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今度こそ、あなたをしっかり抱き締めて、抱っこしてあげたい。

彼と出会ってから、色んな癒しが起きた。彼の言葉が、色んな伏線になって、すっかり忘れていた過去の黒歴史を思い出した。一番辛かった黒歴史だと思っていたものが、その前に、ホントの黒歴史もあったこともつい先日、思い出したばかりだ。記憶の隅に追いやって、見ないようにしていた過去の思い。それを思い出しては、毎日のように泣いている。

魂の縁が深い相手「ツインソウル」に出会うと、魂の学びが怒濤のようにやってくるのだそうだ。

黒歴史のひとつは、流産したことだ。妊娠がわかったのと同時に、相手の男性と連絡がとれなくなった。ひとりで悩んで「できちゃったのだから、産もう」そう決めた途端に、心音が聞こえないとお医者さんに言われて死産となった。あの頃は、とてもではなかったけれど、産めなかった。だから、流産となって、ホッとした自分もいたのだ。あまりにしんどすぎて、記憶の隅にこの体験は追いやっていた。

ただ、今、振り返ってみた時に、こんな言葉が湧いたのだ。これは、素直な気持ちだった。

「ごめん。ごめんね。準備出来てなかったママを許してね。今度こそ、あなたをしっかり抱き締めて、抱っこしてあげたい。生きるって、大変だけど、一緒に色んなものを見て、笑って、泣いて、驚いて、感動しよう。
また、私の元にやってきて。今度こそ、ちゃんと準備して待ってるから。」

私は、あと一ヶ月で50歳になる。年齢的に、赤ちゃんを迎え入れるなんて、到底無理だろう。そして、もちろん、彼氏なんていない。相手もいない。好きな人は時々出来たし、自分からプロポーズした人が2人いた。けれど、結婚するまで深い関係を築けた男性は、あれ以来いなかった。

なのに、この言葉が湧いて来ちゃった。

「私、まだ子供できるんだろうか???」と自分でも疑問に思った。

「ま、思うだけなら、自由だもんね。」

その時は、それを自分に許した。やっと何十年ぶりかに出て来た心の声だったから。こころの声くらい、自由に言わせてあげたい。誰にも迷惑かけてないのだもの。 

卵子の寿命はおよそ1日、精子の寿命はおよそ3日程度と覚えておきましょう。よって、排卵日の3日前ぐらいから性交渉を持つと、妊娠の可能性が高まります。
ただし、排卵日には個人差があり、予測は少し難しいと思ってください。通常であれば、月経周期が28日周期の場合、生理が始まった日から約2週間後に排卵が起こると考えます。月経の始まった日を1日目として数え、14日目が排卵日になります。 オムロンHPより

​双子座の日食新月の日に、生理になった。あといつまで、私の体は、卵ができるのかな?カウントダウンをし始めている。

毎月、毎月、ほぼ28日周期で優秀だった私の体内サイクルが、今回だけ、何故か狂っている。予定日よりも、2週間も早いのである。そして、久しぶりの生理痛。なんか、オカシイ。これが、世紀末ならぬ、生理末なのかな?とか、思いつつ、生理痛があるなんて、逆じゃないのかな?

んん?!

もしかして、私の体は、私の魂は。子供を作る氣なんじゃないか…?そう思って、妊娠しやすい時期というのを調べてみたのだ。

次に彼に会いそうなタイミングを見計らって、体が準備しているとしか、思えない。怖くなった。けれど、もし、赤ちゃんが出来るのであれば。「お母さんになれる!」と、思ったら。素直に、嬉しい気持ちになった。

全ては天の采配。

ツインソウルだったとしたら。魂の導きの相手だったとしたら。それは、自然に起こるだろう。そう思う自分もいる。

彼を好きで、彼の子供を産みたいという気持ちは正直ある。ただ、恋愛感情ではなく、何と言うのだろう。遠い昔に決めた役目・した約束、みたいな。もちろん、私の気のせいかもしれない。私の氣が狂っているのかもしれない。そっちの自分が怖いのだ。こんなの正気じゃないのだから。

ただ、もし。天の采配の通りに運命が流れたとしたら。「あ、やっぱり、そうだったよね。」としか、思えないだろう。

今のところ。彼は、家庭に落ち着いて、稼ぎを持って来るタイプの人ではないから、彼の人生を縛ることはできない。彼には、自由で居て欲しい。その時の彼の気持ちに正直に生きて欲しい。

ただ、彼がいつでもかえって来れる場所を用意してあげたいという気持ちは前からあった。彼が世界に出て行って、キズだらけで帰ってきても、いつでも疲れたら安心して布団で眠れる場所を用意しておいてあげたい。世界にいくつかある帰る場所の一つ、でいい。そこに私ひとりぽっちじゃなくて、子供も一緒にいてくれたら、時々でも、家族をすることもできる。

家族を作る。

押しつけではなくて、犠牲ではなくて、お互いが自由に生きながら、共同創造してこの世界に何か美しいものを広げる世界。そういう家族が夢。

犠牲を押しつけだらけの家族で育ったから。家族や結婚なんて、まっぴらだと思ってきた。だから、ずっとひとり、だった。

けれど。世間体とか、こうあるべきとかの生き方じゃなくて。なんか、新しい自由な生き方の集合体としての『家族』ができるとしたら、それに挑戦してみたい。ワクワクして来た。

もう少し。もう少し。昇華してみる。

今は、まだ。出て来たこのアイデアが突飛過ぎて。怖過ぎる。

怖くてドキドキしている。

かみさま。もうちょっと。もう、これは逃れられない!ってくらいの答えを下さい。お願いします。






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