Mリーグ2023-24 5月10日 NAGA解析/EX風林火山・二階堂亜樹プロ、チーム初となるファイナルでのトップ獲得!
2024年5月10日、Mリーグ2023-24・127日目です。本日はファイナル4日目。第1試合、東2局に園田プロが倍満をツモアガって一気に抜け出します。その後勝又プロが追い上げますが、結局園田プロが逃げ切ってトップを獲得しました。
第2試合、小林プロと亜樹プロがトップ争いをする展開。オーラスもこの2人のめくり合いとなりますが、亜樹プロが小林プロから一発でアガり牌を捉えて裏3の18000を打ち取ります。これで小林プロは持ち点を一気に減らし結局3着で終了。亜樹プロが大きなトップを獲得しました。
本日はパイレーツが3着・3着でポイントを減らし、一気にチームポイントの差が詰まってきました。来週の試合も見逃せませんね。まずは本日の試合をNAGAと振り返っていきましょう。
過去試合の記事についてはクリエイターページをご参照ください。
第1試合
出場者
東家:鈴木優(U-NEXTパイレーツ)
南家:園田賢(赤坂ドリブンズ)
西家:勝又健志(EX風林火山)
北家:渋川難波(KADOKAWAサクラナイツ)
NAGAデータ
鈴木優
園田賢
勝又健志
渋川難波
NAGA類似度とは?
NAGA類似度(以下、NAGA度と呼称)とは麻雀AI「NAGA」の評価値です。NAGAは麻雀の牌譜を解析し、AIの判断・自身の打牌との差違を表示してくれます。
NAGAと打牌が一致していた場合は一致率の割合が上がり、NAGAの打牌候補にない打牌をした場合は悪手率が上がります。これらが総合されNAGA度を算出されます。つまりNAGA度が高ければ、AIに近い打牌が打てているということです。
MリーグはNAGAが主戦場とするネット麻雀とルールも環境も違うため、一概にNAGA度が高ければ良い選手というわけではありませんが、選手の実力を測る一つの要素にはなるでしょう。
気になったNAGAの指摘
主にNAGAのタイプ・ニシキの意見を参考に試合を振り返ります。ネット麻雀とMリーグの違いもありますし、NAGAの他タイプなどでは意見が異なる場合もありますので、あくまで一意見としてご覧ください。
東2局1本場:勝又健志
対面の優プロがマンズのホンイツで仕掛けている場面。勝又プロは対面から出た東をポンしてメンツ手に向かいました。一方この場面、NAGAはカガシ以外東スルーを推奨。
基本的にはチートイツよりメンツ手に受ける方が優秀ですが、ポン材の南も5sも1枚切れで、打点的にもそう高くないので鳴かずにチートイツに向かった方がいい…というのがNAGAの主張でしょうか。
ただMリーグのファイナルのこの状況だと、首位チームの優プロに下手に大きい手をアガらせるわけにはいかないので、アガりを取ることを考えると鳴き寄りの判断になるかもしれません。
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