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Mリーグ2023-24 4月25日 NAGA解析/ボーダー争いのKONAMI麻雀格闘倶楽部、伊達朱里紗プロのトップで望みを繋ぐ!

2024年4月25日、Mリーグ2023-24・119日目です。本日はセミファイナル11日目。KADOKAWAサクラナイツ・U-NEXTパイレーツ・渋谷ABEMAS・KONAMI麻雀格闘倶楽部の4チームが対戦しました。

第1試合、堀プロが東1局の親番でアガりを決めて大きくリード。南場でもアガりを決めて他3人を大きく引き離します。しかし多井プロがトップを取ろうと南場の親番で堀プロまであと一歩まで迫ります。ですが最後は堀プロが逃げ切りトップを獲得しました。

第2試合、伊達プロと松本プロの2人のトップ争いになります。オーラスまでどちらが勝つか分からない試合、最後に勝ったのは伊達プロとなりました。

ボーダー争いをしていたABEMAS・KONAMIはそれぞれ2着→2着と4着→1着でいくらかポイントを増やして終了。なんとか望みを繋ぎました。本日の試合もNAGAと振り返っていきましょう。

過去試合の記事についてはクリエイターページをご参照ください。

第1試合

出場者

東家:堀慎吾(KADOKAWAサクラナイツ)
南家:瑞原明奈(U-NEXTパイレーツ)
西家:多井隆晴(渋谷ABEMAS)
北家:高宮まり(KONAMI麻雀格闘倶楽部)

NAGAデータ

堀慎吾

瑞原明奈

多井隆晴

高宮まり

NAGA類似度とは?

NAGA類似度(以下、NAGA度と呼称)とは麻雀AI「NAGA」の評価値です。NAGAは麻雀の牌譜を解析し、AIの判断・自身の打牌との差違を表示してくれます。

NAGAと打牌が一致していた場合は一致率の割合が上がり、NAGAの打牌候補にない打牌をした場合は悪手率が上がります。これらが総合されNAGA度を算出されます。つまりNAGA度が高ければ、AIに近い打牌が打てているということです。

MリーグはNAGAが主戦場とするネット麻雀とルールも環境も違うため、一概にNAGA度が高ければ良い選手というわけではありませんが、選手の実力を測る一つの要素にはなるでしょう。

気になったNAGAの指摘

主にNAGAのタイプ・ニシキの意見を参考に試合を振り返ります。ネット麻雀とMリーグの違いもありますし、NAGAの他タイプなどでは意見が異なる場合もありますので、あくまで一意見としてご覧ください。

東1局1本場:高宮まり

高宮プロはここから2s切りを選択。一方でNAGAは字牌の白・発切りを推奨しています。もちろん牌効率上は字牌を切るのが普通でしょう。ただ高宮プロのチーム状況としてはトップが絶対欲しいところ。ドラを固定しつつ、役牌の重なりを残して進めたいということだと思います。

…とはいうものの、さすがにソーズで2メンツになるパターンもありますし、序盤から固定してしまうのはさすがにやり過ぎに見えます。

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