VTuberによる麻雀のプロリーグ・V-Pro League、通称VPL。Mリーグが開催されている裏側で11月18日から第2期となるリーグ戦が開催中です。

本noteではMリーグだけでなく、こちらのVPLや神域リーグなどのNAGAデータも収集しています。第1期VPLのリーグ戦においても、全試合のNAGA解析を行いデータをまとめ、ランキングを作成していました。

なので第2期もやろうと考えていたのですが…Mリーグ2023-24全試合のデータ集めにかまけていて、中々VPLのデータをまとめることができていませんでした。ですのでこの年末年始に第2期VPLの第1節・第2節の全試合をNAGA解析しデータをまとめました！

本記事では第2期VPLの第1・2節の108試合(各人6試合ずつ)のNAGA解析を行い、そのデータを用いてNAGA度ランキングを作成しました。また、そのランキングについて個人的な所見もまとめてみましたので興味のある方はご覧ください。

ちなみに第1期VPLのNAGA度ランキングは下記の記事を参照ください。

NAGA類似度とは

NAGA類似度（以下、NAGA度と呼称）とは麻雀AI「NAGA」の評価値です。NAGAは麻雀の牌譜を解析し、AIの判断・自身の打牌との差違を表示してくれます。

NAGAと打牌が一致していた場合は一致率の割合が上がり、NAGAの打牌候補にない打牌をした場合は悪手率が上がります。これらが総合されNAGA度を算出されます。つまりNAGA度が高ければ、AIに近い打牌が打てているということです。

VPLはNAGAが主戦場とするラス回避麻雀とはルールも環境も違うため、一概にNAGA度が高ければ良い選手というわけではありませんが、選手の実力を測る一つの要素にはなると考えられます。

第2期VPL NAGA度ランキング

上記のランキングはNAGAのタイプニシキのデータをまとめたものです。ここではNAGA度のみをランキングとしてまとめていますが、その他のデータについては下記の記事に掲載していますので参照ください。

ランキングに対する所見