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ツインフレーム・ツインレイ


職場の冷房が寒くて、凍える。

2日、我慢したのだが、天井の冷房通風口からの風が、運悪く直接顔に当たって、目が乾いて仕方が無い。そして、イライラする。冷房の風が大嫌いだから。

隣の席が運良く今月から空いていたので、隣の空席のデスクにパソコンを移動した。私は、職場では、ほとんど誰とも話さない。話す必要がないひとりぽっちで仕事を担当しているのと、職場の人とは、生活環境も違うのでそもそも話が合わない。最初は、話を合わせるように頑張ってみたのだが、すぐ諦めた。職場の人付き合いで神経をすり減らすくらいなら、ひとりで居た方がマシだ。

席を移動したことで、一番端の席のSさんと雑談したことがあった。占いとか、スピリチュアルとかやる私に、なんのきっかけだか、Sさんが「みえるの?」というお決まりの質問をしたことから始まったんだっけ?よく覚えていない。

Sさんは、そういうものに全く興味がなかったそうなのだが、ある日、「ツインソウル・ツインフレーム」という言葉を聞いて興味を持って、Kindleで電子書籍を読んだと行っていた。

Sさんが見せてくれたその電子書籍の表紙は、マゼンダ色の絵の具をにじませたような絵だった。綺麗だと、思った。「今さら、ツインソウル・ツインフレームかよ。」とは思いつつ、Amazonで検索して、読んでみることにしたのだ。

思えば、これが、「ツインソウル・ツインフレーム」という魂の片割れについて考えるきっかけの出会いだった。

あの時、何故、冷房の風があんなに冷たかったのか。あの時、何故、私の隣の席が空いていたのか。あの時、何故、Sさんが、ツインソウルの本を教えてくれたのか…。人生は、不思議な伏線で満ちている。そして、それがスピリチュアルなのだ。

ちょうどその数ヶ月前。私は、魂の導きとも思える人との出会いをしていた。彼のことをとても好きになった。大好きになった。

けれど、彼には、「君とやりとりすると、ちょいちょい被害者ヅラの支配を感じるから、そういうのがいや」とはっきり言われてしまったのだ。

被害者ヅラの支配かよ…。なんか、思い当たるフシもあるようなないような…。そんなにハッキリ言われた事もないし、言われたショックで1ヶ月ほど、その言葉に私の頭の中は支配された。

彼とは、それ以来会ってはいないのだけれど、そんな強烈な出会いもあって、私の頭の中は、いつも彼のことでいっぱいになってしまった。自分でもオカシイと思うくらいに。まるで、取り憑かれちゃったようなのだ。

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