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「コスプレをもっと好きになってもらいたい!」コスプレイヤー兼TikTokerの「藤宮はな」さんにインタビュー!

今回は「藤宮はな」さんにお話を伺いました!関東を中心に活動するコスプレイヤーである彼女は、なぜコスプレを始めたのか。その根底にある想いをお聞きしました!

「とりあえずやってみよう」で始めたコスプレ

・なぜコスプレをはじめたのですか?
以前からネット友達と声真似をして遊んでいた。友達がTikTokにコスプレをしながら声真似を投稿している人を見つけ、「はなちゃんも声真似できるじゃん、コスプレやってよ~」と言われちゃって笑。鬼滅の刃の「甘露寺蜜璃」ちゃんの声真似ができるので、そのままコスプレもしたのがきっかけですね。

・いきなり言われて抵抗とかはなかったのですか?
もともと興味があったので、抵抗はあまりなかったですね。声優や声の仕事に興味があったので、そういう方面で活動してみるのもいいなあと思って始めました。嫌だったらやめればいいので、とりあえずやってみよう!と思ってちょうど1年前半くらい前の2020年の3月くらいに始めました。TikTokも同時期に始めました!

・配信をしていたようですが、内容はどのようなことを?
ツイキャスという媒体で「アニメ声」カテゴリーで雑談をメインに配信をしていました。それからフォロワーさんから誘われて「声真似」のカテゴリーに移行しましたね。

たまたま声真似で有名な人に見つけてもらったことでちょっとずつ見てもらえる人が増えてましたね。

・声真似ってなんですか?
アニメとか二次元のキャラクターを、顔を出さずに真似をすることですね。モノマネとの違いは真似をする対象が芸能人じゃなくアニメや二次元というのと、顔を出さずにやるということだと思います。

・今のメインの活動は何ですか?
やっぱりコスプレですね。撮影地をロケにしていて、スタジオでなく外で撮るようにしています。外で撮るほうが作品のイメージを崩さずにとることが出来ると思っているので、ロケ地で撮るほうが好きですね。

・ロケ地の見つけ方は?
ロケ地として探すというよりは、使いたいところを見つけたら所有者にアポをとって使ってもいいかを聞くことが多いですね。アニメ作品の舞台にイメージが近いかどうかを軸に選んでます。

スタジオだと別のレイヤーさんが使っていたりすると、「ここのスタジオなんだ」と見ている方に思われかねないので、やっぱり作品のイメージを崩さないためにもロケ地を選んでいますね。

TikTokを始めたのは動画も楽しんでもらいたいから

・撮った後の作品はどうやってファンに届けているのか。
カメラマンさんによってはレタッチをしてくれる方もいるが、もちろんしない方もいる。それを自分で編集をして、作品の世界に近づけるように、みなさんに楽しんでいただけるように届けています。

それだけでは物足りない人にはTikTokを見てもらい、キャラクターが動いていると思ってもらえるように動画をあげていますね。

・TikTok投稿の初期と今では内容が違いますが、なにかきっかけがあったのですか?
最初はただ自分の好きなものをバンバン投稿していました。段々とフォロワーさんが増えてくるにつれてクオリティの低いものを出し続けるのも良くないなと思って、考えながら投稿していますね笑。

今はなかなかコロナで撮影に行けないので、新規の人よりもいつも見てくれる人に向けて自分一人で撮れる内容を載せるようにしていますね。

・初投稿のものが結構バズったと思うのですが、反響はいかがですか。
びっくりしたのが、初投稿して1か月しないうちにリアルの友達から連絡が来て「これあんただよね」ってばれてしまったことで。他の友人にもおすすめで流れてきたらしく、ばれてしまったことがありましたね笑。

・今もなお最初の投稿はバズってますもんね。
そうですね。その時は鬼滅の刃とかアニメ自体が流行っていて、全然アニメに興味がない人もアニメに触れ始めて、コスプレイヤー自体の認知度も上がっていったということが背景にあるのかなと思っています。

