本の紹介「荘子」加島祥造
みなさまおはようございますm(__)m
本日は先日の老子にひきつづき荘子を読んでいきたいと思います
さてみなさんは「荘子」さんをご存じですか?
ぼくは名前しか知りませんでした。
老子の弟子くらいのイメージしかなかったです。
老子さんはひとこでいうと「あるがままを受け入れる」
荘子さんといえば…といわれてもまったく思い浮かびませんよね。
読み始めてみると…これを要約するのはかなり難しい
存在そのものは、始めも終わりもないもの
タオはどこにも、至る所にある
物の本当の真実は、もののいちばん下にある物
自分がどこへ行くかわからないし、自分が何を持っているかもわからない
あなたがもっているもんじゃない、あなたは持たれている
すべてのもとはひとつ
ひとつのものには、正しいと間違いの両方が含まれている
区別を超えたところに「静かな一点」がある
これがすべてのものの中心軸-タオの核-
すべてのものは、いつか、ひとつになる
区別なんかしても役に立たない
区別を超えていて、いつも変わらないということは、生きる上でとても大切
本当の自分の性質にかえるということ
自分の本当の性質にいるとき、人は幸福
完全に生きている
言葉ができ、区別が生まれる
争いがおこり、戦争が生じる
どっちが全面的に正しくて、どっちが全面的に間違っているなんて言うことがあるだろうか?
すべてのことは移り変わっていく、生まれることも死ぬことも、始めでもなければ終わりでもない
あれとこれの違いを表面で言うだけで、両方とも一面のことに過ぎない人の本当のことは、容易にわかるものではない
自分の心と体が心配や恐怖を意識しなければ心と体は死の恐怖を逃れている
昔の人々が生きて居るときに伝えられなかった勘や感覚は、みんなあの人たちと一緒に消えてしまった
あなたが読んでいるものは、昔の人の残りかす
だれもみんな、自分に備わった動きをするだけの事
役に立たないものが、どんなにありがたいか悟らないかぎり、君は役に立つということの本当の意味を理解できない
自分には無用だと思っているものが、本当は、どんなに役立っているか まず、これを知ること
役に立つことだけで生きてるだけの人間があれこれいうのは的外れなこと
静かで、ゆったりとして、ものに巻き込まれない。くつろいで、受け身でいる。ちょこちょこ動き回らない。これが、この世で、無事に暮らす秘訣
誰もんが自分に大切なことをするだけだ
「木鶏」とは、不動の静かな姿だが、うちにすさまじい活力をたたえるものをいう
大きな知恵というのはゆったり全てを包み込んでゆく
すべてのものが、動いては止み、動いては止みする。
小さなことはほっておけばいい
たとえじぶんに何か値打ちがあっても、その値打ちは表に出さぬことだ。そうすれば君はどこに住もうが、人に愛されるのだよ
人が死を恐れるとすれば、それは、家から離れておいて、そこへ帰るのを恐れるのと同じことじゃないかね。だって、命は死から出てきたんだから
はい終了でございますm(__)m
なんでしょう。常に正しくありたいとつい思ってしまいますが
人間が生きることってこういう生き方をした方が本当の意味での幸せがみつかるんじゃないでしょうか。
幸せはつねに人間の内側にあるものなんですから…
そんなことあるわけないですよね…