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コミケについて2

Comic Market、略称、コミケ…
・どんなものが売ってるの?
  ↓
正確にいえば、”売って”ません。
コミケは同好の士が、それぞれの活動の成果を共有する場なので、”売る”のではなく”頒布”するといいます。
では、どんなものが”頒布”されるかというと、参加者の趣味嗜好と同じく千差万別。
いちばん多いのはお馴染みの同人誌ですが、同人CD、同人ゲーム、同人Tシャツ、同人カレンダー、同人バッグ、同人バッジ…
このお品書き、ある種のファンの人なら見覚えがあるかも。
そう、アイドルのライブ会場などで売られるグッズと似ているのです。
わたしはアイドルファンの集まりには数度しか行ったことがありませんが、雰囲気もコミケと似ていました。
ちがうのは、アイドルのイベントは企業が運営し、売れるものをリサーチし、原価を計算して売価を決定、人を雇って販売し利益を確保しようとする営業活動なのに対し、コミケは個人が、アイドルでもマンガでもアニメでも、自分が好きなものについて、自分が好きなアプローチで、自分が好きなように表現したものを出品し、共感してくれた人に”頒布”する趣味活動だということ。
両者まったくベクトルが異なるのですが、参加している人は好きなものに夢中になっているだけ、という意味では構造は同じ。
また、そこで売っているものが、好きではない人には価値が分からないという意味でも似ています…

※「伊藤伸平公式HP」コミケレポート
(PC)https://www.hyperdolls.com/report/comiket/comiketPC.html
(PS)https://www.hyperdolls.com/sp/report/comiket/comiket.html

※参考wikipedia(コミックマーケット)=
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B3%E3%83%9F%E3%83%83%E3%82%AF%E3%83%9E%E3%83%BC%E3%82%B1%E3%83%83%E3%83%88

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