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カセットテープ

一度廃れたものが戻ってくるのはよくある話。一世を風靡したことにはそれなりの意味があり、それが見直された結果なのか、懐古だけか。廃れたのにも理由がありそれよりももっと便利なものが出てきたからだろうけど、それをあえて選ぶのは、その辺りも分かった上で使うということ。

レコード、カセットテープ、DAT、MD色々と変遷したが、今では無形になってしまった。

TDK、SONY、Axiaといったメーカーや、メタル、クロームテープどっちが音がいいか、曲順を書いたラベルは手書きかレタリングか、どれも形があってこその選択。

 押入れを整理したら見知らぬダンポールが出てきて開けてみると、懐かしのテープが。かけてみると、お父さんの歌が入っていた。

とかいう展開は形がないとありえない。データとして残っていてもそれに気がつくこともなく、あったとしてもセキュリティーがちゃんとされてダウンロードもできない。形があって残っていることに意味があったりする。

「この曲をかけて」って表現は「チャンネルを回す」と同じで形は無くなったけど、言葉が残るパターンだな。

といっても一定の数を超えると、場所をとるのも事実!うちにもきっと押し入れのどこかにカセットテープケースが掘り出されるのをまっているはず。その時果たして再生機もセットで見つけることができるか?!

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街歩きがさらに楽しくなるものがあるといいな