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Mリーグ2023-24 4月16日 NAGA解析/赤坂ドリブンズ・園田賢プロ、7万点超えの大トップ獲得!

2024年4月16日、Mリーグ2023-24・114日目です。本日はセミファイナル6日目。赤坂ドリブンズ・渋谷ABMEAS・KONAMI麻雀格闘倶楽部・KADOKAWAサクラナイツの4チームが対戦しました。

第1試合、内川プロが東場でアガってリードを築きます。南場に入ると高宮プロが親番で逆転しますが、内川プロも親でアガって再逆転。内川プロがトップを獲得しました。

第2試合、園田プロが東場で連続のアガりを決め、8万点超えのトップ目に。堀プロ・寿人プロが親番でハネ満ツモを決めるなど得点を稼ぎますが、園田プロをまくるには至らず。園田プロが7万点を超えたトップを獲得しました。

本日の2試合はいずれも長く、もつれたゲームとなりました。これらをNAGAで振り返っていきましょう。

過去試合の記事についてはクリエイターページをご参照ください。


第1試合

出場者

東家:高宮まり(KONAMI麻雀格闘倶楽部)
南家:松本吉弘(渋谷ABEMAS)
西家:内川幸太郎(KADOKAWAサクラナイツ)
北家:浅見真紀(赤坂ドリブンズ)

NAGAデータ

高宮まり

松本吉弘

内川幸太郎

浅見真紀

NAGA類似度とは?

NAGA類似度(以下、NAGA度と呼称)とは麻雀AI「NAGA」の評価値です。NAGAは麻雀の牌譜を解析し、AIの判断・自身の打牌との差違を表示してくれます。

NAGAと打牌が一致していた場合は一致率の割合が上がり、NAGAの打牌候補にない打牌をした場合は悪手率が上がります。これらが総合されNAGA度を算出されます。つまりNAGA度が高ければ、AIに近い打牌が打てているということです。

MリーグはNAGAが主戦場とするネット麻雀とルールも環境も違うため、一概にNAGA度が高ければ良い選手というわけではありませんが、選手の実力を測る一つの要素にはなるでしょう。

気になったNAGAの指摘

主にNAGAのタイプ・ニシキの意見を参考に試合を振り返ります。ネット麻雀とMリーグの違いもありますし、NAGAの他タイプなどでは意見が異なる場合もありますので、あくまで一意見としてご覧ください。

東1局:高宮まり

下家の松本プロが3副露、対面の内川プロがマンズの一色らしい捨て牌という状況。親番の高宮プロは仕掛けて5-8mのテンパイとしていましたが、ドラの東を引いてきました。

テンパイとはいえ打点が1500ですし、ドラの東が2人に危険。ここは迷いどころですが…高宮プロは1sを切っての迂回を選択。この場面はNAGAもカガシ以外は1sか4sを打っての迂回を推奨。東1局とはいえ、ドラの東を切るリスクを負うほどではないということでしょう。

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