見出し画像

ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ

Venom: Let There Be Carnage(2021年製作の映画)
鑑賞:2021/12/09、記事公開:2021/12/09
監督:アンディ・サーキス、脚本:ケリー・マーセル

出演者が俺らのウッディ・ハレルソン&トム・ハーディときて見ない選択は無い。年末に向けて大作も控えてるし、SNSで感想も流れてくる。ネタバレる前にようやくIMAXへ。

映画は普通だった。
期待いっぱいのウッディは連続殺人鬼の上、愛の逃避行をしてくれる。コレはちょっとテンション上がる。見返すべきは前作「ヴェノム」じゃなく「ナチュラルボーンキラーズ」だったかも。帰ったらみよう。
女性陣はいい感じ。引き続きミシェル・ウイリアムズも、だめ男エディをほっとけないお姉さん的立ち位置で魅力的。対するウッディ愛の逃避行のお相手は、「パイレーツオブカリビアン」の魔術師ティア・ダルマことナオミ・ハリスじゃ無いか。久しぶりそしてありがとう。

カーネイジやヴェノムがいくら残虐だとしても見せたら子供はこれなくなるから言うだけに止めないといけない、となるとこの題材では厳しい物がある。
残酷なモンスターが主人公の映画と言いつつ男同士(片方は宇宙人)の運動部ノリなガサツなあれやこれやがハマってた前作。今作はその宇宙人ギャグは前提になっちゃったので、前半のやりとりにいまいちキレがない。ガサツで目的のためには手段を選ばず身勝手というキャラクターがエディとヴェノムでドンかぶり。2人にそれほど切迫感もなく喧嘩してもお約束感が漂う感じ。ヴェノムの弱点が浮き出た気がしないでもない。
もしかしたら監督はあんまりヴェノムに興味がないかもしれない。調べてみたらアンディ・サーキスさん。アンディ・サーキスってあのアンディ・サーキス?「愛しいしと」でお馴染みの?と思ったら、やっぱりロードオブザリングでゴラム役のアンディ・サーキスさんだった。監督業をやってるような話は何処かで聞いていたけど、今回の起用はどんな理由だろう。

気になるところはないこともないが、前作もまあこんな感じだったし楽しいは楽しかった。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?