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マスコミは何故反日なのか?

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日本のメディアはなぜ、こんなに偏向しているのか?なぜ、そんなに日本が憎いのか?事実に基づかない、歪曲や捏造をしてまで日本人や日本国をディスり、日本国の名誉を貶め、国益を損ない日本… もっと読む
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記事一覧

①日本のマスコミを分析してみる

①日本のマスコミを分析してみる

マスコミってのはいったいなんなのか?
現在のマスコミの系列を整理してみましょう。
新聞は朝日、毎日、読売、産経、日経の5紙を全国紙といい、これに都道府県ごとに地元紙と呼ばれる地方紙があります。
それと、共同通信や時事通信といった紙メディアや放送局にニュースを配信する通信社と呼ばれるものが存在します。

全国紙は概ね資本関係のなかでテレビ局と連携しています。
朝日はテレ朝、毎日はTBS、読売は日テレ

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②白人にあらざれば人間にあらず?

②白人にあらざれば人間にあらず?

日本にとって大東亜戦争の大義は何であったのか?
手短に明治開国以来、日本が一貫して追求した理念と国家目標を挙げると、次の三つに集約できます。

1、独立主義の維持
2、華夷秩序に代わるアジアの秩序構築と世界平和への寄与
3、人種平等の確立

華夷秩序ってのは、中国の皇帝を頂点とする階層的な国際関係のことです。

人種の平等、現在では人間は人種によって差別されないという事を疑う若い方はいないと思いま

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③日本人の思想改造を図ったGHQの司令を暴く

③日本人の思想改造を図ったGHQの司令を暴く

残念ながら日本は大東亜戦争に負けてしまいます。日本を占領統治したのは米国の※1マッカーサー元帥率いる『連合国軍最高司令官総司令部』略してGHQです。GHQはほとんど米国人によって構成されていました。

GHQは『軍国主義の払拭』や『戦後改革』という建前の下に日本人に対してさまざまな政策を押し付けてきました。
そしてその根底にあったのは前回挙げた明治以降の国家理念を日本人に忘れさせ日本人の崇高な理想

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④日本語は密かに変えられていたのだ

④日本語は密かに変えられていたのだ

GHQの指令は更に続きました。

4、内閣訓令第7号『当用漢字表の実施の件』
5、内閣訓令第8号『現代かなづかいの実施に関する件』

この二つは昭和21年11月16日に出されました。
これらは今日『国語改革』といわれ、漢字制限と表音式仮名遣いを日本人に強制したものです。
GHQにとって日本語を少しでも習得しやすいものにすると同時に、日本の言語文化における戦前と戦後の連続性を断ち切ろうとする狙いがあ

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⑤GHQがあらゆるメディアに対して行った徹底的な検閲について

⑤GHQがあらゆるメディアに対して行った徹底的な検閲について

GHQは放送、新聞、雑誌、書籍、映画、演劇、紙芝居等々、あらゆるメディアに対して徹底的に検閲を行いました。

GHQが『言論及び新聞の自由に関する覚書』を出したのは昭和20年9月10日です。
別名『新聞報道取締方針』と言われたこの方針は連合国最高司令官の指令という形でも出されました。

1、連合国は日本の将来に関する議論を奨励するが、世界の平和愛好国の一員として再出発しようとする新生日本の努力に悪

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⑥日本人に衝撃を与えたWGIPとは?

⑥日本人に衝撃を与えたWGIPとは?

さらにGHQは日本人の思想改造のために『民間情報教育教育局(CIE)』という組織を作り『ウォー・ギルト・インフォメーション・プログラム(WGIP)』を立案、実施しました。

これは、『戦争についての罪悪感を日本人に植え付けるための宣伝計画』のことです。

この組織は昭和20年9月22日に設置され、『日本の指導者・一般を問わず、各層の日本人に敗北と戦争に関する罪、現在および将来の日本の苦難と窮乏に対

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⑦日本から大東亜戦争という言葉が消えた?

⑦日本から大東亜戦争という言葉が消えた?

昭和20年12月8日から17日にかけて、日本の新聞各社に『太平洋戦争史』が掲載されました。
この記事は10回に渡り全国の全新聞に掲載され、文章はCIEのスタッフがまとめました。
この文章では日本人であれば当然、大東亜戦争というべきところを全て太平洋戦争と言い換えました。
つまり、日本人の意識にある『大東亜戦争』をCIEがこしらえたアメリカの物語である太平洋戦争というものに置き換えようと企図されたの

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⑧朝日新聞は以前は素晴らしい新聞であった

⑧朝日新聞は以前は素晴らしい新聞であった

GHQの新聞への事前検閲が制度化されたのは昭和20年10月8日からです。
それ以前に同盟通信が9月14日に業務停止命令を、朝日新聞が9月18日から20日まで発行停止を命じられました。
なぜ、朝日新聞が発行を禁止されたのか見ていきましょう。
処分対象となったのは9月15日付と17日付に掲載された5つの記事で、理由は『公安を害する』という理由でした。
その対象となった記事のうち3つを紹介します。

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⑨共産主義勢力が膨張してきた?

⑨共産主義勢力が膨張してきた?

前回、朝日新聞のGHQへの『抵抗』について書きましたが、その後はあらゆるメディアがGHQの検閲・情報統制に従って活動してゆくようになりました。
新聞会社も営利企業である以上、会社の存続や従業員が働く場を確保していかねばならないのはやむを得ないことかもしれないのですが、ここで大きな問題がありました。
GHQの占領行政に関わることで、自分たちの思想信条を日本国内において普及、社会変革運動に利用しようと

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⑩報道機関の親左翼的傾向にGHQが気がついた⁉︎

⑩報道機関の親左翼的傾向にGHQが気がついた⁉︎

その後の朝日新聞を見れば、マルクス主義を基調に親中国派、親ソ連派が入り乱れるようにして戦後の新聞は出来上がっていきます。
どう見ても。『日本』への思いよりも、マルクス主義やそれを標榜するソ連、中国に対する思い入れの方が強い紙面作りになっていたのです。
GHQは、朝日に限らず当時の新聞全体の親左翼的な傾向に対し、時間の経過と共に神経を尖らせていきます。

昭和21年3月には、早くもチャーチルが『

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11 日本人の思考と言語空間を支配し続ける仕組みについて

11 日本人の思考と言語空間を支配し続ける仕組みについて

結果的にアメリカは長きにわたり日本をコントロールするための、日本人の思考と言語空間を支配し続ける仕組みを作り上げたといえます。

『国語改革』と称する日本語の破壊、検閲と情報統制の徹底により『日本は野蛮な侵略戦争をした恥ずべき民族だ』という東京裁判史観を刷り込むことで日本人に意識せざる服従と知的盲従状態を強制した。

日本人はどうなってしまったか?
日本人であるというアイデンティティは希薄となり、

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最終回 朝日新聞を再び考える

最終回 朝日新聞を再び考える

アメリカの占領政策が企図したことが日本に浸透し、維持されるように“ご奉仕”しているのが現在のマスコミということになります。改めて朝日新聞を素材にそれがどのようになされたか。180度転換したそがたを論説を見る事で考えていきましょう。

まず、昭和20年8月15日付の『一億相哭の秋』と題する社説です。

(前略)畏くも、万邦共栄の大方針の下、帝国の自在と東亜の安定とを、庶幾しつつ、陸海将兵の勇戦、

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