いいことがないんじゃない。いい言葉を使ってないだけ。

こんな実験があります。

お医者さんのグループで次のような
実験をやってみたそうです。

5人の先生が別々に
『あれ?今日は顔色が悪いですけど、どうかしたんですか?』
声をかけると、健康だった人が、なんと病気になってしまった。

今度は逆に
『今日は顔色がいいね』
病気の人に声をかけると
患者さんはどんどん良くなっていった。

この実験を通してお医者さんたちは
気づきました。

『もしかしたら私たちは
言葉で患者さんを病気にさせていたのかもしれない』



脳機能学でも
言葉で人は幸せになれるという事実があります。

脳はある現象が起きたときに、
勝手に合理的な理屈を見つけ出そうとする働きがあります。
つまり『あ〜、幸せだな〜』とつぶやくだけで
その瞬間脳は、幸せなことを見つけ出そうとする
検索機能が勝手に働きます。

これはカラーバスと呼ばれる脳機能でも体験できます
例えば、目を閉じて『赤を探せ』と心の中で命じて
目を開きあたりを見渡すと脳が赤い色を瞬時に視界で捕らえます。

背中を押す希望ではなく
背中を引く不安ってまったく世の中に
良い物を生み出しはしない。

脳機能学でも偽占い師の見破り方
判断の仕方がひとつあります

それは、『恐怖』と『不安』を使う人
この二つを使ったらOUTだと思ったほうがいい。

いくらでもその人をコントロール可能だから
その果てが、この壷を買えば『恐怖』と『不安』がとれますよ。と。
恐怖と不安を煽れば、ただの壷でも買ってしまうのが

人間の心理です。

たとえ話ですが、『恐怖』と『不安』を与えられて
話していて、その先明るくなりそうですか?
先ほどの脳の検索機能を考えれば自動的に
『恐怖』と『不安』の要素を探し出しますよね(笑)

もうすでにどちらの言葉が
良い事象もそうでないと思える事象もある日常の中から
意図的に捉えられることを考えると答えは明確ですよね。

そして『違和感』を感じるものを遠ざけ
『直感』的に良いと思えるものを
脳の機能をベースに信じたほうがいい。


だからこそ
脳の機能を考えれば、占いにしても医者という権威からの言葉にしても
相手を『不安』や『心配』にさせるような誘導は
いっっっっっっさい必要ないんです。


人は『できる』と思えることができ
『できない』と思うことはできないのですから

希望につながる言葉だけを

自ら選べばいいんです。


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