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天水棚田の子ども田んぼ倶楽部~田植の巻~を終えて

田んぼの季節がやってきました。
春の早い南房総では、4月に入ると田植えの準備に向けたプロの農家さんたちが忙しく動き出し、そのいそいそとした村の人々の雰囲気を肌で感じると、その時が来たな(田んぼの季節)といつも思うものです。
暦の何月何日ということ以外にこうして肌で感じる季節感があるのもまた、田舎暮らしの良さなのではないでしょうか。

天水棚田の復田活動も早いもので今年で4年目を迎えています。
休耕田となった田んぼを起こし、「昔の美しい棚田を復活させよう!」とはじめたこのプロジェクトは、2016年に当社イコムの取り組みとして代表の早川自体が旗振りをして始めたプロジェクトです。
おかげ様で多くの方々からご支援頂いた後も、引き続きこの活動を継続することができています。

今年も大人12名、子供16名、計28名の皆さんに参加頂き、天候にも恵まれた土曜日に元気な子供たちといっしょに田植え作業を行いました。
近県からの参加者も毎度多いイベントですが、今年は地元鴨川からも多くの方に参加を頂いたのは4年目にして嬉しい成果です。
鴨川の住民は皆田んぼ経験があるものというある意味勝手な幻想というか、思い込みがありましたが、田植えの経験はあっても「棚田に来たのははじめてなんです」という方なんかもおり、びっくりさせられました。
鴨川界隈ではよく街の人、海の人、山の人などという、3つのカテゴリーに分けられ表現されることがありますが、棚田ははじめてと答えてくれたその方は文字通り海の人でした。
こんな身近な中でも海と山の交流がなかなか捗らずに、貴重な体験を共有できていないのは勿体ないですね。

さて、そんな棚田の復田活動も今年の田植えの巻だったワケですが、実のところ今年はそれで収まらない新しいトライを実現する予定で動いています。
これまで行ってきた田んぼの様々なイベントがきっけとなり、大人から子供まで幅広くイベントを準備中です。
今月24日に行います、スペシャルイベント「尾形妃樺怜の田んぼ作りとお料理研究会」がスタートします。
なぜ、玄米採食なのか?を根本から語りかける尾形先生のお話に加え、実際に田んぼを使ってお米作りをやってしまおうという本格的な食のイベントです。
一方で7月には「ご当地バレー大会」が登場します。
若い男女が集まり、地域振興の活動の一つとしてはじまった泥んこバレーがバージョンアップをし、全国に広がり「ご当地バレー」として拡大しています。
天然村で行われる大会はその千葉大会として実施されますが、既に何組かの泥んこ好きたちが参加のオファーを届けてくれております。
と、などなど目白押しに続くイベントが盛り沢山!
おそらく日本広しと言えども、田んぼというだけでこれだけの切り口でイベントを開催しているのは、われわれ天然村だけでしょう。
今後は農業テーマパーク化構想をおっ立てて、ここから鋭く活動をPRして参りますが、今回はこれには触れず詳しはまた次回に....。

というワケで今回はブログというよりPRに近い内容となってしまいましたが、かわいいKID'sたちの田植え体験の写真はインスタ by Tennenmuraの方で紹介しておりますのでこちらもご確認ください。
秋の稲刈りでも何か他のこと考えてやってみようかと思っております。
乞うご期待!

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