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ドラマ版「みかづき」を見て

突然だが、高橋一生が好きだ。

「耳をすませば」の聖司くんが好きすぎて、声優さんが高橋一生ということを知ってから、その時から地味にチェックしていたファンである。

その筋金入りの高橋一生ファンのわたしなので、「みかづき」も毎週見ていた。

高橋一生につられて見始めた「みかづき」だが、とても感動したのでその感想を書きたいと思う。

「みかづき」は子どもたちの教育への熱い思いを持った男女二人が出会い、塾を立ち上げ、経営していくストーリーである。公立学校を「太陽」、塾を「月」と例えて、「太陽」の教育から零れ落ちた子どもたちをすくう「月」の教育。

ヒロインの大島千明は、かなり勝気で強引な性格で、経営手腕がある自立した女性だ。対して相手役の大島吾郎は優しく柔和で教えるのが天才的に上手いけど、女性に迫られても断れない優男。(そういう役にばっちりハマる高橋一生…好き)そんな正反対なふたりの道は、山あり谷あり波乱万丈。

千晶は厳しくかなり強引で、そこまで厳しくなくても…とかあまりに強引すぎない?と思ったシーンもあったが、最終回を見て、やはり自分の理想に向かって邁進する女性はキラキラして美しいなと感じた。またそれを包み込んでくれる男性の懐深さと優しさも。

「なにかが欠けているからこそ、満ちよう満ちようと懸命になれるのかもしれない、だからそのままでいいのかもしれない」

「永遠に満ちることのないみかづきのままで」

つくづく愛とはお互いへの尊敬と敬意がないと成り立たないと思う。欠けた部分を補い合える伴侶を得ることは本当に幸せなことだと思う。

人間は間違えるしミスもする。いつも完璧でスマートな対応ができるのが理想だけど、どうしてもできない時だってある。だって完璧な人間なんていないのだから。でも自分が間違えそうになった時に教えてくれる人や怒ってくれる人、どん底の時に支えてくれる人がいるだけで、どんなに幸せなことか、「みかづき」を見て改めて感じた。夢や理想を追いかける大切さも。

夢も仕事も結婚も子育ても諦めず、じぶんの幸せのかたちを目指していきたいなと感じた、とても素敵な物語でした。

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