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『みらいめがね』を読みました。


みらいめがね 荻上チキ2019

『みらいめがね』を読みました。

いつも大好きな古本屋さんに行くと、ヨシタケシンスケさんのイラストが目に留まりました。見てみると荻上チキさんのエッセイにヨシタケシンスケさんがイラストをつけている本でした。

暮しの手帖に連載されていたものをまとめたものだそうです。

ここのところエッセイを立て続けに読んでいます。
どなたかの人生が今の自分にすごく響くのです。

この本では、「インポスター現象」という言葉がとても印象に残りました。
周りの評価と自分の評価が違いすぎて、自分の成功は詐欺ではないかと思い込んでしまう現象のようです。

私にも同じような思いがあります。
周りの先生たちはとてもよく私を褒めてくれます。
大変な学年やクラスを担任するのも
「校長先生はあなたを評価しているからだ」と言ってくれる人もいます。

私自身は、この仕事にまったく自信がもてませんでした。
「向いていない」と愚痴をこぼし、
集団が向いていないから個別に!と支援教室に移動して
また「向いていない」と落ち込み、
どうしてこんなにできないのだろう、と毎日がっかりすることばかりでした。

本当に私がダメなことをみんなは知らないんだ。
私がダメだっていつバレてしまうか怖い。
そう思って仕事をしてきました。

ちょっと失敗すると
「ほれ、やっぱりできないじゃないか」って私のことを私が攻めていました。

でもそうじゃないんだとこの本を読んで思いました。

自分ができるとはまだ思えないけど、
別にできようができまいが、関係ないでしょう。と思えるようになりました。
「私ができることはなんだろう」こっちにフォーカスできる質問をしたほうがいいと思えるようになりました。

エッセイやっぱりいいな。
人の人生を聞くってそれだけで元気が出る。

無理にやらない、増やさない。

今日も元気に行ってきます。


自分で自分を高める子になる
人の心が育つ家HAG

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