エンジニアのためのマネジメントキャリアパス まとめ 6章 複数のチームの管理

技術部長の仕事

・複数名のテックリードが率いるチームを管理している
・執務時間の一部をあてて、最新の技術の調査を行う
・コードを書く作業に必ずしも毎日携わらなくてもよい
・重要な仕事に照準を合わせる
  ・緊急ではないが重要な仕事を
・チームミーティングに参加する
  ・チームの人間関係や士気をチェックする
・意思決定と移譲
  ・「頻繁で単純」な仕事は委任
  ・「頻繁でない単純」な仕事は自分で
  ・「頻繁でない複雑」な仕事は有望な管理者の訓練の機会として活用
  ・「頻繁で複雑」な仕事はチームの面々に任せて、チーム全体の態勢を強化
・直属の開発チームの健全性を見極める
  ・コードリリースの頻度を観測する
    ・リリース頻度を上げるための指揮を執る
  ・コードへのチェックインの頻度
    ・定期的にバージョン管理システムに書き込めているか
  ・インシデントの発生頻度
    ・インシデントの最小化や予防のための時間と
     コードを書く時間を天秤にかける
・チームの雰囲気作りや生産性の維持
  ・メンバーの生産性の向上を図る
  ・開発速度も成果も上がるようあsたらしいことに貪欲にチャレンジさせる
  ・仕事をもっと面白くするための時間を捻出できるように支援する
・インシデント対応
  ・エスカレーション支援
    ・対応担当者をより上層へと徐々に広げていく
  ・応援要請に備えて出勤態勢を整える
・目標を明確に把握する
  ・直属のチームの目標や全社レベルの目標
  ・目標が曖昧、使命がはっきりしないとき
    ・会社の文化を理解することに全力を尽くす
・今すぐ(せっかちに)重要なことを見きわめる
・帰宅する(無精になる)

技術部長を引き受ける前に

・たっぷり時間をかけてコードを書く作業を十分に経験する
・最低でも1種類のプログラミング言語を自在に使いこなせるようになる

技術部長に推奨すること

・週に半日は(会議などの予定が入っていない)まとまった時間をとること
・その一部を創造的な活動に使うこと
  ・技術系のブログを書く
  ・カンファレンスの講演準備
  ・OSSに貢献する
・重要な仕事に照準を合わせるために自問する
  ・「今やっていることは、どの程度重要なのだろうか」
  ・「それは『緊急』だから『重要』だと思えるのか」
  ・「今週私は『緊急』な仕事にどの程度の時間を費やしてきたか」
  ・「私はこれまで『緊急でない』仕事のために十分な時間を捻出してきただろうか」
・効果的な「ノー」の言い方を知る
  ・「はい、それでですね」という肯定的なノーを駆使できるようになる
  ・ポリシーを決めておく
    ・「イエス」を引き出すために満たさなければならない厳しい要件
    ・意思決定のための検討を行う際の指針
  ・「私に「イエス」と言わせてみて」
  ・時間や予算を盾に取る
  ・今すぐは無理
  ・手を組む
    ・良い警官・悪い警官
・意思決定を先延ばしにしない
・判断を誤ったら素直に謝る
・チームが進めている仕事の効率が悪いと感じたら自問する
  ・「効率が悪いと今わたしが感じたのはのはなぜか」
  ・「今我々がやっていることには、どんな価値があるのか」
  ・「その価値を、もっと迅速に提供(デリバリ)できないか」
  ・「このプロジェクトを削ってもっとシンプルにして、
    迅速に完了できないか」
・「帰宅するという(無精の)模範行動」を取る
・夜間や週末は無理矢理にでも仕事から自分自身を切り離す


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?