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ハイラル旅行日記(60日目)

馬宿の名前を思い出すことはできないが周りの風景は思い出す事ができる。南国風の木々に囲まれており、大きな河と山を背にした場所にある。時間により蒸し暑さと、雷を伴う雨で涼しくなったりと天気の移り変わりも早い。そして何より、目の前の河にある大きな滝の音が、常に聞こえてくる。風向きによっては、うるさく感じる時もあるが、この馬宿らしさが感じられるところだ。

そんな記憶を蘇らせながら、道なき道を進む。かつては街道に沿って行ったが、地上絵探索の時に大橋が占拠されていたのを見ていたので、監視塔から飛び上がり、目測をつけて降り着いた場所が木々に囲まれた場所だったからだ。地図を見るとこの森を抜けるとかつて歩いた街道に出る。そこからは一本道で辿り着ける。

この街道を徒歩で進んだ事があっただろうか。最初は馬に揺られ、そのあとは近くの祠から行くようになったので、歩く事ことはあまりないのも頷ける。馬や祠経由は時間の短縮になるが、その土地や、季節を感じる事ができるという大きな違いがある。

やはり大雨がふり始め、雷が鳴り初めると、慌てて身につけているものを見直す。こうしていると、天変地異があったことなどお構いなしに世界は日々歩みを進めているのだな、と思う。


ゼルダの伝説ティアーズオブザキングダム 徒然に。

街歩きがさらに楽しくなるものがあるといいな