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Mリーグ2023-24 5月6日 NAGA解析/ファイナル初日、U-NEXTパイレーツ・小林剛プロが6万点超えのトップを獲得しリード拡大!

2024年5月6日、Mリーグ2023-24・124日目です。本日はファイナル1日目。第1試合、岡田プロが東1局にハネ満をアガってリードすると、その後もポンポンとアガり続けます。展開にも恵まれ、全く危なげのないトップ獲得となりました。

第2試合、南3局までトップ目の小林プロが30600点持ちという僅差の展開。しかし南3局で小林プロがマンガンをアガると、オーラスの親番でアガりを積み重ねていき、最終的には6万点超えのトップを獲得!

本日はトップを取ったサクラナイツ・パイレーツがまずはポイントを伸ばしました。一方で3着→4着となったドリブンズは苦しい展開となりました。本日の試合もNAGAと振り返っていきましょう。

過去試合の記事についてはクリエイターページをご参照ください。


第1試合

出場者

東家:瑞原明奈(U-NEXTパイレーツ)
南家:浅見真紀(赤坂ドリブンズ)
西家:岡田紗佳(KADOKAWAサクラナイツ)
北家:松ヶ瀬隆弥(EX風林火山)

NAGAデータ

瑞原明奈

浅見真紀

岡田紗佳

松ヶ瀬隆弥

NAGA類似度とは?

NAGA類似度(以下、NAGA度と呼称)とは麻雀AI「NAGA」の評価値です。NAGAは麻雀の牌譜を解析し、AIの判断・自身の打牌との差違を表示してくれます。

NAGAと打牌が一致していた場合は一致率の割合が上がり、NAGAの打牌候補にない打牌をした場合は悪手率が上がります。これらが総合されNAGA度を算出されます。つまりNAGA度が高ければ、AIに近い打牌が打てているということです。

MリーグはNAGAが主戦場とするネット麻雀とルールも環境も違うため、一概にNAGA度が高ければ良い選手というわけではありませんが、選手の実力を測る一つの要素にはなるでしょう。

気になったNAGAの指摘

主にNAGAのタイプ・ニシキの意見を参考に試合を振り返ります。ネット麻雀とMリーグの違いもありますし、NAGAの他タイプなどでは意見が異なる場合もありますので、あくまで一意見としてご覧ください。

東3局:岡田紗佳

親番で白をポンしている岡田プロ。赤5mを引いたところで8p切りとしました。この場面、NAGAはカガシ以外9m切りを推奨。もちろん手牌の形だけみれば9m切りになるでしょう。しかし9mを切った場合は6-9p引きでドラの7pを使い切れない可能性が出てきます。

ファイナルを迎えて、1試合ごとの価値が大きくなっています。ポイントが負けている状態から始まっているサクラナイツとしては、勝てるところで大きくポイントを伸ばしておきたいところ。岡田プロのマンガンを狙いに行く強い意志が見えましたね。

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