウイルスが身近な人を殺してしまうかもしれないと言う恐怖を感じたときに一層強くなった気がします。

もし、自分の親が、兄弟が、子供が、親友が、愛している人が
コロナウイルスで命を落としたとして
うつした相手がわかったとしたら
その人が正当な理由もなく対策を怠っていたとしたら
あなたはその人を許せますか?

私は許せないと思います。
どんな理由があろうとも殺人犯と思うでしょう。

それと同じことを私たちは次の世代に生きる人たちにしているのかもしれません。

せめて、前の世代が頑張ったから
今を笑顔で生きていられると言われる何かが残せたらなって思います。

ちっぽけな小さな花もたくさん集まれば多くの人たちの笑顔になるように

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?