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私を興奮させたフットボーラーたち

授業中ウイイレのことばかり考えていた高校時代

2006年のワールドカップで私はサッカーを観るのが好きになった。
そう、ジダンが決勝戦で頭突きして退場になったあの年。
中田英寿がそのまま引退した年でもある。

2002年の日韓ワールドカップの時、
私は小学6年生。通っていた塾の女性講師が稲本選手にメロメロだったことだけは覚えている。
ベッカムヘアーが流行ったことも覚えているが、
あまり個人的にはまだサッカーに関心がなかった。


2006年、アルゼンチンのパスワークやイタリアの鉄壁、ドイツの豪快な試合などに魅せられて、
海外のサッカーに関心が向いた。
『ウイニングイレブン』を初めて買ったのは多分、2007年版。
その後2011年からは『FIFA』に乗り換えた。
今でもずっとやってるTVゲームはサッカーゲームだけだ。

高校生の頃は授業への集中度が著しく低く、
大体ノートに絵を描いているか、
サッカー選手の自分なりに評価した能力値をひたすら書いていた。
やがて実在のサッカー選手はやりつくし、
友人がもしサッカー選手だったらと仮定して、
友人を勝手にFWやGKにしてフォーメーションを描いていた。
英語の授業中に先生に見つかって、「これは関係ないねぇ」と言われて赤面した記憶がある。
でも英語の成績は良かったのでそんなこと言われても関係ないねぇ。と心の中で反抗した。



自分の関心のあることにしか集中できない高校生だった。

今日は、当時好きだったフットボーラーを5人紹介する。


1.ティエリ・アンリ

元フランス代表のフォワード。
アーセナル等で活躍した選手である。
ウイイレではアンリとシェフチェンコばかり使っていた。
ストレスが溜まったときはコンピューターを最弱設定にして、1試合でアンリで50点くらい取る一人遊びをしていた。
スピードがあり、テクニカルなプレーもあれば、豪快なシュートもする。
身体能力がずば抜けているというイメージ。

2.クリスティアーノ・ロナウド

クリスティアーノ・ロナウドが好きで、
マンチェスター・ユナイテッドが好きになり、
イングランドプレミアリーグが好きになった。
今でも第一線、というか、
ここ10年くらいずっとメッシとロナウドは皇帝であり続けている。
この二人が引退したとき、一つの時代が終わるというくらいの選手。
世間的にはレアル・マドリードのイメージが強いかもしれないけど、
ユナイテッド時代のロナウドのゴール集は圧巻。
ドリブル集もずっと見てられる。
私にとっては永遠のスターで、背番号7。

3.フランク・ランパード

2006年ワールドカップのイングランド代表は、
デイビッド・ベッカムがキャプテンを務めた。
当時の中盤はベッカム、ランパード、ジェラード、ジョー・コールと、今思うと本当に豪華な面子だった。
ジェラードとランパードはロングシュートが強烈だった。
こんな凄いミッドフィルダーが2人もいるなんて!
と興奮しながら、ウイイレではイングランド代表をよく使ったと思う。
チェルシーで活躍した選手で、
今や彼はそのチェルシーの監督。
時代の流れを感じる。
俳優さんみたいな顔で、私はベッカムよりカッコイイと思ってた。

4.ロナウジーニョ

ブラジルから一人選ぶとしたら誰だろう、
と悩んだ結果、やっぱりロナウジーニョを選んだ。
カカと、怪物ロナウドも大好きだったが、
ロナウジーニョのドリブル姿とか遊び心は、
やっぱり唯一無二だと思う。
彼のドリブル、パス、シュートは独創性に溢れ、
全盛期のプレー集は今でもたまに観る。
バルセロナの10番といえば、メッシ?
俺にとってはロナウジーニョかな。

5.中村俊輔

これまでの日本代表で一番好きな選手を問われたら、
迷わず中村俊輔と答える。
でも、日本代表としての中村俊輔はそこまで詳しくない。
それよりも、スコットランドでプレーしていた時の中村俊輔が、忘れられない。
フリーキックの名手であることは言わずもがなだが、
セルティックで決めたフリーキックの数がえげつない。
自分と同じ国籍の人が、遠い外国の地でサポーターたちを熱狂させている事実に素人ながら興奮した。
ドルトムントで優勝した年の香川真司、ミランに移籍した時の本田圭佑にも興奮したけれど、
セルティック時代の中村俊輔の姿が一番深く、脳裏に焼き付いている。

あとがき

部活でサッカーをがっつりやっていたわけでも、
ずっとサッカーを見続けているわけでもないけど、
私はサッカーが好きだし、サッカーゲームが好きだ。
なぜかスポーツ選手は、いちいち括弧で年齢が付記される。
私は歳を重ねる度に、
自分と同じ歳の選手に対して勝手に劣等感を覚えたり、光のようにまぶしく感じたり、
自分よりも歳下なのに活躍してる選手を観ては、
俺は一体なにやってんだ、と落ち込んだ。
え、もうあの時の長谷部誠より歳上なのか俺!?とか。
サッカー選手でもないのに。


やっと最近、あの歳で凄いなぁとかいちいち自分と照らし合わせず、純粋に観れるようになった。
多分これからもサッカーは私にとって輝かしい世界としてあり続ける。
来年はオリンピックだ。
新しいスターが生まれるかな。

久しぶりにフットサルがしたい。
運動不足で吐くかも。

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