Pristan_Przhezalskの景色

カラコル(イシククリ州)案内(2)

プルジェバリスキー記念公園と博物館

帝政ロシア時代にカラコルで活動し、カラコルで死去したロシアの探検家・地学者・軍人のニコライ・プルジェバリスキー(1839ー88)に関する博物館。プリスタン・プルジェバリスク(Pristan Przhevalsk)という村に位置しており、カラコルからイシククリ湖方面へ北に9キロ行ったところにある。

博物館はプルジェバリスキーが住んだ家と同じ敷地内に立てられた。彼のモニュメントと小さいチャペルは1894年、彼の死後6年たって、墓場のそばに建てられた。1957年、ソビエト政府は村の墓場だった土地を使い、博物館と庭園を作った。お墓と記念碑は、ミハイロフカ湖岸を北側に見渡す場所に位置している。公園に、は様々な、花、木々、地域特有のものがある。記念碑は結婚式後にカップルが写真撮影をするための場所としても使われている。

博物館

9時から19時営業。入場料100ソム。
博物館の建物は、新古典派(ネオクラシック様式)で、鷲の彫刻が建物の上に飾られている。入口入ったロビーの空間にはプルジェバルスキーが当時、中央アジア・中国を旅した(合計4回遠征に出た)ルートを示した、立体的な地図がある。展示物は、プルジェバルスキーの探検への情熱が感じられる展示物であふれている。当時、彼がどのように中央アジアへの旅程を企画したかが、様々な展示品を通して感じられる。

手紙、写真、本、景色や探検中の素晴らしい風景画が展示されている。説明のほとんどはロシア語とキルギス語がであるが、英語の説明もある。カラコル地域の生態系に関する展示があり、当時彼が集めた動物や植物の標本、そして、足の短いプルジェバルスキーと名づけられた馬もある。入場料にはガイドツアーが含まれ、ロシア語と英語で行われる(今回訪問した際は、ロシア語のみでした・・)。


カラサエフ記念館

プルジェバリスキー博物館の正面反対側に近年新しい博物館が建てられた。キルギス語の辞書を初めて編纂したクセイン・カラサエフ(Kusein Karasaev)の記念博物館だ。彼は、キルギス語とロシア語の辞書を編纂した父として歴史的な言語学者である。彼の出版した当時の辞書や本が展示されている。また、彼が執務室で使用していた当時のものが展示されている。

冒頭写真:プルジェバルスキー記念碑からミハイロフカ湖岸(イシククリ湖)を見渡した景色

※ カラコル案内(3)に続く。

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二瓶直樹 / Naoki Nihei

キルギス在住(2017年1月〜)。シルクロード・中央アジア地域をフィールドワーク中。過去、国際協力機構(JICA)や国連開発計画(UNDP)にて開発途上国の支援事業に従事。海外駐在10年目。

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