下記の動画の1:17:15あたりから最強戦について言及している。

最強戦には出ない、解説としても出ないし、今後は近代麻雀で何かを書くこともないと発言。その理由については「どうしても譲れないものがある」としている。もちろんこれだけでは内々でどういったことがあったのかは分からないが…多井プロの声色・顔つきが相当真剣だったので、出ない理由に関しての重みを感じた。もちろんあくまでも個人的な感想なので、実際にはそこまでの理由があってのことなのかは不明ではあるが…。

とはいえ、多井プロが最強戦に出ないことはやはり残念でならない。最強戦と言ったら1989年から開催されている歴史ある大会。日本で一番麻雀が強いのは誰なのか？を決めるという単純かつ明解なコンセプトの元に行われる麻雀打ちの祭典だ。

そこに現役最強と目されている多井プロが参加しないというのは、コンセプトから外れているし、大会の権威も一枚落ちるように感じてしまう。やはり最強の選手を倒して頂点に立ってこその最強位であろう。

今後もずっと最強戦には参加しないのだろうか？最強を譲って引退すると言えば聞こえはいいが、やはりまだまだ現役で活躍している選手がそれをやったとしても違和感は残るように思う。今年は出ないことが確定しているとして、来年以降また出られるようになってほしいと個人的には祈るばかりである。