・今までで一番バズった投稿を教えてください!
鬼滅の刃の作品の中でカップリングがあるのですがそのカップリングを表現している動画を撮ったのが結構バズりましたね。


あとは「胡蝶しのぶ」ちゃんの真似をしている動画が結構海外の人には人気だったようで笑。

呪術廻戦の「五条悟」が側転をしている動画を、撮影側だったのですが、投稿したらバズっちゃったというのがありましたね笑。

その時もロケだったのですが、一般の方も周りで見ているので、コメント欄で「現地で見てました~」みたいなコメントしてくれたり笑。

幅広い層の人とライブ配信を通して交流を

・どんな方々からフォローされていますか
私の場合は女の子のほうが多いですね。普通は女性キャラクターのコスプレをしていたら男性が多くみると思うんですけど、私はなぜかそうじゃなく。ライブ配信で「なんで私のこと好きなの」って聞いてみたら、自分もコスプレしたいからという回答が多くて、男性のほうはコスプレ見るのが好きという回答ですね。

あとは海外の方も多かったですね。フィリピンとかタイとか中国とか結構幅広く応援していただいています。

・TikTokって視聴者が若いイメージがあるのですが、実際はどうですか。
お子さんを持っているお母さんがフォローしてくださったり、20代とかの層も多いですね。自分も小中学生が多いと思っていたのですが、実はそうではないようですね。

幅広い層の人に応援してもらえるのは嬉しいです。

・フォロワーの方とコミュニケーションをとる機会はあるのですか?
私自身はイベントにあまり参加しないんです。池袋の「acosta!」[アコスタ]というのが一番大きいところだと思うのですが、そういうのにあまり参加はしていなくて、TikTokライブやツイキャスのようなライブ配信でコミュニケーションをとることが多いですね。

「どんな子が応援してくれているんだろう?」って興味があるので。

なりすまし被害に遭った過去

・SNSやってて困った経験ってありましたか?
TikTok内で困ったことは、自分に憧れを持った小学6年生の女の子が写真を無断転載して「自分は『藤宮 はな』だ!」ってTikTokでなりすましをされちゃったことですね。コスプレ界隈の知り合いの子の写真まで勝手に上げ始めてしまったんです。

コスプレ界隈ってコスプレをしていることを隠している人が多いので、Twitterまでなら写真公開するけど、TikTokにはあげたくないっていう人がいる中でそういうことをされてしまったので、一度警察沙汰にまでなってしまいました。その子の母親が外国人だったのでうまく理解をしてくれなかったので、警察に頼るしかなかったです。

SNSの力を使って対処することも出来たと思うのですが、なりすましをしてしまったということは、少なからず自分のことを好いていてくれているからだと思うので、そんな彼女を傷つけてしまうのは嫌で、警察に頼らざるを得なかったです。

もっとコスプレの面白さを知ってもらいたい

・TikTokで今後やりたいことはありますか?
写真だけでは伝わらないことをTikTokでは表現していきたいと思います。
キャラクターがこんなことしているとか、コスプレについて知ってもらう動画などを投稿していきたいですね。コスプレの面白さも含めて伝えていきたいです!

・コスプレイヤーとして今後やりたいことはありますか?
自分の好きな作品も、流行りの作品もやりながら「藤宮 はな」というコスプレイヤーを通してコスプレを知ってもらえるような作品づくりをしたいと思っています。

・目指しているゴールはありますか?
ゴールをつくってしまうとその先が見えなくなってしまうので作っていないんです笑。

大前提として自分が一番楽しむこと、そしてその楽しさをみんなに伝えられる。そのうえでファンとの交流が出来るように心がけてアニメという作品をもっといろんな人に知ってもらいたいです。さらにその先にコスプレを楽しむ人が増えてくれたらいいなと思っています。

「藤宮はな」とは?

・人には負けない強みはどこですか?
他のコスプレイヤーさんと強いて違うことは声真似ができること。
あとはSNSの使い方は得意だと思っています。

・ご自身の投稿を一言で表すなら?
難しいですね笑。「コスプレをもっと広めていきたい」今まで偏見を持たれることが多かったので、そういった目をなくしていきたいですね。コスプレをやってみようと思う人をもっと増やしたいと思っています。

・最後ににお伝えしたいことがあれば!
コスプレ界隈って個々人の価値観の違いが結構大きいんです。みんな趣味の範囲でやっている中で価値観のぶつかり合いがあって精神的に消耗することがあったんですが、ファンの方から「コスプレ見たいよ!」といった声をもらえると、すごく励みになるんです

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