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三角コーンで看板を作るサービスをはじめた話

三角コーン。
ホームセンターなどで安価で手に入り、どんな町でも置いてある私達の隣人。
これはそんな三角コーンの魅力と可能性を信じた男が、三角コーンビジネスをはじめるまでの物語である。

カッティングステッカーって何に貼る?

はじめましての方はもちろんご存知ないと思いますが、私はdocket storeという収納用品と文具に特化したニッチなニッチなお店を展開しています。お店にはペンプロッターというとてもニッチな機械があったり、カッティングマシンがあったりして、一部のマニアを喜ばせています。


お店をはじめて半年が過ぎ去り、先日はシンガポールの無印良品でもステッカーを使ったワークショップをさせていただくことができ、少しずつお客様のニーズが見えてきました。
その中でも納得したのは屋外で使うような、シールを貼ってあとから剥がせなくても困らないようなものに貼るのがよいということです。(そりゃあ貼って剥がせない、5年ぐらい耐えられる粘着性なら当然ですが)
そう。ゴミ箱とかが一番いいのです。(シンガポールはゴミの分別という概念がなくて全然売れませんでしたが)

三角コーンのポテンシャル

それでもゴミ箱シール専門店になるにはあまりにも市場がレッドオーシャンっぽいのでいろいろと気にしながらゴミ箱以外の素材を探していた私。
ある日野外イベントに行った際に衝撃の出会いを果たします。

そう。それが三角コーン
しかもとびっきりおしゃれな三角コーンと出会ったのです。

三角コーンの上にかぶせるだけで看板になるパーツ。そしてカッティングステッカーを使用したこの三角コーンの存在は私を興奮に誘いました。
そしてすぐお店に戻って情報を集め、自らもまた三角コーンで看板を作ってみることにしました。材料は三角コーンならだいたいどこのホームセンターにも600円前後でありますし、上の看板パーツも1200円前後でネット上ですぐに購入することができます。あとはカッティングステッカーを準備して貼付けすれば簡単にオリジナルの看板ができあがります。上のパーツは表裏があるためひっくり返せば表示が変えられる看板にしてみました。

こちらを写真掲載したところ好評で、知り合い等からお問い合わせが入り様々なバージョンを作ることになりました。

シンプルなオープン表示(LEDを組み込んで自力で光る看板に改造されています)

カフェの提携駐車場の表示用に

そして表札まで!!

なぜこんなに好評なのだろうか・・・と考えたときにこれまでお店で悩んできたいろいろなことを解決することができるポイントがあることに気づきました

①大手通販サイトと競合しない
AMAZON等の通販サービスと競合するのではなく、むしろインフラとして活用する(コーンてと看板パーツは自分で買ってもらう)ことで在庫も抱えず、ステッカーだけを安い送料で提供できて使用者も作成者も助かる
②カッティングステッカーの使用用途に向いている
屋外に置いておく安価なものなので、強力でタフで剥がせないカッティングステッカーはむしろ好まれる
③圧倒的にコスパが高い
看板にオリジナルのロゴをいれて作成すると1万円以上は簡単にかかってしまうが三角コーン看板ならあえて安い素材をうまく転用した感じが出るため素材のチープさが補われる上、docket storeの独自手法によりオリジナルロゴステッカー自体が半額以下で提供できているためコスパが圧倒的によい。(ステッカー込で5000円ぐらいで作成できてしまう)

ROAD CONE SIGN

そんなこんなで話はすすみ、おそらく日本では初であろう三角コーン看板用ステッカー専門店「ROAD CONE SIGN」は世に新事業として生を受けました。

フルオーダーの看板用ステッカーが3500円(税込)
セミオーダーの看板用ステッカーが2500円(税込)とちょっと安くしすぎているOPEN価格で走り始めます。セミオーダーのデザインはほとんどの人はこれで事足りるんじゃない?っていうぐらい使いやすい組み合わせになってるので超オススメです。用意いただく画像もJPEGや手書き写真でも再現を目指しますのでお気軽にご相談下さい。(細かすぎたり細すぎるデータは再現不可能なこともございます)

三角コーンの新しい時代はすぐそこまできているのかもしれません。たぶん・・・

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